前日からの雨も上がって、2日間の天気予報は「晴れ」。
空気が澄んでいるのか、荘川から高山に入る道中から乗鞍がくっきり見えます。
平湯からは、笠ヶ岳と桜の花。
福地温泉の「長座」で一泊して、翌日は10時にチェックアウト。
日本秘湯を守る会ご招待「長座」宿泊&「山里のいおり 草円」で
温泉三昧。残雪の乗鞍へGO。(5/25)
乗鞍スカイラインに上るには、平湯バス停かアカンダナ駐車場、
または、ほうの木平から、シャトルバスに乗るしかないので、
始発の平湯バス停で尋ねると、9時代はほうの木平で満員になったとのこと。
10時代はまだ少ししか切符が売れてないとのこと。
今回は、車でほうの木平まで下って、そこから乗ることにしました。
平湯には、「ひらゆの森」という立ち寄り温泉があり、
時間に余裕があるときにはお勧めです。
ほうの木平につくと、すでに30人ほどがバスを待っています。
考えることは同じだったようです。
1時間に一度なので、乗れるかどうか微妙・・・
と思っていたら、満員なら増発するとのことで一安心。
なんとか4人ともバスに乗れて、いざ、乗鞍スカイラインへ。
カラマツの新緑が美しく、上るにつれて、
新緑の芽吹きに、景色が変わっていきます。
スカイラインのゲートをくぐって10分も走ると、
落葉樹はまだ冬模様、残雪がちらほら見えてきます。、
標高が高くなるにつれて、雪が深くなり、
右に左に、北アルプスが見え始めます。
(左/笠ヶ岳) (右/左から、奥穂高から前穂)
一番後ろに座ったのと、バスが揺れるので、
なかなかシャッターチャンスがありません。
そうこうするうちに、
ともちゃんが通ってみたいといっていた雪の壁のなかに突入。
道路の除雪はすんでいるので、結構なスピードです。
45分ほどで、畳平駐車場に到着。
駐車場はきれい除雪されていますが、周りは一面雪の原。
夏場なら、お花畑のほうに行くのですが、
今回は北アルプスを写したいので、山荘前から魔王岳に上ることにしました。
整備された登山道(階段)ですが、雪が残っててびしょびしょ。
わたしは、この春買ったコロンビアの軽登山靴をはいてるので平気。
けっこう急な登りで、病み上がりの友人たちは途中までで、
わたしたちは15分ほどで稜線に出ました。
頂上まではもう少しですが、冷たい風が強いので、
ここで引き返すことに。
少し先の稜線からは、穂高や槍の遠望がよく見えます。
こちら側は、遠くが少しかすんでいます。
(左から、一番奥の黒い「槍」、大キレット、手前の西穂高、奥穂高へ)
標高2761米、魔王園地です。
足元には、山荘と駐車場、向かい側に
乗鞍、摩利支天岳、剣が峰(3026米)を望むことが出来ます。
湖は凍り、上ってきたスカイラインも眼下に見えます。
デジカメの電池が切れそうだったので、画質を落としたのですが、
めったにないという好天に恵まれて、
青空に剣が峰がくっきりと浮かびます。
剣が峰
15年ほど前に、畳平から剣が峰を目指したのですが、
アキレス腱を切ったばかりだったので、わたしは途中の山小屋まで。
ともちゃんと子どもたちとが頂上まで行ってきました。
雪が消えたらまた来て、今度はぜひ剣が峰まで登ってみたいです。
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