みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

県議選ガソリン代等の水増し請求返還を求めて住民監査請求をしました。-1

2008-05-30 20:59:58 | 市民運動/市民自治/政治
昨年4月の県議選の燃料費について住民監査請求をしました。

昨年5月31日の関連の支出の住民監査請求の期限日は
「5月30日」なので今日がタイムリミット。

午後2時から県庁で記者会見、その後、監査委員事務局に
住民監査請求書を提出しました。
今回は、2007年だけでなく2003年分も含めて、
燃料代だけでなく、選挙カー借上料、運転手日当も対象にしました。

別件でともちゃんが情報公開請求をしている間に、
県庁内の本屋で本を買って、お米を配達して帰ったら、
NHKで、さっそくニュースが流れていました。

   

  

  

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住民監査請求のことは、5月23日の中日新聞も記事が出ていました。

 ●県議選燃料費 返還を 「候補者の一部 水増しの疑い」 
 近く住民監査請求 市民グループ

2008年5月23日 中日新聞

 昨年四日の統一地方遠の県議選で、選挙公営の選挙カーのガソリン代などの燃料費について「候補者の一部が水増し請求をした可能性がある」として、燃料費の一部返還を求めて、市民グループが近く、県に住民監査請求をする。(稲熊美樹)
 準備を進めているのは「くらし・しぜん・いのち県民ネットワーク」(代表・寺町知正山県市議)。最初に公営費が支払われたのが昨年五月で、監査請求の期限が迫っている。
 県選挙管理委員会によると、燃料費の上限額は公選法に則り、条例で制定。一律1日あたり七千三百五十円。選挙期間を通じて候補者一人あたり六万六千百五十円まで請求できる。
 候補者のうち、十二人が六万円以上の支払いを受けた。支払い後、このうち六人が金額の訂正を申し出て、県に返還。返還はほかにも三件あり、返還額は最高約四万円で、総額二十一万六千二百十六円に上る。
 寺町代表は「自分の経験では、満額近くまでかかるのはおかしい」と主張している。
 同じ県議選で選挙公営を利用したポスター製作費について、上限額の半額を超える分計約二千九百万円の返還を求めた住民訴訟も岐阜地裁で係争中。「ポスター製作費も燃料費も根源は同じ問題。監査請求が棄却された場合には、裁判所で併せて審理し、しっかり考えてもらいたい」としている。
 ポスター製作費については、県からの支払い後、四件の訂正があり、計百四十三万二千三百三十二円が返還された。 


請求人のひとり、県民ネットの後藤さんは、
28日に美濃市でもポスター代の監査請求をしました。

美濃市議選の水増し請求:住民監査を請求 市民団体、報酬一部返還求め /岐阜 
毎日新聞 2008年5月29日

 昨年4月の美濃市議選(定数15)で、ポスター代の水増し請求などが発覚した問題で、美濃市民オンブズマン(後藤兆平代表)は28日、ポスター代と選挙カーの運転手の報酬の一部返還を求めて住民監査請求した。
 監査請求によると、同じく水増し請求が発覚した山県市の製作費を参考に、ポスター代の実勢価格を1枚当たりの限度額2781円の50%に算定した。ところが平均価格は2317円と、限度額の83%の請求額だったという。最も低い議員でも2100円と、限度額の75%だった。また、運転手の報酬についても、現職議員の半数以上が8万7500円の限度額いっぱいを請求。メンバーらは「適正に請求がなされているとは言えず、事実関係を明らかにして返還すべきだ」としている。
 同オンブズマンは今年1月、市議会に対し選挙費用を公費負担する公営制度の廃止を申し入れていたが、議会は制度の存続を回答。メンバーらは「公営制度が諸悪の根源。製作費を市民に全額返還するような市議が出てほしい」と話している。【鈴木敬子】
(毎日新聞 2008年5月29日)


選挙ポスター代などは、愛知県日進市でも、
16日に友人が「住民監査請求」をしました。
以下は、関連の新聞記事です。

●「日進・選挙ポスター代など 160万円返還監査請求」
中日新聞 2008年5月17日(土)

 昨年4、7月に行われた日進市議会選と市長選でのポスター代と選挙カーのレンタル代の公費負担で不当な請求があったとして、同市の市民団体が16日、約160万円を市に返還するよう求める住民監査請求書を市監査委員に提出した。
 市民団体は、前同市議らでつくる「明るい選挙を願う市民の会」。ポスター代は候補者19人、車のレンタル代は6人に不当な請求があったと主張している。
 ポスター代の公費負担の上限額は36万9336円。だが、市場価格などからその3分の2が妥当だとし、同額を超えた分や、公費負担の対象外なのに請求していた室内用ポスター代なども返還を求めた。

 車のレンタル代については、普通車より安い軽自動車を借りながら、上限額かそれに近い額を請求した候補者に市場価格との差額を返すように訴えている。
 同市議選(定数24)には、28人が、市長選には3人がそれぞれ立候補した。
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●「選挙ポスター代 返還求め監査請求」 日進
 朝日新聞 2008年5月17日(土)

 昨年の日進市長選と市議選で各候補者が請求したポスター代や選挙用自動車のレンタル代が実勢価格を上回るとして、16日、「明るい選挙を願う市民の会」(釜賀美鈴代表)が、返還を求める住民監査請求を市監査委員に提出した。ポスター代などは公費負担の限度内だったが、同会は業者から見積もりを取るなどし、公費負担額36万9000円のポスター代は実勢価格は約24万円7000円だとして、それを超える額など163万4000円の返還を求めた。


おまけは、県庁1階のコーナーの本屋さん。

  

レイアウトを変えたそうで、「へぇ県庁内ではこんな本がうれてるんだ」と
分野別の『今週のベスト8』売れ筋ランキングが興味深かったです。

 

ついつられて買ってしまいましたよ~(笑)。


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コメント
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