『ライアーゲーム 再生(REBORN)』
監督:松山博昭
出演:松田翔太,多部未華子,高橋ジョージ,濱田マリ,要潤,春海四方,
新井浩文,野波麻帆,池田鉄洋,小池栄子,船越英一郎他
映画をハシゴするとき、まず何を観たいかを考えるのは当然ですが、
ノーマークの作品だった場合でも、
時間の効率さえよければそれに決めることがあります。
ここ数回、ハシゴの機会があるたびに目に留まる効率ベストな作品が『ドラえもん』。
これが『クレヨンしんちゃん』なら観に行くのですが、ドラえもんは……。(^^;
てなわけで、前述の『おとなのけんか』とハシゴしたのが、効率2番目だった本作。
ご存じ、甲斐谷忍の人気コミック実写化したTVドラマの劇場版、第2弾。
TV版も劇場版も大ヒットだったようですが、私はまったく観たことがありません。
このまま観に行くことが気がかりだったため、ネットで少しだけ調べてから行きました。
ほとんど何も知らない状態で観てこれを書いています。
率直な感想は「スルーしていてごめんなさい。めちゃオモロイや~ん」。
篠宮優は成績優秀な女子大生。
卒業式で答辞を述べるという大役を終えて帰寮すると、ライアーゲームの招待状が。
何気なく招待状を開封したところ、この開封時点で参加の意思ありとみなされ、
開封後に不参加を主張しても認められず、莫大な借金を背負わされると判明する。
どうやら逃げられないと悟った優は、
大学で教鞭を執る天才心理学者、秋山深一に助けを求める。
つれない素振りを見せる秋山だったが、やがて秋山のもとへも招待状が届く。
これは、前回、秋山の勝利により屈辱を味わったライアーゲーム事務局が、
秋山への復讐のために計画したことだった。
ライアーゲームの会場に集った参加者20人。
そこには事務局の思惑どおり、優を見捨てられない秋山の姿も。
こうして今回のライアーゲーム、“イス取りゲーム”が始まる。
いや~、やっぱり世間で人気なものには理由がある。
観てみないといけませんね。
廃墟のどこにあるかわからない、それぞれ番号の付いたイス15脚でスタート。
参加者たちは30分間でイスを見つけて座らなければなりません。
タイムアップ時に座っていない者が脱落者ですが、
その後、ゲームの親を決める投票がおこなわれ、脱落者にも投票権はあります。
最多票を獲得した親は、消去したいイスの番号をコールできます。
こうしてイスが徐々に減ってゆくわけです。
同じイスに連続して座ってはならないなんていうルールもあり、
自分専用のイスを隠し持って座りつづけることはできません。
暴力行為は禁止というのもいいところ。
自分が確保したイスの番号を他者に知られれば消去される可能性も出てきます。
ただのイス取りゲームかと思いきやそうではない、これはつまり国盗りゲームだと、
何人かずつのチームを組んでゲームが繰り広げられます。
それぞれのチームリーダーは、松田翔太、新井浩文、船越英一郎といずれも強烈な個性。
国の治め方も三者三様で、船越英一郎はまるで独裁者。
『セイジ 陸の魚』にも主演していた新井浩文がここでもいい味。
20人もいると、誰かに肩入れしたくなるものでしょうけれど、
人となりについてはさらりと流して描かれているため、
優役の多部ちゃんにすら同情できないシーンがあり、
あまり思い入れが強くなりすぎずに楽しめるのも娯楽作として○。
エンドロールの後もお見逃しなく。
監督:松山博昭
出演:松田翔太,多部未華子,高橋ジョージ,濱田マリ,要潤,春海四方,
新井浩文,野波麻帆,池田鉄洋,小池栄子,船越英一郎他
映画をハシゴするとき、まず何を観たいかを考えるのは当然ですが、
ノーマークの作品だった場合でも、
時間の効率さえよければそれに決めることがあります。
ここ数回、ハシゴの機会があるたびに目に留まる効率ベストな作品が『ドラえもん』。
これが『クレヨンしんちゃん』なら観に行くのですが、ドラえもんは……。(^^;
てなわけで、前述の『おとなのけんか』とハシゴしたのが、効率2番目だった本作。
ご存じ、甲斐谷忍の人気コミック実写化したTVドラマの劇場版、第2弾。
TV版も劇場版も大ヒットだったようですが、私はまったく観たことがありません。
このまま観に行くことが気がかりだったため、ネットで少しだけ調べてから行きました。
ほとんど何も知らない状態で観てこれを書いています。
率直な感想は「スルーしていてごめんなさい。めちゃオモロイや~ん」。
篠宮優は成績優秀な女子大生。
卒業式で答辞を述べるという大役を終えて帰寮すると、ライアーゲームの招待状が。
何気なく招待状を開封したところ、この開封時点で参加の意思ありとみなされ、
開封後に不参加を主張しても認められず、莫大な借金を背負わされると判明する。
どうやら逃げられないと悟った優は、
大学で教鞭を執る天才心理学者、秋山深一に助けを求める。
つれない素振りを見せる秋山だったが、やがて秋山のもとへも招待状が届く。
これは、前回、秋山の勝利により屈辱を味わったライアーゲーム事務局が、
秋山への復讐のために計画したことだった。
ライアーゲームの会場に集った参加者20人。
そこには事務局の思惑どおり、優を見捨てられない秋山の姿も。
こうして今回のライアーゲーム、“イス取りゲーム”が始まる。
いや~、やっぱり世間で人気なものには理由がある。
観てみないといけませんね。
廃墟のどこにあるかわからない、それぞれ番号の付いたイス15脚でスタート。
参加者たちは30分間でイスを見つけて座らなければなりません。
タイムアップ時に座っていない者が脱落者ですが、
その後、ゲームの親を決める投票がおこなわれ、脱落者にも投票権はあります。
最多票を獲得した親は、消去したいイスの番号をコールできます。
こうしてイスが徐々に減ってゆくわけです。
同じイスに連続して座ってはならないなんていうルールもあり、
自分専用のイスを隠し持って座りつづけることはできません。
暴力行為は禁止というのもいいところ。
自分が確保したイスの番号を他者に知られれば消去される可能性も出てきます。
ただのイス取りゲームかと思いきやそうではない、これはつまり国盗りゲームだと、
何人かずつのチームを組んでゲームが繰り広げられます。
それぞれのチームリーダーは、松田翔太、新井浩文、船越英一郎といずれも強烈な個性。
国の治め方も三者三様で、船越英一郎はまるで独裁者。
『セイジ 陸の魚』にも主演していた新井浩文がここでもいい味。
20人もいると、誰かに肩入れしたくなるものでしょうけれど、
人となりについてはさらりと流して描かれているため、
優役の多部ちゃんにすら同情できないシーンがあり、
あまり思い入れが強くなりすぎずに楽しめるのも娯楽作として○。
エンドロールの後もお見逃しなく。