我が家には住み込みの庭師兼大工さん(?)がいるが、
ここ1ヶ月ほどとても忙しそうだった。

お陰で毎日のようにすばらしい花々を楽しませてもらったが、
パソコンに向かう時間が少なくて、ブログに上げることが出来なかった。
撮り溜めた中の貴重な数枚を・・・・。

5月9日
数年前に1鉢買ってきたベルフラワーが
何と小さな庭の縁石代わりになるほど増えた。
40~50cm幅で、2ヶ所合わせて8m位。
庭師の愛情の賜物。



30年以上前に、
我が庭師の先輩社員からいただいたキエビネ。
ほんの一株だった物が、今は10株ほどに増えている。
毎年咲く頃に彼の御家族を思い出すが、
遠方に転居され、なかなかお目にかかる機会はない。


5月26日
亡くなった夫の父親が、山から10cmほど採って来て
鉢に植えたものだが、父が亡くなって62年になる。
小さな時は部屋に入れて、その香りを楽しんだものだが、
今は動かすことが出来ないほど大きくなった。

キョウチクトウ科 テイカカズラ属
名は、藤原定家の墓所に生えていたということに由来しているらしい。
常緑のツル植物で、林床に生育している時、花は小さく、
樹木に登り、お日様を十分に受けると花も大きくなる。
気根と呼ばれる短い根を出して、樹皮に付着して木に登るという。
本来なら、細い茎であちこちに絡み付いて伸びていくのだが、
我が家の庭師は、切り詰めて上を止め、
数年毎に鉢を替えているので、いつの間にか、2~3ミリの茎が、
直径4~5cmぐらいの木になってしまった。
これも夫の愛情の賜物。

猫の額には、まだまだたくさんの花たちが所狭しと咲いている。
また いずれ・・・

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