11月から岐阜で、上野千鶴子さんの最新刊『女ぎらい-ニッポンのミソジニー』の
読書会をはじめることにしました。
上野千鶴子さんの本ばかり読みつづけてはや10年。
『上野千鶴子が文学を社会学する』、『差異の政治学』、
『老いる準備 介護することされること』、『当事者主権』、
『生き延びるための思想』、『おひとりさまの老後』と読んできて、
7冊目です。
話題の『女ぎらい-ニッポンのミソジニー』(紀伊國屋書店)は
「上野千鶴子さんが「原点回帰」と位置づける本」。
WANにも、著者・編集者からの紹介がアップされました。
内容はもちろん、白と黒と赤の3色をつかった本の装丁もすてき!、
と思っていたら、それもそのはず、鈴木成一さんの装丁でした。
読書会は、「む・しネット」のプロジェクト企画で、第一回は、
○11月18日(木)午後1時から
○「ハートフルスクエアG」(岐阜市女性センター)
担当はさちこ&みどり(S・M)です。
第一回は「読書会の名称」、本の読みすすめ方などの相談をします。
『女ぎらい-ニッポンのミソジニー』の読書会に参加を希望される方は、
みどりまでお問合せください(追伸:女性限定です)。
(「メッセージを送る」からDM、またはTEL0581-22-4989へ)
応援クリック してね
本文中の写真をクリックすると拡大します。
『女ぎらい-ニッポンのミソジニー』についての紹介です。
女ぎらい――ニッポンのミソジニー
(上野千鶴子 (著) /紀伊國屋書店/2010/10/6)
11月2日には、紀伊國屋書店(新宿南店)で、
「第75回 紀伊國屋サザンセミナー 上野千鶴子×森 達也×加藤陽子
「戦争の論理」が駆動するとき—かつてとこれからの「命の問い」をめぐって—」
も開催されます。
わたしも予約したのですが、あと少しで満席になるそうなので、
「ご予約はお早めにどうぞ」 。
第75回 紀伊國屋サザンセミナー 朝日出版社+紀伊國屋書店「じんぶんや」PRESENTS
上野千鶴子×森 達也×加藤陽子 「戦争の論理」が駆動する時
―かつてとこれからの「命の問い」をめぐって―(朝日出版社web)
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読書会をはじめることにしました。
上野千鶴子さんの本ばかり読みつづけてはや10年。
『上野千鶴子が文学を社会学する』、『差異の政治学』、
『老いる準備 介護することされること』、『当事者主権』、
『生き延びるための思想』、『おひとりさまの老後』と読んできて、
7冊目です。
話題の『女ぎらい-ニッポンのミソジニー』(紀伊國屋書店)は
「上野千鶴子さんが「原点回帰」と位置づける本」。
WANにも、著者・編集者からの紹介がアップされました。
『女ぎらいーーニッポンのミソジニー』上野千鶴子 (WAN 著者・編集者からの紹介) ミソジニー。男にとっては「女性嫌悪」、女にとっては「自己嫌悪」。 上野千鶴子さんの著書などに登場する「ミソジニー」という聞きなれない言葉が、ずっと気になっていました。現代の女性が「生きづらい」と感じる根底のところに自分の中の女性嫌悪(自己嫌悪)があるのではないかと思い、執筆を依頼したのは4年前です。 『おひとりさまの老後』をはじめ、近年は介護・ケアの分野の活躍のめだつ上野千鶴子さんが「原点回帰」と位置づける本書は、日本社会に遍在する「女性嫌悪(ミソジニー)」を、「皇室」から「婚活」「負け犬」「DV」「モテ」「少年愛」「自傷」「援交」「東電OL」「秋葉原事件」まで、さまざまな社会的事象や文学作品から鮮やかに読み解いた1冊です。(編集担当・有馬由起子) |
内容はもちろん、白と黒と赤の3色をつかった本の装丁もすてき!、
と思っていたら、それもそのはず、鈴木成一さんの装丁でした。
読書会は、「む・しネット」のプロジェクト企画で、第一回は、
○11月18日(木)午後1時から
○「ハートフルスクエアG」(岐阜市女性センター)
担当はさちこ&みどり(S・M)です。
第一回は「読書会の名称」、本の読みすすめ方などの相談をします。
『女ぎらい-ニッポンのミソジニー』の読書会に参加を希望される方は、
みどりまでお問合せください(追伸:女性限定です)。
(「メッセージを送る」からDM、またはTEL0581-22-4989へ)
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『女ぎらい-ニッポンのミソジニー』についての紹介です。
女ぎらい――ニッポンのミソジニー
(上野千鶴子 (著) /紀伊國屋書店/2010/10/6)
『女ぎらい―ニッポンのミソジニー』 上野 千鶴子【著】紀伊國屋書店 (2010/10/16 出版) 「あとがき」より 社会学者という職業を、ときどき因業だと思うことがある。自分にとって気持ちのよいもの、美しいもの、心温まるものではなく、むしろ不快なもの、むかつくもの、許しがたいものを対象に選び、なぜそうなるのか、その謎を理解しようとしてしまう執念に取り憑かれるからだ。 書き手にとってと同様、本書は多くの読者にとって、女にとっても男にとっても――とりわけ男にとって――不愉快な読書経験をもたらすだろう。なぜならそれは多くの男女が目をそむけていたいことがらのひとつだからだ。 --本文より 目次 1.「女好きの男」のミソジニー ミソジニーとは何か/吉行淳之介と永井荷風/女から逃走する男たち 2.ホモソーシャル・ホモフォビア・ミソジニー 男の値打ちは何で決まるか/男の連帯の成立条件/男は性について語ってきたか 3. 性の二重基準と女の分断支配――「聖女」と「娼婦」という他者化 ジェンダー・人種・階級/「聖女」と「娼婦」の分断支配/性の二重基準のディレンマ 4.「非モテ」のミソジニー 「性的弱者」論の罠/性の自由市場/秋葉原事件と「非モテ」/格差婚の末路/「男性保護法」の反動性/「男になる」ための条件 5.児童性虐待者のミソジニー 「欲望問題」/公的セックス・私的セックス/児童性虐待者たち/ミソジニーとホモフォビア 6.皇室のミソジニー 男児誕生/皇室はいつからミソジニーになったか/記紀の神話論理学/皇族と人権 7.春画のミソジニー 暴力・権力・金力/快楽による支配/ファロセントリズム/春画研究ことはじめ/男根フェティシズム/男無用の快楽? 8.近代のミソジニー 「母」の文化理想/「ふがいない息子」と「不機嫌な娘」/「自責する娘」の登場/近代が生んだ女のミソジニー/自己嫌悪としてのミソジニー 9.母と娘のミソジニー 反面教師としての母/母の代償/母は娘の幸せを喜ぶか/母の嫉妬/母と娘の和解 10.「父の娘」のミソジニー 家父長制の代理人としての母/「父の娘」/「誘惑者」としての娘/日本の「父の娘」/「父」への復讐/「父の娘」でも「母の娘」でもなく 11.女子校文化とミソジニー 男の死角/女子校の値打ち再発見/女子校文化のダブルスタンダード/「姥皮」という生存戦略/ネタとベタ 12.東電OLのミソジニー メディアの「発情」/東電OLの心の闇/男たちの解釈/二つの価値に引き裂かれる女たち/娼婦になりたい女/女が男につけた値段/「性的承認」という「動機の語彙」/売買春というビジネス/女の存在価値/女の分裂・男の背理 13.女のミソジニー/ミソジニーの女 ふたつの「例外」戦略/林真理子の立ち位置/女と女のライバル関係/コスプレする「女」/女と女の友情 14.権力のエロス化 夫婦関係のエロス化/プライヴァシーの成立/性的満足の義務?/サディコ・マゾヒズムの誕生/セクシュアリティの脱自然化/身体化された生活習慣 15. ミソジニーは超えられるか ミソジニーの理論装置/欲望の三角形/ホモソーシャル・ホモフォビア・ミソジニー/セクシュアリティの近代/ミソジニーを超えて/男の自己嫌悪 |
11月2日には、紀伊國屋書店(新宿南店)で、
「第75回 紀伊國屋サザンセミナー 上野千鶴子×森 達也×加藤陽子
「戦争の論理」が駆動するとき—かつてとこれからの「命の問い」をめぐって—」
も開催されます。
わたしも予約したのですが、あと少しで満席になるそうなので、
「ご予約はお早めにどうぞ」 。
第75回 紀伊國屋サザンセミナー 上野千鶴子×森 達也×加藤陽子 2010年10月25日 株式会社紀伊國屋書店 第75回 紀伊國屋サザンセミナー 朝日出版社+紀伊國屋書店「じんぶんや」PRESENTS 上野千鶴子×森 達也×加藤陽子 「戦争の論理」が駆動するとき —かつてとこれからの「命の問い」をめぐって— 朝日出版社+紀伊國屋書店「じんぶんや」PRESENTS 上野千鶴子×森 達也×加藤陽子 「戦争の論理」駆動するとき —かつてとこれからの「命の問い」をめぐって— を開催いたします。 経済のグローバル化は、ある意味、残酷な公平さで、かつての先進国を襲っている。収奪の矛先は、外部の途上国に対してではなく、先進国そのものの内部に向けられざるをえない。日本でも進行する格差拡大と貧困はその現れであろう。そのような状況に対する我々の困惑が、家族の無法地帯化、刑罰の厳罰化、排外主義を助長しているようにも思われる。これらの問題は、実のところ、すべて「命」につながっている。 本当は目を背けたいけれど、目を逸らさずに見つめつづけなければいけないこと。問題として根深く、即効性のある処方箋などどこにもないけれど、投げ出さずに取り組み、発信しつづけなければいけないこと。 そのような「根源的な命の問い」と向き合い、言葉をつむぎつづけているジャンル違いの三者——社会学者の上野千鶴子さん、映像作家の森達也さん、歴史学者の加藤陽子さんが語り尽くす、いま、一番大切な「命」と世界の話。 「戦争反対」と誰が何遍言っても、戦争は形を変えて起こりつづけ、現に世界各地で人が殺し殺されている。普通のよき人々が戦争を心から支持するとき、そこでは何が起きているのか。かつての戦争から、現在起きている戦争、そして隣国の北朝鮮問題まで。 三者が問題に接近する際のキーワード、「生き延びるための思想」、「加害の論理」、「戦争の論理」を通じて、これからを生きていく世代に向けて、私たちは何ができるのか、それを考える。 ■出演者プロフィール ●上野千鶴子 (うえの ちづこ) 1948年富山県生まれ。社会学者。東京大学大学院人文社会系研究科教授。主な著書に『ナショナリズムとジェンダー』(青土社)、『生き延びるための思想』(岩波書店)、『おひとりさまの老後』『男おひとりさま道』(共に法研)、『ひとりの午後に』(日本放送出版協会)、『女ぎらい』(紀伊國屋書店)などがある。 ●森 達也 (もり たつや) 1956年広島県生まれ。映画監督。作家。1998年にドキュメンタリー映画『A』、2001年に『A2』を発表。主な著書に『職業欄はエスパー』(角川文庫)、『いのちの食べかた』(理論社)、『悪役レスラーは笑う』(岩波新書)、『死刑』(朝日出版社)、『誰が誰に何を言ってるの?』(大和書房)、『極私的メディア論』(10月中旬刊行、創出版)などがある。 ●加藤陽子 (かとう ようこ) 1960年、埼玉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。主な著書に『徴兵制と近代日本』(吉川弘文館)、『戦争の日本近現代史』(講談社現代新書)、『戦争の論理』(勁草書房)、『満州事変から日中戦争へ』(岩波新書)、『それでも日本人は戦争を選んだ』(朝日出版社)などがある。 日 時 | 2010年11月2日(火) 19:00開演(18:30開場) 出 演 | 上野千鶴子 森達也 加藤陽子 会 場 | 紀伊國屋サザンシアター (紀伊國屋書店 新宿南店7階) 料 金 | 1,000円 (税込・全席指定) 前売取扱|キノチケットカウンター (新宿本店5階/受付時間 10:00〜18:30) 紀伊國屋サザンシアター (新宿南店7階/受付時間 10:00〜18:30) 電話予約・お問合せ|紀伊國屋サザンシアター (TEL 03-5361-3321 /10:00〜18:30) 共 催|朝日出版社 紀伊國屋書店 協 力|岩波書店・インパクト出版会・集英社・青土社・大和書房・ 創出版・日本放送出版協会・法研 ☆終演後 サイン会開催 当日、会場にて書籍をご購入の先着150名様に整理券を配布します。 -------------------------------------------------------------------------------- |
第75回 紀伊國屋サザンセミナー 朝日出版社+紀伊國屋書店「じんぶんや」PRESENTS
上野千鶴子×森 達也×加藤陽子 「戦争の論理」が駆動する時
―かつてとこれからの「命の問い」をめぐって―(朝日出版社web)
最後まで読んでくださってありがとう
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