すご~く美味しくできた~♪
献立や味つけのバランスが良かったらしく
「おいしかった~しあわせ~」と言いながら
お膳をさげにきた、という時はアタシも素直に嬉しい
うんうんと地味に頷きながら、台所の隅でテレている
◆アブラガレイ(輸入品の切り身・冷凍品)
◆醤油・酒
・醤油と酒をふりかけ、自然解凍する
・水分をよく拭きとる
◆強力粉
◆太白ごま油
・崩れないよう注意しながら、両面カリッと焼く
◆出汁・湯
◆創味シャンタン(少し)
◆味の母・きび砂糖
◆濃口しょうゆ
・煮たて
◆人参・ピーマン・昆布(出汁をひいたあとの)
・繊切りにし、煮汁に入れて煮る
◆冷めた煮汁・葛粉
・よく溶いて、加減をみながら煮汁に混ぜトロミをつける
◆千鳥酢・露しょうが
・最後に酢・露しょうがを加え、味をみて調える(塩っぱくならないよう注意)
・鰈のソテーにたっぷりとかける
ほか..................................................
◆黒米いりごはん(魚沼コシヒカリ白米・小梅干し・にがり)
◆蕪の葉のおつゆ(かつぶし昆布の出汁・西京味噌・手前味噌)
◆あぶらげ水菜の薄味煮(笹かまぼこ※下記事参照)
◆つぼ漬け(宮崎)小茄子のからし漬け(山形)
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実家では、父とそれ以外の家族(祖父も含めて)の食べるものが少し違った
もともと父1人だけが晩酌をするので、家族とは別の食卓だったし
子どもの好みには合わせない人だったから、基本的に別献立だった
というか、家族が父の好みに合わせていた
たまに同じものになっても、父だけ素材を上等に変えてあった
家長で偉いんだから、それが当たり前だと今でも思っている
いろいろあったんだろうけど、子どものアタシが覚えているのは
まずスキヤキのお肉、父は牛肉だったけれどアタシ達は豚肉だった
スキヤキ鍋も父専用の「ひとり鍋」だったし、それで鶏もつもよく煮ていた
キンカン入りで味噌なのか醤油なのか、未だに食べたことがなく味を知らない
どこかのB級グルメで見かけて、懐かしい気持ちで一杯になったな
つぎに覚えているのは煮魚のカレイの種類
たぶん父はナメタで、家族はカラスだった気がする
ずっとアブラのほうかなと思っていたけど、こんなむき身じゃなかったし
もっと美味しかった気がするから、たぶんカラス鰈だったんだと思う
でも前はもっと勘違いしてて、父のはナメタ、家族はババ鰈だと思い込んで書いたら
鬼の首でも捕ったかのような「薀蓄コメント」を書いてきた人がいて、ゲンナリした
ナメタはババだった、子供の耳で聞いていたことだから勘違いしたんだろう
今では母もババ鰈とは言わずナメタ鰈と呼んでいたし...................
それでアブラ鰈に話しは戻るけど、こんな経緯からてっきり食べていた鰈だと勘違いし
なにも考えず「煮つけ」にしたら溶けてしまったのだ、数年前の話なんだけど.........
たぶん初めて食べたんだと思う
でそんな教訓から、今回はこんなふうに調理してみた
フライや唐揚げも美味しそうだし、塩をして〆ても良さそうだ
そういえばカラス鰈、関西ではお馴染みの鰈のようだ
なんで関東では見かけないんだろうか?食べたいなぁ