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『エア・ロック 海底緊急避難所』

2024年09月02日 | 映画(あ行)
『エア・ロック 海底緊急避難所』(原題:No Way Up)
監督:クラウディオ・ファエ
出演:ソフィ・マッキントッシュ,ウィル・アッテンボロー,ジェレミアス・アムーア,マヌエル・パシフィック,
   グレイス・ネッテル,ジェームズ・キャロル・ジョーダン,フィリス・ローガン,コルム・ミーニイ他
 
京都へ墓参りに行くために休みを取った日、帰ってもどうせ暑いだけだからとなんばパークスシネマへ。
 
絶対B級だとわかっていてもスルーできないんです、海洋パニックもの
『海底47m』(2017)の製作陣がまたしても手がけているという。
それにしても“海底47m”シリーズの製作陣がらみって多くないですか。どんだけ活躍しとるねん。
 
ロサンゼルス国際空港。
親友同士のジェドとカイルは、ジェドの恋人エヴァと共にメキシコリゾート地ロス・カボス行きに搭乗。
エヴァと過ごす時間を楽しみにしていたのに、彼女は州知事の娘だから、
娘のことを心配する父親がボディガードのブランドンも同行させることを決める。
ブランドンが気を利かせて帰ろうとするも、エヴァは「今日は嫌な予感がする」と言って同行を頼む。
 
無事に離陸したかと思いきや、途中、鳥と衝突してエンジンが炎上する。
ドアや窓が吹っ飛び、シートベルトを着けていなかった乗客はそのまま空へ。
旅客機はそのまま海へと墜落、機体はどんどん水中を進み、岩盤に当たって止まる。
 
生存者はエヴァとジェド、カイル、ブランドン。10歳の少女ローザとその祖母ナナ。
そして男性客室乗務員のダニーロの7名のみ。
ブランドンの的確な指示により、なんとか生存に望みをかける彼らだったが、
利用できそうなものを調べに行ったブランドンがサメに襲われて死亡。
彼が残した言葉を思い返しながら、生きて帰る方法を模索するエヴァたちは……。
 
原題は“No Way Up”、「上がれない」ですよね。
「海底緊急避難所」なんて副題が付いているから、海底にそういう建物でもあるのかと思っていました。
そんなものがあるはずもなく、生存者は機体後部のエア・ロック(小部屋)で策を練ります。
密閉空間で安全かというとそんなこたぁない。機体がちぎれているからごく近くまでサメが来る。
 
唯一私が名前を知っていた俳優がコルム・ミーニイで、彼がブランドン役。
デブデブの体に似つかわしくないほど(失礼)機敏で、さすがボディガードと言えるほど洞察力もある。
こんな人がついていてくれたら安心なはずが、思いのほか早く死んでしまいます。
 
州知事の娘が乗っていたとあって、捜索は相当大がかり。
海上に散らばる機体のかけらが発見されて安泰と思ったら、
助けに来たダイバーたちもあっさりサメに襲われちゃって、あらら(笑)。
 
想定内の展開ではあるけれど、私はやっぱり好きだなぁ。
生存者もまぁそうなるわなという3名。
 
サメは泡を嫌うから泡を出していれば襲われないって本当ですか。
役に立つときがあるかどうかわからんけど。
てか、そんなものが役に立つような場所には行きたくありません。(^^;

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