明けた新年は穏やかな好天。新しい年の朝日を受けて、山々の雪景色がきれいだ。初詣に出かける。沼辺の妙光寺。初詣など行ったことはないのだが、好天に誘われて出かける。護国神社へ出かける人が多く、途中ところどころで渋滞している。だが、どこにも新年の晴れやかな雰囲気は感じられない。だが、去年と変わりのない風景を喜ばしいこととして受け入れるたくさんの人々がいる。
地震(ない)すぎてよき正月の戻りくる 百合山羽公
ささやかな御節。御節は中国から伝わってもので、重陽すなわち1月1日、3月3日、5月5日、
7月7日、9月9日を5節会とし、それぞれの日を祝って料理を作った。なかでも1月1日が一番大事な節供として重んじられた。元日に食べる料理を御節と呼ばれるようになった。
大晦日に作った御節で、正月の間を過ごすの一般で、日ごろの家事に携わる女性がのんびりする意味合いもあった。