3月11日(水)~3月14日(土)
私のスキー旅行は先月の10日間で全て終わった。
・・・・と思っていたのに、友人や夫の誘惑をどうしても断れず、
結局、また志賀高原に出かけることになった。
今シーズン38日間のスキーを予定に入れているという正之さん、
そして、ほとんど彼と御一緒に出かけているイトさん。
昨年末、15年ぶりにスキーを再開したというオガちゃん。
今回は5人のパーティ。
早朝が弱い私達夫婦は、11日から出かけることになった。
いつもの諏訪湖で途中休憩。
長野の方では雪が降っているとの予報。
空の色がくすんでいると湖水の色も冴えない。
信州中野のインターチェンジのすぐ近く、
お蕎麦屋「善八」さんに立ち寄った。
「あら、今年は2回目ですね、珍しい・・・。」
いろいろなメニューがあり、蕎麦好きにはかなり人気があるらしい。
この日も私達がいる間に10人ほどのお客様が入れ替わった。
私はランチメニューの中から「天丼とぶっかけ蕎麦」。
それほど蕎麦に興味のない私でも、とてもおいしく感じた。
「じゃ、また来年。」と別れの挨拶をすると、
「生きていたら続けていますから、また寄って下さいね。」と言われた。
つい先程まで降っていたのか、木々の梢の先まで雪が付き、
ぼんやりとした光の中に幻想的な道が続き、
何度も通った道なのに、初めて見た景色だった。
今日の泊まりは「ホテル・ジャパン・志賀」。
イトさんがネットで予約して下さったホテルだった。
一の瀬ゲレンデから1分で、最高の立地条件。
昔はかなり高級な一流ホテルだったに違いないが・・・・
3時近くなって一滑りしたが、雪も重く、夕方でもあり
寒さと雪面の見にくさで、早々にホテルに戻った。
翌12日、3人の仲間とダイヤモンドゲレンデでお昼過ぎに待ち合わせ。
あちこちのゲレンデを滑り、焼額山辺りを中心に練習会。
イトさん、正之さんのお陰で少しずつ怖さがなくなって、
スムーズに滑れるようになってきた。
今日は3月とは思えないほどの最上級の雪質で、
実力以上の滑りが出来たような・・・錯覚。
15年ぶりと言うオガちゃんのスキーも、
度胸の良さは天下一品、軽やかで滑らかだった。
夕方からは寝室の続き部屋で宴会・・・・?
「安い宿代だから、大したお料理は出ないだろうから・・・」と
正之さんがたくさんの手作り惣菜を持ってきて下さった。
スキーの腕前もお料理の腕前も1級。
長い人生の中の思い出やテニス談義など、話題は尽きず、
すばらしい仲間と雪質で、今年度最後の3泊スキー旅行も
毎日がとても楽しかった。
今回、出かける前に「忙しい、贅沢過ぎる。」と渋る私に夫が言った。
「いつも明日が、来年があるとは限らない。
今、出来る時に出来ることを楽しまなくちゃ、後で後悔をするよ。
今まで懸命に働いてきたんだから、動ける内だよ。」
旅行も、グルメも、パソコンも。
動けなくなったら
いくら持ってても使えないんだから。
もっともっとお勉強をしなければ、と思ってはいるのですが、いつも時間に追われて・・・・という言い訳ばかりしています。
頭が動く内に、いつか・・・