みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

百日紅と槿(むくげ)が咲きました。羽黒トンボも見つけた。

2007-07-15 15:21:38 | 花/美しいもの
百日紅(サルスベリ)が咲きました。
あざやかなピンクが、夏空によく似合います。


  

道の下の畑には、槿(ムクゲ)の花も咲きはじめました。


ピンクの一重は、たくさん花をつけています。
つぼみはうす紫。
一日花の槿は、はかない花の代名詞のようですが、
毎日、つぎつぎに花を咲かせるムクゲが好きです。
  



  

白花は、半八重のようです。


  
おとなりのもう一種類の濃紫の花は八重のはずですが、
まだ咲いていません。

家に戻ろうとしたら、もくれんの木の下で、
ひらひらと飛ぶ羽黒トンボを二匹見つけました。

シャッターチャンスを狙っていたら、ちょっと離れたところで一休み。
  
羽を開いたり閉じたりしてるのを、望遠で撮りました。


子どものころ住んでいた社宅に大きな池があったので、
シオカラトンボやギンヤンマ、アキアカネなど
さまざまな種類のトンボがスイスイ飛んでいました。
庭には、色とりどりのイトトンボもたくさんいたんですよ。
羽黒トンボはちょっと湿ったところにたくさんいて、
家のかげでは毎年、ひらひらと優雅に飛ぶ羽黒トンボで、
空が真っ黒になるほどでした。

なつかしい羽黒トンボにあえて、ちょっぴり感激です。


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大好きなオリエントハイブリッドリリー開花/雨の中、谷汲ゆり園に行きました。

2007-07-14 20:51:31 | 花/美しいもの
大型で非常に強い台風4号が近づいていて、
朝から雨が降り続いている。
東海地方には明朝にもっとも接近するとのことで、
明日午前中に予定していた『生き延びるための思想』読書会は延期に。

すでに台風が近くに来ている九州・四国のみなさまには、
被害のでないように、と祈っています。

  
昨日咲きはじめた、レッド・カサブランカは完全に開いた。
花は、一足先に咲いたカサブランカと同じくらいの大きさ。
むせかえるような百合の芳香が部屋中にただよっていて、
じめじめとなりがちな気分を、あかるくさわやかにしてくれる。

FAXのスキャナは、相変わらず連続で2枚ずつしかとれなくて、
2枚とるごとに電源をきって、立ち上げなおしている。
いったいどうなっているんだろう、メンドクサーイ。

とりあえず、昨日紹介した岐阜新聞の、
《あすを求めて~殴られる彼女たち》のつづきを紹介しますね。
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(5)2007.7.12   (番外編)2007.7.13

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野菜が採れなくなるといけないので、雨の中、ヤッケを着て、
ともちゃんと軽トラックで数日分を収穫してきた。

オリエントハイブリッドリリーのコンカドールと、
鉢植えのトライアンファイターは、風雨の当たらない軒の下に。
  
トライアンファイターはふたつ目の球根の花。
  

庭に地植えしてあるコンカドールも咲きました。
  
背丈ほどの大きさで、つぼみも大きく、
他のカサブランカとちょっと違うなと思っていたら、
開いた花は黄色くて、コンカドールだった。


長良園芸で「珍しいイエローカサブランカ」と書いてあった球根。
  



水をしたたらせるコンカドールは、ぞくっとするほどセクシー。
雨に咲く百合もいいもんだ。

今週2度目におとずれた「谷汲ゆり園」も雨だった。


前には咲いてなかった、オリエントハイブリッドリリーが
木立のなかに咲き始めていた。
    

お目当てはカサブランカなのだけど、
いちばん遅咲きのカサブランカはまだつぼみ。

カサブランカによく似たコンスタンタが咲いていた。。
花はひと回り小ぶりで、上向きに咲く。
「カサブランカ」は「白い家」という意味のスペイン語で、
うつ向きから横向きにたわわに咲くさまが、
白い家が軒を連ねるようすに似ているので名づけられたとか。
  
白いオリエンタルリリーは、素人には見分けがつきにくい。
高価な「カサブランカ」という名をかたって、
類似の品種を売っていることもあるのでご注意を(笑)。
最近では、レッドカサブランカやイエローカサブランカもあるけれど、
正式には、別の名称の花である。

カサブランカは、ゆり園の中ではまだ咲いてないけれど、
生産者の畑には開花がすすんでいる花があるということで、
前に来たときに、週明けには持ってくる、と確認しておいた。

 先週の「谷汲ゆり園」のゆりたち
先週きたときは、透かし百合系はもう終わっていて、
オリエントリリーはまだ、という中途半端な時期。
陽が当たらない林の中の百合は、花や葉に斑点が出て
チョットかわいそうな状態だった。
連作障害で病気(ウイルス)がでているのだろう。

ひときわ目を引くイエローウインの群生。


  

   

  



山の散策道に咲くいろとりどりの百合は、けっこう見ごたえがあった。


  

  

   




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女性3題/踏まれたスカート(朝日新聞)&殴られる彼女たち(岐阜新聞)&『女性の品格』(坂東眞理子)

2007-07-13 18:16:50 | ジェンダー/上野千鶴子
昨年秋に買った多機能FAX「見楽る」の調子が、
ずっと悪くて、なんども修理しに来てくれてたのだけど治らなくて、
とうとうメーカーが、グレードアップした新品と取り替えてくれた。
スキャナつきの新型なんだけど、性能がもひとつ安定しないのかも知れない。


ということで、スキャナ機能の使い試し。

先週から、女性関連で岐阜新聞と朝日新聞が、
読み応えのある記事を連載していた。

朝日新聞は、生活面に上・中・下3回に分けての
「踏まれたスカート~安倍政権と女性」の大きな記事。
ちょうど参議院議員選挙も始まったことだし、
安倍政権の女性政策を検証するのに、タイムリーな企画だ。
残念ながら、ウェブにはアップされてないので、
スキャナで取り込んだ紙面とリード文と記事を一部抜粋して紹介。

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《踏まれたスカート~安倍政権と女性》
(写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大)

子育て支援に暗雲 (上・朝日新聞 2007.7.10) 
社会の変化に応じて、女性が子どもを育てやすく、働きやすいように積み重ねられてきた政策が、「伝統的家族観」を重視する安倍政権のもとで揺り戻されようとしている。スカートのすそを踏まれたみたいに、 身動きがとれなくなる女性たち。その現場を、3回にわたって報告する。

●「完璧な母」意識し孤立感
「人間の言葉を話したくてたまらなかった」
 大阪府の主婦中村博美さん(36)=仮名=は、長男(5)が「バー」「ブー」「ダー」しか言わなかった頃の孤独を打ち明ける。
 結婚して大阪へ。知り合いもなく、夫の帰宅は深夜。子どもが減って、地域の公園にもママ友達を見つけられない。
 情報誌で知った育児サークルへ入った。愚痴をこぼす仲間はできたが、「真剣に育児の悩みを話すと相手に引かれてしまいそうで、できなかった」。サークルで長男がトラブルを起こしても、注意の仕方がわからない。周りのお母さんたちは完璧(かんぺき)に見えた。「ダメな母親だ」と自分を責めた。・・・・・・・・・・・・・・・
●政府、「親の責任」に軸足
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 女の自己決定権やり玉(中・朝日新聞2007.7.11) 
●性教育に「処分」…現場二の足

 「僕もあなたをかばいきれなくなったよ」都内の小学校に勤務する男性教員(50)は数年前、異動を言い渡した校長の言葉を忘れられない。その一言が、異動の理由を物語っていた。性教育に熱心だったから--。翌春、自宅から1時間半かかる学校への転勤が決まった。
 90年代からこの教員は、「性」を子どもたちにどう伝えるか、教員仲間と議論を重ねていた。世間には興味本位の性情報があふれている。 しかし、「性」には生物学的な違いはあるが、優劣はない。互いの性を尊重することの大切さを学んでほしい。そのために性教育が必要だ。そうして初めて男女平等の意味も理解できると考えている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●家庭科にも強まる国家色
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 裂かれた男女共同参画 (下・朝日新聞2007.7.12) 
●各地で摩擦、条例「逆戻り」
 「この条例ではやっていけない」。今年2月、千葉県市川市の男女平等推進審議会の委員15人のうち、団体推薦の5人を除く全員が一斉に辞表を出した。
 発端は、保守系市議らが提案し、昨年12月に4票差で可決した男女共同参画社会基本条例だ。
 男女共同参画社会基本法=メモ=制定を受け、同市では02年、男女平等基本条例が誕生。「家族一人一人がジェンダーにとらわれることなく」との文言や「市の付属機関の委員は男女どちらかが4割を下回らない」との条項があった。ジェンダーは社会的・文化的に作られた性差のことだ。
 新条例ではこれらが消え、「男らしさ、女らしさを否定することなく」の文言が入った。新条例推進派の高安紘一議員は「主婦や性差の否定はよくないという総意の表れ」という。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 一方、岐阜県可児市議会では、市が提案した参画条例に男性議員が「性差の存在を認めるべきだ」と修正を求めた。市民が説明会などを開き、「性差の否定ではなく性別役割分業の問い直しだ」と他の議員たちの理解を求め、反対1で原案通り可決された。

 ●「女性も労働力」政策と矛盾
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(この連載は編集委員・竹信三恵子、豊吹雪、杉原里美が担当しました)
-------------------------------------------------------------------
 
記事の反響やご意見はこちらへ。

朝日新聞社や記事に対するご意見・ご要望
kouhou@asahi.com(広報部)
朝日新聞社から


●問合せフォームページ 


岐阜新聞は、共同通信の配信で
《あすを求めて~殴られる彼女たち》
「デートDV」をテーマにした6回シリーズで、
7月6日から今日の「番外編」まで。

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(1)2007.7.6   (2)2007.7.7
  
(3)2007.7.10   (4)2007.7.11

この連載に対する感想やご自身の体験を「デートDV」取材班まで
お寄せください。ファクスは06(6204)0937、
電子メールはdatedv@kyodonews.jp
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ここまでスキャンしたら、またスキャナの調子が悪くてシャープに電話。
新品なので、今回はきっとわたしが使いこなせてないのだろう。
記事のつづきは、あらためて紹介しますね。


おまけと言ってはなんですが、
いま評判の『女性の品格』(坂東眞理子・PHP新書)。
書評にも載ったし、今週の売れ筋、トップのようなので買って読んだ。

2007.6.24岐阜新聞 読書欄

『女性の品格』坂東眞理子著・PHP新書 


おんなの話題がつづきます。

今日は、先月倒れた母が病院で精密検査をうける日だったので、
診察が終わってから、一ヶ月ぶりに姉たちと4人で食事をした。

信州迷走800キロ・母娘4人で水入らずの旅(2007.6.13)

脳波やらCTやなんやらの検査の結果は、『特に異常なし』で一安心。
朝食抜きの検査だったのでお寿司にでもしようかと姉たちと話していたが、
母の「お蕎麦がたべたい」という希望で、忠節の「胡蝶庵」へ。


『お子様とタバコはお断り』の落ち着いた雰囲気のお店。

「おひとりさま」で、「携帯はいらん。どこで死んでも本望」と言ってた母が、
「またみんなに迷惑をかけるといけないから」と携帯電話を持つことにした。
兄が買って送ってきたらしいのだけど、あれこれ操作しているうちに
電源を切ってしまったらしくて、不通状態が続いていた。
蕎麦ができるまで、基本的な操作方法の説明会。

よほど懲りたらしくて「もうひとりで旅行にはいかん」と母。
「どこで倒れても、ちゃんと迎えに行くから安心して」
「どうせなら、できれば沖縄か北海道がいいなあ(笑)」とわたし。
すぐ上の姉は飛行機が大嫌い。乗ったこともないので、
「飛行機で行くとこはやめといてね・・・」。

すっかり弱気になった母に『おひとりさまの老後』を贈ることにしよう。

『おひとりさまの老後』(上野千鶴子著)の記事はこちら(2007.7.12)

東京の兄からは、母を迎えに行ってくれたお礼にと、
「少ないけど」と、携帯に同封して『金一封』が母経由でわたしに届いた。
ありがたく頂戴しておいたけど・・・・??


  


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『おひとりさまの老後』上野千鶴子著(法研)&出版記念「みんなで老いれば怖くない!?」女性フォーラム

2007-07-12 12:27:54 | ジェンダー/上野千鶴子

上野さんから、できたてのほやほやの最新刊が届いた。
おしゃれな装丁の『おひとりさまの老後』(上野千鶴子著・法研)。

発行日は今日、7月12日。
今朝の朝日新聞の一面の下に、広告が載っていた。

発行は、「法研」。家庭医学書や健康、社会保障関係の本、
月刊「介護保険」も出している出版社。

届いてすぐに読んだ。
初めての書き下ろしというのが意外だけど、めちゃおもしろい。
もう一度、じっくりと熟読。
読むほどに奥が深く、共感するところが多い。


『おひとりさまの老後』(上野千鶴子著・法研)

はじめに
第1章 ようこそシングルライフへ

なあーんだ、みんな最後はひとりじゃないの
ひとり世帯が増えている
ひとが、ひとりになるまでのプロセス
「ふたり」が「ひとり」になるとき
カップルアゲインの可能性は?
「ひとりでおさみしいでしょう」は大きなお世話

第2章 どこでどう暮らすか
最低条件は自分だけの住まい
女の持ち家率は高い
非婚おひとりさまの場合は?
おひとりさまの住宅事情
コレクティブハウスという選択
都会に住むか、地方で暮らすか?
個室は介護の基本
安全な暮らしをどう確保するか

第3章 だれとどうつきあうか
ひとりで、ふたりで、みんなと
大切な友人のネットワーク
ハイテクが支えるコミュニケーション
いっしょにごはんを食べる相手はいる?
孤独とのつきあい方
忘れられていくということ
孤独をまぎらわすか、向き合うか?
さみしいときはさみしいと言える

第4章 おカネはどうするか
老後はやっぱりカネ、か?
ひとり暮らしにいくらかかるか
不時の出費をどうするか
年金はいくらもらえるか
ゆとりをどう捻出するか
老後にもキャッシュフローを
ストックをフロー化するには
個人年金を準備しよう

第5章 どんな介護を受けるか
介護されることを受け入れる勇気
介護される側にもノウハウがいる
介護される側の心得10カ条

第6章 どんなふうに「終わる」か
だれになにを遺すか
遺言をどう書くか
おカネのほかにはなにを遺すか
遺すと困るものもある
どんな死に方をするか
孤独死は怖いか
孤独死でなにが悪い
どんなふうに弔われたいか
お墓はどうするか
おひとりさまの死に方5カ条

あとがき

「介護される側の心得10カ条」の一部を引用して紹介します。

わたしがケアの研究をしているのは、自分がいずれ「賢い消費者」になりたいと思うからだ。そして賢い消費者でなければ、自分のほしいサービスが得られないと知っているからだ。これまでの研究成果にもとづいて、「よいケアを受ける方法」、いいかえれば、「介護される側の心得」10カ条を、以下に述べてみよう。
 


「介護される側の心得10カ条」は、こんな言葉で結んである。

こう書いてみれば、この10カ条はあらゆるコミュニケーションの基本とも言うべきものだ。ケアという関係は介護する側とされる側の相互行為であり、したがってコミュニケーションだとわたしは主張してきたが、ほかのどんなコミュニケーションにもあてはまる基本的な原則が並んだ。そして、コミュニケーションには、いっぽうだけの当事者というのはいないから、「介護する側のノウハウ」があれば、「介護される側のノウハウ」もあって当然だろう。・・・・・・・・・  
 
「おひとりさま」はもちろん、「おひとりさま予備軍」にも、
「家族と暮らしている人」にも、ぜったいにおススメです。
7月中旬には書店に並ぶとのことだから、
あとは本をお買い求めになってお読みください(笑)。

本といっしょに、第2回 女性フォーラム in GINZA
『おひとりさまの老後』出版記念「みんなで老いれば怖くない!?」
 の案内も届いた。

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日時:2007年7月17日(火)17時30分から19時(開場17時)
会場:「法研」本社ビ8階ホール(中央区銀座1-10-1)
会費:1000円
申込方法:お名前・連絡先をご記入の上、
     FAXまたはTELでお申し込みください。
FAX03-2562-3689 TEL03-3562-7673
----------------------------------------------------------

「定員80名になり次第、締め切らせていただきます」とのことなので、
関心のある方はお早めに。

と書いてるうちに、激しい雷雨になり、パソコンの電源を切った。

薪ストーブの上では、谷汲ゆり園の生産者の
純白のカサブランカが、昨夜から開きはじめた。
  
開く様子を、うっとりと見とれていた。

朝からさらに開いて、香りもすばらしい。

小ぶりだけど、わたしの手よりずーっと大きい。

床の花瓶のカサブランカは、一茎に8輪の大きなつぼみ。


  

雨のなか、庭ではレッドカサブランカがひとつ開いた。


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いよいよ今日、参議選告示です/愛知・日進市長選 公開討論会開かれる

2007-07-12 05:01:30 | 選挙関連
「愛知・日進市長選 公開討論会開かれる」の記事が、
インターネット新聞janjanにアップされました。
(6月6日と書いてあるのですが、7月6日の間違いではないかしら??)

各候補者の主張、読み比べると興味深いです。
こういう記事(評論)は、話題にしても公選法に触れませんので、
各候補者の政策を抜粋して紹介します。
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愛知・日進市長選 公開討論会開かれる 2007/07/08 

 愛知県日進市長選(15日告示、22日投開票)の「マニフェスト型公開討論
会」が6月6日午後6時半から、日進市民会館で開かれた。主催は社団法人・愛
知中央青年会議所。立候補を表明済みの元市議・白井えり子(56)、元市議・
寺本芳樹(51)、元市部長の萩野幸三(65)のいずれも新人3氏が出席し
た。およそ1000人(主催者発表)の聴衆が詰めかけ、各候補の主張を熱心に
聞きいった。
 テーマは(1)日進市に対する想い・発展について(2)少子・高齢化の問題
(3)教育・コミュニティーの問題(4)日進市の財政・環境──の4つ。テー
マごとに、立候補予定者が持ち時間3分以内で主張を述べた後、討論の時間とな
り、主張の補足などを行った。最後に演壇中央に候補者が1人ずつ進み出て、自
己アピールを行い閉会した。
・・・・・・・・・・・・ (略) ・・・・・・・・・・・・・・
 テーマごとにくじ引きで選ばれた発言順で、各候補の主張を簡潔に引用してみ
た。

(1)日進市に対する思い・発展について 
 萩野氏:民間10年、役所30年の経験を生かし、市民の目線で行政に対する
声を拾い上げ市政に結びつけたい。首長は議論ではなく結果主義。問われている
のは実行力だ。必ず約束したマニフェストは実現したい。すべて市民にお任せで
はなく最後には行政が判断したい。

 白井氏:自分たちの町は自分たちで作るという想いが市議につながり、誇りに
思える町、住み続けたいと思える町にしたいと活動してきた。特に子どもたち、
お年寄りがいきいきと暮らせる町にするためにこれまで様々な実地活動をしてき
たし、今後も現実的な問題から活動を続けたい。

 寺本氏:市民から議員になって市政に疑問を持って改革したいと思った。国か
ら地方に権限が移譲される時代の流れのなかで、危機意識を持って、民間企業並
みの自治体経営を行っていかなければ、日進市の発展はないと思う。

(2)少子・高齢化の問題について 
 寺本氏:どちらもこれという決め手がない。できることは何でもやる必要があ
る。まず安心して子どもを育てられる環境を行政としてつくりたい。また高齢者
といってもさまざまなケースがあり、それぞれの環境に配慮した行政を行いた
い。更に働きたいという場合はシルバーセンターを積極的に活用したい。

 萩野氏:日進は子どもが増えていて、その対策が必要だ。義務教育で学校でか
かるすべての経費を無料化する。中学校までのすべての医療費も無料化する。高
齢者の介護保険料を半額まで引き下げる。現市政では進まなかった地域における
福祉施設やふれあい施設の建設を進めたい。

 白井氏:日進では現在、年間1000人ほどの子どもが生まれている。とくに
都市部の団地などで高齢者の方が増えている。安心して子どもたちを育てられる
町、一生住み続けたいと思える町にするよう、現場の声を聞き適切に対応した
い。また昼間に地域にいる高齢者の方々には様々な分野で大きく町づくりに関与
していただきたい。

(3)教育・コミュニティ問題 
 白井氏:市への転入が83%という住民構成から、学校を教育の場だけではな
く、地域コミニュティの核として位置づけ活用したい。新たに建設する小学校も
一般市民も活用できる施設を併設した複合施設とする方向で進めている。

 寺本氏:それぞれ生徒数が300人、1200人という、いびつな生徒数の小
学校がある。新たに必要とされる小学校の建設に際しては規模を配慮して適正な
サイズに揃えたい。また地域市民会議を設置し地域のニーズを掴み、政策に生か
したい。

 萩野氏:中学校で英語の他に第2外国語の導入を押し進めたい。また子どもが
安心して遊べる校庭の芝生化を進めたい。各小中学校で相談員制度の拡充をはか
りたい。また今ある自治会、PTAなど幅広い組織を有効に利用し地域の連携を
はかるようにしたい。

(4)日進市の発展・財政 
 寺本氏:道路整備、下水整備が立ち遅れている。地域に合った独自の道路計
画、下水計画を立てるべきだ。快適で住みよくなったと実感できる町づくりをし
たい、まず計画作りから進めたい。また交通機関の整備として「くるりんバス」
の拡充や、さらに買い物バスを創設したい。

 荻野氏:図書館建設に市民を入れた審議会での議論で7年もかかった。議論よ
りも実行がまず先だ。更に企業誘致を進め、新たな財源を確保し道路計画などを
進めたい。財政的に安定している今、町づくりには歩車道が分離した道路の建設
が必要だ。

 白井氏:堅実にやることがこれからの財政。個人市民税が市の歳入の約53%
を占めていることから、歩いて移動できるコンパクトな町づくりをし、恵まれた
環境を選んで新住民が増える方策を探りたい。車依存の社会から、移動手段につ
いては歩くことや自転車利用も新たに検討の対象としたい。自然環境維持に全力
を注ぎたい。
・・・・・・・・・・  (以下略)  ・・・・・・・・・・・・・
(2007.7.8 janjan)
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いよいよ今日は、参議院選挙の公示日。

こちらも各政党の党首の第一声と、各候補者の主張を
じっくりと聞き比べてみましょう。

以下は、中日新聞の社説です。
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【社説】参院選きょう公示 年金、政治とカネ、憲法…
中日新聞 2007年7月12日

 参院選がきょう公示される。発足十カ月になる安倍政権に評価が下る。年金、政治とカネ、憲法、税と、争点は明確だ。与野党逆転はあるか。熱い戦いを期待する。
 今回の参院選ほど、多くの政策課題で争点がはっきりしているのは珍しい。十一日の日本記者クラブ主催の党首討論会でも、争点が次々と浮かび上がった。
 二十九日の投票日へ、さらに論点を詰める選挙戦を望む。有権者は分かりやすい選択肢を求めている。

政権の信頼が問われる
 党首討論でもそうだったが、争点の一番は年金問題だ。
 安倍晋三首相は“消えた年金”について「打てる手段、打てる政策をすべて出している」と、対策に万全を期していることを強調した。
 公明党の太田昭宏代表は「必ず全額受け取れるようにしたい」と、与党の立場から首相を後押しした。
 いずれも年金不信を払拭(ふっしょく)しようとしている。政府・与党は数年前に年金問題で「百年安心」を唱えて、当時導入した制度に胸を張った。
 しかし、その制度のもとでいま、国民の不安と怒りが燃えさかる。
 該当者が不明の五千万件の納付記録、入力されずに放置された千四百万件余の記録…。
 消えた記録はもっとあるのではないか。そうなれば、もう年金制度は信じられない。有権者の多くが、まだ隠された情報があるのではないかと疑っている。首相はこれにしっかり答えねばならない。
 民主党の小沢一郎代表は「自称『百年安心の年金』か、抜本改革かだ」と訴えている。
 だが、民主党の提唱する全額税方式の最低保障年金も、今の消費税率を維持したままで、財源が足りるのか疑問がつきまとう。
 安倍政権の「百年安心」年金を信じるのか、小沢民主党の年金改革に乗るのか。有権者が判断するにはまだ材料が足りない。双方とも議論を掘り下げ、分かりやすく有権者に伝える努力をすべきだ。

いまだに説明がない
 年金制度と消費税問題は切り離せない。その税制について首相は「秋に議論する」の一点張りだ。首相は「消費税を上げないとは、言っていない」と述べたり、そのときにならなければ分からないような言い方をしている。野党が明確な発言を求めるのも、もっともなことだ。

 「政治とカネ」問題の対立軸は実に分かりやすい。
 赤城徳彦農相の事務所費問題。領収書をつけて内訳を公表するかどうか。党首討論でも野党が公表を迫ったのに対し、首相と公明党の太田氏は必要ないとの認識を示している。
 昨年暮れの佐田玄一郎前行革相の不正経理問題を皮切りに、自殺した松岡利勝前農相の「何とか還元水」問題など閣僚による「政治とカネ」をめぐる騒ぎが続いてきた。
 その都度、首相は問題の閣僚をかばい、彼らはいまだに説明責任を果たしていない。
 こうした政権のありようを是とするか非とするか、これも選挙戦の大事な争点である。

 参院議員の任期は六年ある。先の国会で国民投票法が成立した。安倍自民党は、二〇一〇年の改憲発議を目指す政権公約を明らかにしている。首相の狙い通りに進めば、この選挙で選ばれる人たちが、改憲作業に手を染めることになる。
 党首討論でも各党の違いがそれなりに示された。改憲に意欲を見せる首相に、小沢氏は「緊急の必要性はない」と述べた。
 共産党の志位和夫委員長と社民党の福島瑞穂党首は改憲阻止。これを選挙戦で訴えていくと宣言した。公明党の太田氏は九条第一、二項の維持を訴えた。
 改憲の動きが具体化するにつれ、九条護持論も盛り上がりを見せている。参院選の候補者たちは九条を変えるか変えないか、なぜそうすべきなのか、を語るべきだ。首相は海外での武力行使を認めるのかと問われて、返答を留保している。これではいけない。
 参院選は衆院選と違って、与野党が逆転しても直ちに政権交代にはつながらない。有識者らからなる「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)は参院選を「政権審判の選挙」と位置づけて、安倍政権の政策や実績に有権者が点数をつけるよう提言している。
 「戦後レジーム(体制)からの脱却」を繰り返す首相は、教育基本法改正、防衛庁の省昇格、役人の天下り規制などを、そのシンボルに掲げている。

有権者の力量も試される
 この選挙では、その路線自体に、有権者が是非の答えを出すことになる。これまで示された「目次」だけでなく、具体的な政策の中身が選択のポイントとなる。
 首相は「約束したことは必ず実行していく」と言っている。その約束は信頼に足るか。与野党逆転を訴える野党もまた、実のある政策を提起しているか。じっくり聞いて、見極める力量を有権者も備えたい。
 暮らしにかかわる大事な選挙である。有権者の力量も試される。
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インドハマユウ・ヘメロカリス・カンナ・トーチリリー~7月に咲く花たち/参院選あす公示

2007-07-11 15:49:04 | 花/美しいもの

インドハマユウが雨にぬれている。
鉄砲百合に似た清楚な白い花。


インドハマユウ(印度浜木綿・ヒガンバナ科)
  

  

お隣に咲くヘメロカリスは、百合に似ているけれど一日花。
朝咲いて夕方にはしぼんでいるけれど、数で勝負とつぎつぎに咲く。

  

  
ノカンゾウの園芸種で、さまざまな色がある。
石垣の下には、黄色のヘメロカリス。
  

家の西にはオレンジのヘメロカリス??と思って、
近づいてよく見たら、八重咲きの花で、自生しているヤブカンゾウ。

毎年のことだけど、すぐに忘れてしまうので、新鮮なカンゾウ、
じゃなかった、カンドウ! 幸せなことだ(笑)。
  

下の道沿いの石垣には、カンナが咲いている。
子どものころから夏に燃えるように咲く赤いカンナが好きで、
一時はずいぶん増えたのだけど、カーブミラーが見えにくくなるので、
刈っているうちに、赤は減ってしまった。
  

たくさん増えて元気なのは、黄色のカンナ。


  

トーチリリー(たいまつ花)も、ながーい花を伸ばしながら、
これから秋まで咲き続ける。
  

今後、この市道沿いの石垣には、オーシャンブルーを這わせるべく、
つれあいが何本か苗を植えている。

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ところで明日から、参議院選挙。
このくにのゆくえを決める、大切な選挙。
候補者と政党の政策をじっくりと見きわめて、
わたしの一票を投じたい。

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参院選を問う あす公示/有権者の声が聞こえるか
河北新報 2007.7.11

 今年最大の政治決戦である参院選があす公示される。投票は29日。与党が議席の過半数を維持できるかどうかが大きな焦点だが、私たちにとってどんな意味を持つ選挙なのか。三つの視点を据えて考えてみたい。
 第1は「どんな形の政治を望むのか」という視点である。
 今回は就任後初の大型国政選挙となる安倍晋三首相、小沢一郎民主党代表を含め各党の党首力が問われる選挙だ。有権者にとっては政治の透視力が試される選挙と言えよう。
 米英型の二大政党制に政治的可能性を認める人には、自民党と民主党のいずれに政権を任せたいかという選択が現実的だ。
 二大政党制にある種の違和感を抱く人には、二大政党の受け皿となり得る第三極の政治勢力(共産、社民、その他の野党)の伸長を選択する道があろう。
 世論が納得する政治の形が出来上がるまで、政界再編の可能性をはらんだ与野党勢力拮抗(きっこう)の状況を過渡的に選んでおく手もある。
 いずれにしろ、私たちの一票はそれだけ幅の広いメッセージ力を秘めていると考えたい。
 第2は「暮らしと政治の質をどう問うか」という視点だ。
 年金記録不備問題は社会保険庁労使が絡む行政責任なので政局になじまないとする論があるが、その最終的な政治責任が政権与党にあるのは明らかだ。
 それを前提にしながら、私たちの声を各党の政策に生かし、活発な論争で解決の道を探る選挙戦にしなければなるまい。
 この選挙で消費税論議に目隠しをするべきではない。税率引き上げを検討するなら使途は。据え置きなら不足する各政策財源をどう調達するか。各党は公約と考え方を明示してほしい。
 戦後最長とされる好景気の二極分化がもたらした地域や所得の格差拡大。この不合理の是正プロセスを示すことは政治の責務と言わなければならない。
 赤城徳彦農相の事務所費問題でまた浮上した「政治とカネ」の問題は規正法体系の不備を際立たせただけではない。「この政治にしてこの(国民の)暮らし」と揶揄(やゆ)されないよう、私たちは政治の質を求め続けなければならないことを教えている。
 第3は「国をどの方向に進めるのか」という視点である。
 国民投票法(憲法改正手続き法)が先の国会で成立した。自民党の公約が目指すように、2010年に改憲案の国会発議があるとすれば、この選挙が発議の判断を含めて本格的な改憲論議にかかわる可能性が高い議員を選ぶ選挙となる。
 戦争放棄と戦力の不保持をうたう憲法九条が論議の中心軸であることは間違いないが、各党は「改憲」「論憲」「加憲」「護憲」―とそれぞれの立場に立ち、この国の将来を主張する。
 改憲発議に必要な衆参両院の3分の2の合意と国民世論が180度異なることは実体的に考えにくい。有権者が選ぶ議員や政党の憲法スタンスが「3分の2」に反映していくからだ。
 それなら、この選挙で投じる私たちの一票は近い将来の国民投票につながる意思表示だ。
2007年07月11日水曜日
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選挙ポスター日進市民「品定め」/選挙公営制度 揺れる自治体 

2007-07-10 08:47:50 | 市民運動/市民自治/政治
昨日、『公選法とネット』のことを書いて、
今日の記事を書こうと思って、「新規投稿」画面を開けたらびっくり。

ご親切に「※公職選挙法に関するご注意」が載っている。
前からあったけど気がつかなかっただけなのか、
わたしが公選法の記事を書いたからなのか、
はたまた、参議院選が近いので、何かのご指導があって
ブログサーバー(goo)が掲載を義務づけられてたのか、
自発的に利用者に警告してるのか、
いずれにしても、興味深い内容なので、紹介したい。

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公職選挙法について

選挙に関する記事を投稿の際は、公職選挙法違反(刑事罰の対象となります)および利用規約違反にご注意ください。主な注意点は以下の通りです。

・特定の候補者を「応援したい」といった表現は選挙の事前運動、選挙運動またはこれらに類似する活動とみなされる可能性があります。「選挙区の友人に薦めます」といった表現も含まれます。

・単に街頭演説があったという出来事を記述するだけであっても、特定の候補者ばかりを掲載するような場合には、当該候補者を支持する選挙運動とみなされる可能性があります。

・街頭演説を撮影した写真や動画を投稿することは、選挙運動用の文書図画の頒布に該当するとみなされる可能性があります。

・特定の候補者の失言シーンだけを集めた「落選運動」は選挙運動またはこれらに類似する活動とみなされる可能性があります。

この他にも公選法違反に問われかねないケースが想定されますので、記事投稿の際には十分ご注意ください。

●参考
公職選挙法
goo ブログ利用規約
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「ブログで選挙運動してはといけませんよ」ということは、
おおむね当たっているけど、「落選運動」はセーフだし、
特定の候補を当選せしめよう」という意図と目的を持って書いているか、
違法かどうかは警察が判断することでしょ。
過剰な規制はかえって表現の自由を妨げることになる。
「みなされる可能性がある」ということは、要するに「自己責任でやれ」ってことかな。

昨日のコメント欄でも、
「選挙期間中(公示後、投票日まで)は、立候補者や政党の名前をHPやブログに書くと、
公選法の潜脱行為とみなされることがあります(公選法146条)。
ですから、選挙に関わる政治活動は、公示日以降はやらないほうが無難ですよ。
もちろん、選挙に無関係な政治活動は問題ありません」

という意見をいただいた。

コメントに対するわたしのお返事は、
「ご親切にありがとう。 とはいえ、選挙運動期間中(告示日から投票日前日まで)は、
いわゆる「政治活動」の禁止期間ですから、
理論的に期間中の「選挙に無関係な政治活動」はありえません。
わたしがアップしてかまわないといっているのは、もちろん告示日までのことですよ。
それ以降は、「市民活動」「評論」を逸脱しない範囲で、候補者の個人名が出てくる程度は許容範囲。
告示日以降は、更新禁止なので、そのまえにアップしておけばセーフです。
いずれにしても、公選法は「意図するところ」を問われる法律ですから、
ケースバイケース。違法を判断するのは、警察です。
わたしは脱法行為はしない主義なので(笑)、
公選法に抵触しない範囲で、記事を書くつもりです。」


ちなみに、国政選挙は「公示日」、自治体選挙は「告示日」です。

前置きが長くなりましたが、
今日の本題は、「選挙公営制度』ポスター代水増し問題のつづきです。

昨日紹介した愛知県日進市で、こんなユニークなポスター品評会があったと、
毎日新聞社会面に、写真入で載りました。

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 選挙ポスター 価格差9倍 「違いはどこ?」 日進市民「品定め」(7月7日 毎日新聞)

 4月の統一地方選挙で実施された愛知県日進市議選の選挙ポスターの製作費に最大9倍もの大きな差があったことに疑問を持った同市の市民グループが6日、各候補の選挙ポスターを並べ「なんでそんなに違うのか」を品定めした。「価格の差ほど、出来栄えに大きな違いはない」との見立てが多く、同グループは今後、市議会に対し、製作費の引き下げを働きかけることにした。
 女性を中心にした「明るい選挙を願う市民の会」(代表・釜賀美鈴さん)が開いた。同会は昨年秋、一部の市議が、ポスター製作費の上限引き下げなど公営制度の改革を提案したことをきかっけに発足した。同議案は反対多数で否決されたが、同会はその後も、引き下げを求めるなどの活動を続けている。
 同市議選には、定数24に対し28人が立候補し、全員が公営制度を利用した。ポスターの製作費は20万円台が最も多く10人で、限度額いっぱいは2人。最低額(4万194円)と最高額(36万9336円)の差は約9倍に達した。
 メンバーは「製作費をいかに抑えるかに立候補者の姿勢が表れる。今後も厳しい目を注いでいきたい」と話していた(坂東伸二)
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続いて、山県市の選挙公営問題のことが載った岐阜新聞の一面。
この問題は、愛知県にも波及しているようです。

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 選挙公営制度 揺れる自治体 山県市議選ポスター代水増し請求  高い限度額、モラル低下に批判
7月7日 岐阜新聞 特集「フォーカス ぎふ」


 山県市議選で、市議ら数人が公費負担されるポスター代を水増し請求した「選挙公営」をめぐる詐欺容疑事件。地域のためにと、立候補したはずの市議らが公費をだまし取った背信行為に、市民の怒りは収まらない。県議の過大請求も明るみになり、公営制度をめぐって「請求できる限度額が実勢価格に比べ高すぎる」とする識者の声も。山県市で問題になって以降、県内の各市でも制度の見直しを検討する新たな動きが出てきた。
 水増しがあったのは2004(平成16)年4月の山県市議選。数人が公営で認められていないはがき、名刺などの製作費をポスター代と偽って請求した。限度額(約37万円)ぎりぎりの額を請求した市議ら数人が先月、県警の聴取を受けた。中には、はがきや名刺の製作費のほかに金額を上乗せし、印刷業者に還流させた市議もいた。
 4月の統一選で市議からくら替えした横山善道県議と市議4人が先月、会見で水増しを認めた。ただ、金額などは「捜査中」を理由に明らかにせず、市民から「説明になっていない」「潔く辞めるべき」との声が相次いだ。先月末の市議会では、5人の辞職勧告決議案が提案されたが、賛成少数で否決された。市は弁護士3人による調査委員会を設置、7月中の解明を目指している。

 県警が詐欺容疑で事情を聴いた市議も出席した山県市議会の定例会最終日=6月29日、市議会議場

 山県市をきっかけに、先の統一選での県議の過大請求も発覚。県内では国政選挙や知事選、県議選のほか、岐阜市、大垣市など14市で公営制度を導入している。寺町知正山県市議は「山県市に限った問題ではない」と指摘する。過去2度の県議選で支払われたポスター代について、候補者延べ97人に対し水増しがあったとして約2900万円を返還させるよう求める監査請求をしており「詐欺にあたる行為。早く返金してほしい」と話す。結果によっては訴訟や刑事告発も検討するといい、徹底追及の構えだ。
 各地で発覚した選挙公営をめぐる疑惑。朝日大学法学部(行政学・地方自治論)の三田清教授は「モラルの問題。議員は地域のためにどう活動するかが重要。その入り口の選挙で住民を裏切っていては論外」と語るとともに「そもそも限度額算出の根拠になる1枚の単価が、実勢価格に比べて高すぎる。見直しが必要だ。選管も限度額ぎりぎりの請求は疑い、チェックすべき」と制度の欠陥を問題視する。
 県警の捜査は各地に波紋を広げた。事件発覚を受け、岐阜市の細江茂光市長は6月市議会で「市の制度が適正かどうか、検討する必要がある」と答弁。羽島市の白木義春市長は「限度額の引き下げを検討したい」との意向を示しており、今後、制度見直しに乗り出す自治体もありそうだ。
 山県市議会は3月、全国に先駆け選挙公営条例を廃止したが、三田教授は「立候補の機会を保障する制度」として制度に理解を示す一方、「選挙は金が掛かると言われるが、多くは掛けているだけ。金が掛からない選挙をする努力も必要」と提言する。 (東谷尊)

 【選挙公営】 選挙運動の平等を目指し候補者の金銭負担を減らすため、国や地方公共団体が費用負担する制度。政見放送や選挙公報発行の費用のほか、ポスターの製作費や自動車の燃料費などが上限内で支給される。町村合併に伴い2003(平成15)年に条例が施行された山県市は今年3月、「財政を圧迫させる」として条例を廃止している。

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 ポスター制作費 36市 項目あいまい 撮影代含むか決めず(7月6日 毎日新聞) 
水増し請求:愛知でも自民県議が、ポスター製作費10万円(7月6日 毎日)

 4月の愛知県議選で4選を果たした松川浩明県議(43)=自民、名古屋市北区選挙区=の陣営が、公費負担される選挙ポスターの製作費に、公職選挙法で認められていない室内用ポスターの製作費10万800円を水増しして県側に請求していたことが5日、分かった。岐阜県山県市議選での水増し請求疑惑の発覚後に訂正していた。松川県議は当選後、県の事務執行などをチェックする県監査委員に就任しただけに、会計処理の甘さに批判の声が上がりそうだ。
 県選管や松川県議によると、県議は掲示板に張る選挙ポスターの製作を名古屋市守山区内の印刷会社に依頼した。印刷会社は、ポスター400枚と室内用ポスター約300枚を計34万8600円で製作。選挙後の4月12日、松川県議の事務所を通じて両方のポスター計約700枚分、34万8600円の請求書を県に提出したが、作製枚数の欄には選挙用の「400枚」と記載していた。松川県議の事務所が同23日に県選管に提出した選挙運動費用収支報告書にも、「ポスター代」として同額を記載していた。

 しかし、山県市議選の問題が6月上旬に報道されたことを受け、松川県議は室内用ポスター分を除外し、請求額を400枚分の24万7800円に修正、同月21日に収支報告書も訂正した。
 松川県議は「ポスターなら何でも(請求を)出せると思っていた」と説明し、過去の請求内容については「調べないと分からない」と話している。また、印刷会社は「書類の書き方は事務所に任せていた。制度の理解が不十分だった」と話している。
 自治体が公費負担するポスター製作費を巡っては、04年4月の山県市議選でも一部の市議による水増し請求の疑いがあるとして、岐阜県警が捜査している。【秋山信一】
(毎日新聞 2007年7月6日)
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とここまで書いて、NHKの生活ほっとモーニングで
北海道の「べてるの家」を紹介する
「統合失調症と生きる~サボっても一億円」をやっているのに気づいた。

記事を急いでアップして、テレビを見ますね。

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巨大輪コンカドール(イエローカサブランカ)が咲きました。白のカサブランカももうすぐ。

2007-07-09 12:04:05 | 花/美しいもの
枝垂れもみじの前の植木鉢の中は、
いちばん大きいオリエンタルリリーの球根を植えた。

  
つぼみが膨らんで咲いたクリーム色の百合を見つけた
ともちゃんが「レッドカサ・・・と書いてあるけど???」。

鉢には確かに「レッドカサブランカ」のラベルがあるけど、
どう見ても、花は「レッド」じゃなくて「イエロー」。
イエローカサブランカ・コンカドールの特徴。

コンカドールは、オリエンタルリリーとトランペットリリーの交配種。
花は、カサブランカと同じか少し大きい。

コンカドールの球根は植えた覚えがないんだけど・・・・
と、よく見えるところに、もってきました。


やっぱり、巨大輪コンカドールだ。
  

  

レッドカサブランカは、もう一鉢あるので、
ちょっと得した気分です(笑)。




お隣には、とってもきれいなピンクの半八重の百合。
乙女百合のラベルがあるんだけど、ちょっと違うみたいで、
なんだろう?? 名前が分からない。


  

  

  



トライアンフェータも五つ目の花が咲きそうです。

トライアンフェータとレッドホット/希少種のゆり(2007.7.2)

百合の中ではいちばん遅咲きの白のカサブランカも、
つぼみが白くなってきて、もうすこしです。


カサブランカは、とっておきの大好きな百合です。

カサブランカ15個開花(2006.7.23)

白い妖精、カサブランカが咲きました(2006.7.19)

カサブランカの15の花と美しい仲間たち(2005.7.26)


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ネットと07参院選(上7/5・ 下7/6 毎日新聞)/白井えり子さん、市長選に挑戦!

2007-07-09 00:17:02 | 選挙関連
7月5日と6日の毎日新聞の社会面に「ネットと07参院選」の記事が載った。
書いたのは、友人の毎日新聞記者・五味香織さん。
初任地は岐阜支局で、市民運動や裁判でずいぶんお世話になった。
名古屋本社に転勤して、いまは東京本社で働いていらっしゃる。

上野千鶴子さんが講師拒否された「国分寺事件」の初発記事を、
去年の1月10日の夕刊の記事として書いたのも五味さん。
その後も、とってもいい署名記事をたくさん書いている。
わたしは、五味さんの署名入り記事を読みながら、
いつも、がんばってるな、って応援している。

上野千鶴子さんの講演会を都教育庁が「見解に合わない」と拒否(2006.1.13)

先日の中村かさねさんの選挙公営ポスター代の記事といい、
毎日新聞には感性のよい記者さんが多いし、
きらりと光る記事が多いんだけど、いかんせん、読者がすくない。

MSN毎日インタラクティブは、ネットにアップする記事も豊富なんだけど、
気がつくとリンクが切れていることが多い。

で、たくさんの人に読んでほしいので、久しぶりに、五味さんに電話をかけて、
記事を紹介させていただくことにした。

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 ネットと07参院選:/上
 若い有権者との接点
 

 参院選を目前に控え、立候補予定者や有権者側が、手探りの「ネット選挙」を展開している。ネット社会に対応した公職選挙法の改正は政治の大きな課題だ。
 「このアドレスにメールを送って下さい。(返信の)メッセージが届きます」。横浜市内で6月30日、参院選に向けた決起集会が開かれた。50歳以下に限定された約500人が見つめる中、大画面にアドレスが映し出された。アドレスの主は、この日の主役の小林温(ゆたか)参院議員(自民)。メールを使い12日の公示まで、活動報告などを配信する。小林議員は「若い有権者と接する新しい手段」という。
 いま、国会議員の大半がホームページ(HP)を開設して情報を発信している。だが、公選法はインターネットを利用した選挙運動を認めていない。選挙期間中に候補者のHPを更新したり、メールなどで投票を呼びかける行為も禁止だ。
 総務省の「IT時代の選挙運動に関する研究会」が選挙期間中でもHPの更新を認めるなどの報告書を出したのは02年8月。5年近くたった今も公選法は改正されていない。研究会座長だった蒲島郁夫・東大法学部教授(政治学)は「選挙運動でネット利用を禁止しているのは常識に反している。解禁は若い有権者の投票率向上にも有効だ」と早期改正を求める。
 自民党は05年10月、検討チームを設置したものの、ベテラン議員らの抵抗が強く、足踏み状態だ。チーム座長の小林議員は「ネットになじみの薄い議員は、若い候補者に有利になるのではと懸念している」と話す。
 一方、民主党はネット利用を一切規制しない「全面解禁」を掲げ、法改正案を提出してきた。党の調査会長の鈴木寛参院議員は、自らもネット活用に熱心だ。今年4月、利用者同士が対話できるネット上の仮想空間「セカンドライフ」に事務所を開設。そこで講演会を開き、来場者との質疑応答も試みた。だが「一種のHPに当たる」と考え、参院選期間中は自主的に閉鎖する。
 解禁をにらんだ両党の主導権争いは激しい。小林議員は「全面解禁といえば聞こえはいいが、公選法は候補者が配る紙の文書も制限している。ネットだけすべて認めると混乱を招く」とけん制する。鈴木議員は「自民党が受け入れられる部分に限り、共同で法案提出してもいい」と、「まず一歩」を強調する。【五味香織】
(毎日新聞 2007年7月5日)

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 ネットと07参院選:/下 
 法の壁見すえ、広がり
 

 6月中旬、参院選に向けたイベントが、公職選挙法を理由に「自主規制」の形で中止された。
 インターネット上の日記「ブログ」を開設する「ブロガー」数十人と、自民、民主の代表者が意見交換する催し。人気のあるブロガーが内容を情報発信し、参院選への関心を高めるのが狙いで、大手ネット業者5社が共同企画した。
 ところが、企画担当者が「念のため」と総務省に問い合わせると、公選法に抵触する可能性を指摘された。同省選挙課は「ブログで特定の政党や候補者の支持を呼びかける選挙運動が行われた場合、問題ないとは言えない」と説明する。企画に加わった「ニフティ」広報チームは「法律が古く、ネットの存在が想定されていない」と落胆する。
 若い有権者の投票率は低迷が続く。過去10年間の国政選挙で、20代の投票率は「郵政選挙」となった05年9月の衆院選で46・2%だったものの、ほかは35%前後。若い世代に身近なネットは、関心を高める有効な道具とみられている。
 大手ネット業者「ヤフー」は06年2月、政治に関する情報を集めたホームページ(HP)「みんなの政治」を開設した。国会議員約720人の顔写真や経歴などを掲載し、漫画で政治を解説する。同社プロデューサーの川辺健太郎さん(32)は「若者が投票に行かない大きな理由は情報が得られないから。ネットは、新聞やテレビで伝え切れない選挙情報を補える」と話す。
 今回の参院選を前に、法案や議員を評価するコーナーを新設し利用者の投稿も可能にした。投稿はヤフー有料会員に限り中傷や二重投稿を防ぐ。
 議員の不祥事や問題発言があると、投稿が集中する。久間章生前防衛相が米国の原爆投下を「しょうがない」と発言した6月30日、久間氏への投稿は180件に達し、2位の安倍晋三首相(10件)を大きく引き離した。「失言ですまされない」「政治家と思えない」。大半が批判だ。
 公選法に配慮し、参院選の期間中は、候補者に関する情報の更新や投稿は停止するが、選挙後、利用者へのアンケートで投票行動への影響を検証する。川辺さんは「ネットで候補者の情報を入手する有権者が増えれば、意識の向上につながるのでは」と効果を見込む。
 法改正を待たず「ネット選挙」は確実に広がっている。【五味香織】

毎日新聞 2007年7月6日
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今年1月に「ネット使用と公選法解釈」について、
総務省選挙課に確認したとき、公選法は参議院選挙の前に改正される、
とのことだったが、いまだにその気配もない。
既得権を持つ、自民系のオヤジ議員たちが、
ネットが不得手なので、改正に後ろ向きなのだろう。

そんなことには、お構いなしに
ネット上では、公選法スレスレのあの手この手で、
参議院選の候補者から有権者へのメッセージがあふれている。

インターネット上の表現は、「文書図画(とが)」の頒布と解釈され、
それが紙と同じように、制限(違反)されているというわけだが、
「公選法」は、違法な「選挙運動(含事前運動)」を禁止しているのであって、
合法的な政治活動なら、候補者等の名前が書いてあってもOK。
もちろん、候補者と直接関係ない「市民活動」は法の対象外。

選挙運動とは、選挙運動期間中(告示日から投票日の前日まで)に許される、
①特定の選挙において、②特定の候補者を当選させるために、
③選挙人に働きかける行為。
この選挙運動は、告示日以前は一切禁止されている(事前運動の禁止)。
逆に「政治活動」は、告示日以降の「選挙運動期間中」は禁止されている。

ということで、最近入手した、
白井えり子さんの政治活動のリーフレットやニュースを紹介しますね。
とっても素敵なリーフなので、興味のある人は拡大してご覧ください。

写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大

 





白井えり子を応援する「未来ネット・にっしん



白井えり子のマニフェスト

白井えり子と井戸端コミュニティ

以下は、インターネット新聞JanJanに載ったえり子さんのインタビュー記事です。
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日進市長選 女性首長の誕生か?~白井候補に聞く
JanJan 2007/07/01

愛知県のど真ん中にある日進市は、名古屋市の東に隣接し、挙母(ころも)市か
ら豊田市と名前を変えた「世界のトヨタ」発祥地とも境界を接する、名古屋の典
型的なベッドタウンの町。日進市で7月15日告示、22日投開票で市長選が実
施される。市民派現市長の采配のもと、日進市は核兵器の廃絶と戦争のない社会
を世界に向けて訴え、平和を願う「非核平和都市」を宣言している町でもある。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 告示まであと2週間余りの29日現在、日進市長選に名乗りをあげている候補
者は3人である。現職・佐護彰市長は2期目の今期限りで引退を表明していて、
これまでに日進市議・寺本芳樹氏(51)不動産会社経営が最初に、次いで前回
次点の元同市部長・萩野幸三氏(65)が再度の挑戦を表明。そして最後に市民
派の同市議・白井えり子氏(56)が無党派で出馬を公表し
た。・・・・・・・・・
-------------------------------------------------------------------


白井えり子さんが市長になったら、東海地方では初の女性市長、
無党派・市民派の仲間でも初めての市長誕生です。

ひどいネガティブキャンペーンをうけているようで、
数日前に、『名誉毀損で刑事告訴』の記事が載った。

わたしは、無党派・市民派の女性市長の誕生を願っています。


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黄くちなしの花が咲きました。/退職勧奨:「子の障害」も例示した文書を通知 都教育庁

2007-07-08 12:42:19 | 花/美しいもの
新聞を開いたら、毎日新聞の一面に、東京都教育庁が「退職勧奨:
「子の障害」も例示した文書を通知」の記事がありました。
とんでもない、ヒドイ話です。

ということで、きゅうきょ、以下に紹介しますね。

 -----------------------------------------------------------
 退職勧奨:「子の障害」も例示した文書を通知 都教育庁

 校長らの勧めに応じて教職員を早期退職すれば退職金を割り増す制度をめぐり、東京都教育庁が退職を勧めるケースとして、「子の障害」などを例示した文書を市区町村教委や都立高校などに通知していることが分かった。厚生労働省は職業と家庭の両立を目的とする育児介護休業法の趣旨に照らし「好ましくない」と指摘し、学校現場や識者からは「介護を抱え全時間出勤できない教員は不要ということか」と疑問の声が上がっている。
 制度は、50歳以上60歳未満の教職員が対象。校長や各教育委員会の所属長から退職するよう勧められ、本人が応じた場合に適用される。
 都教育庁は制度の周知を図るため、3月27日付で趣旨などを記した通知を出し、管理者向けに具体的なケースを示したQ&Aを添付した。
 通知では、対象の教職員に退職を勧める理由として「疾病」「介護・育児」を挙げている。Q&Aでは「育児」の具体例として、「3歳以上の子供の場合で、育児を手伝ってくれる家族等がおらず、本人が育児を行わなくてはならない場合」「子に先天的、後天的な障害がある等、育児に特段の事情がある場合」と明記した。
 通知について、厚労省は「育児介護休業法は、家族の役割として育児や介護を円滑に果たすことを基本理念として示している。育児や介護を理由に退職を勧めるのは、法の趣旨に照らして好ましくない」と指摘する。
 また、日本が95年に批准した国際労働機関(ILO)の「家族的責任を有する男女労働者の機会および待遇の均等に関する条約」は、「家族的責任自体は雇用の終了の妥当な理由とはならない」と規定。厚労省は、この規定に違反する疑いも指摘している。
 都教育庁職員課は「例示した理由で退職を強制・強要することはありえない。学校現場に懸念や誤解を生んでいるとすれば、それを払拭(ふっしょく)したい」と話した。【高山純二】

 ルポライター・鎌田慧さんの話 
「子どもの障害」などを勧奨理由に挙げるの
は、民間企業でも聞いたことがない。労働者の人権や権利意識がなく、障害者差別にもつながるのではないか。都教育庁は日の丸・君が代の問題でも力任せの行政をしており、あらゆる面で逸脱している。

毎日新聞 2007年7月8日 3時00分
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都教委包囲・首都圏ネットワーク

3/27東京都教育庁通知(パワー・トゥ・ザ・ピープル 2007/6/18)

個別勧奨に係る質疑 Q&A(パワー・トゥ・ザ・ピープル2007/6/18) 


家族的責任を有する労働者条約(156号)

育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律

育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律等の
一部を改正する法律(平成17年4月1日施行)及び法改正に伴う施行規則、
指針について


子の養育又は家族の介護を行い、又は行うこととなる労働者の職業生活と家庭
生活との両立が図られるようにするために事業主が講ずべき措置に関する指針
(平14厚労告13号)


次世代育成支援対策推進法

朝日新聞では、こんな記事もみつけた。
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 学力テスト集計、障害児を除外 東京・足立区立小
2007年07月07日 朝日新聞

 東京都足立区教育委員会が昨年4月にすべての区立小、中学校で実施した区独自の学力テストで、小学校1校が、障害のある3人の児童の答案用紙を保護者の了解を得ないまま集計から除いていたことが7日、わかった。区教委は「学校の学力の実態を知るためには、集計から外した方がいいと判断したようだ」としている。
 同校には同じテストで、前年の問題を繰り返し練習させたり、テスト中に教員が誤答している児童の机をたたいて気付かせたりするなど公正性を失わせかねない疑惑もあり、区教委は調査をさらに進める。集計から一部の児童生徒を外した例や過去の問題を練習させた実態の有無は、全小中学校を対象に調べる。
 足立区教委の学力テストは05年度から区立の全小中学校で小2から中3の全児童生徒を対象に行われている。
 このうち昨年4月25日に行われた06年度分で、小学校1校が6年生3人の答案用紙を集計から外した。3人はテストは受けていた。同年7月には採点結果の分析が各児童生徒に配られるが、3人には戻されなかった。
 3人には情緒的な障害や多動性の障害があり、週の数時間は特別な支援態勢のある学級をもつ別の小学校へ通っていたという。
 校長は区教委の調査に対し、「テストの45分間、ずっと座ることができないなど厳しい状況がある。小5までの内容が身についていない部分があるので外した。保護者への説明は怠ってしまった」と説明したという。
 区教委は、障害があったり外国人で日本語が不自由だったりする児童生徒の答案は校長判断で集計から除くことを認めており、「今回の校長の判断は適切だったと思う。ただし、保護者に説明して了解を得るべきだった」としている。
 足立区の学力テストでは、各科目とも目標値を定め、平均到達度として全校分が公表される。今回の小学校は05年度は全72校中44位だったが06年度は1位になった。06年度の問題は05年度分と9割程度が同じ内容だった。足立区では学校選択制を02年度から採り入れており、成績上位校には入学希望者が殺到して抽選になる傾向がある。
 国が4月に実施した全国学力調査では、特別支援学校(旧盲・聾(ろう)・養護学校)や特別支援学級に通っている子どもも対象だ。ただし、本来の学年より下の学年の内容の指導を受けている場合などは対象とならない。
(朝日新聞2007.7.8)
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こういうニュースを立て続けに読むと、
東京の教育の現場には、弱者を差別する思想がはびこっているようで、
やりきれない思いだ。


新聞記事はここまで。ここからはお花の話題です。

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黄クチナシの花が咲きました。

八重咲きの大輪で、むせ返るほどの甘い香りを振りまいています。


つぼみはきみどり色で、
  
ほどけるにつれて、なかは真っ白。
  
開花すると、手の平ほどの大きさです。

開ききると、白から黄色に花色が変わります。


我が家には、黄くちなしのほかに、八重のくちなしと一重のくちなしの3種類、
合計5株のくちなしがあります。
くちなしの花が好きなので、あちこちに植えてあるのです。

黄くちなしは、一昨年2株植えたのですが、
昨年は花がほとんど咲来ませんでした。
今年は株も大きくなり、咲いてくれるといいなと思っていたら、
つぼみがいっぽい見えてきて、まだこれからたくさん咲きます。

6月中旬に、最初に咲いたのは一重のクチナシ。
鉢植えなので、玄関に持ってきて、半月ほど楽しみました。


  



金糸梅のおとなり、カサブランカの下には、
純白の八重のくちなしが咲いています。


株はちいさいのですが、わが家ではいちばんの古株。
小さな花が咲く様子がうつくしくて、大好きです。
寒さに若干弱いので、冬には霜よけをしてやりました。
  

  



3種3様。どの花も個性的で素敵でしょ。


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