きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

アブラ鰈の甘酢あん・・・夕餉

2016-03-29 | 晩ごはん

すご~く美味しくできた~♪

献立や味つけのバランスが良かったらしく
「おいしかった~しあわせ~」と言いながら

お膳をさげにきた、という時はアタシも素直に嬉しい

うんうんと地味に頷きながら、台所の隅でテレている



◆アブラガレイ(輸入品の切り身・冷凍品)
◆醤油・酒

 ・醤油と酒をふりかけ、自然解凍する
 ・水分をよく拭きとる

◆強力粉
◆太白ごま油

 ・崩れないよう注意しながら、両面カリッと焼く



◆出汁・湯
◆創味シャンタン(少し)
◆味の母・きび砂糖
◆濃口しょうゆ

 ・煮たて

◆人参・ピーマン・昆布(出汁をひいたあとの)

 ・繊切りにし、煮汁に入れて煮る

◆冷めた煮汁・葛粉

 ・よく溶いて、加減をみながら煮汁に混ぜトロミをつける

◆千鳥酢・露しょうが

 ・最後に酢・露しょうがを加え、味をみて調える(塩っぱくならないよう注意)

 ・鰈のソテーにたっぷりとかける



ほか..................................................

◆黒米いりごはん(魚沼コシヒカリ白米・小梅干し・にがり)

◆蕪の葉のおつゆ(かつぶし昆布の出汁・西京味噌・手前味噌)

◆あぶらげ水菜の薄味煮(笹かまぼこ※下記事参照)

◆つぼ漬け(宮崎)小茄子のからし漬け(山形)




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実家では、父とそれ以外の家族(祖父も含めて)の食べるものが少し違った

もともと父1人だけが晩酌をするので、家族とは別の食卓だったし
子どもの好みには合わせない人だったから、基本的に別献立だった

というか、家族が父の好みに合わせていた

たまに同じものになっても、父だけ素材を上等に変えてあった
家長で偉いんだから、それが当たり前だと今でも思っている

いろいろあったんだろうけど、子どものアタシが覚えているのは
まずスキヤキのお肉、父は牛肉だったけれどアタシ達は豚肉だった

スキヤキ鍋も父専用の「ひとり鍋」だったし、それで鶏もつもよく煮ていた
キンカン入りで味噌なのか醤油なのか、未だに食べたことがなく味を知らない
どこかのB級グルメで見かけて、懐かしい気持ちで一杯になったな

つぎに覚えているのは煮魚のカレイの種類
たぶん父はナメタで、家族はカラスだった気がする

ずっとアブラのほうかなと思っていたけど、こんなむき身じゃなかったし
もっと美味しかった気がするから、たぶんカラス鰈だったんだと思う

でも前はもっと勘違いしてて、父のはナメタ、家族はババ鰈だと思い込んで書いたら
鬼の首でも捕ったかのような「薀蓄コメント」を書いてきた人がいて、ゲンナリした

ナメタはババだった、子供の耳で聞いていたことだから勘違いしたんだろう
今では母もババ鰈とは言わずナメタ鰈と呼んでいたし...................

それでアブラ鰈に話しは戻るけど、こんな経緯からてっきり食べていた鰈だと勘違いし
なにも考えず「煮つけ」にしたら溶けてしまったのだ、数年前の話なんだけど.........

たぶん初めて食べたんだと思う

でそんな教訓から、今回はこんなふうに調理してみた
フライや唐揚げも美味しそうだし、塩をして〆ても良さそうだ

そういえばカラス鰈、関西ではお馴染みの鰈のようだ
なんで関東では見かけないんだろうか?食べたいなぁ




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あぶらげ水菜の薄味煮・人参の甘煮・・・朝餉

2016-03-29 | 朝ごはん・昼ごはん

【あぶらげ水菜】は、前の晩に「あぶらげ・笹かま」だけを薄味で煮といて
翌朝あたためなおし、供す直前に水菜を加えてサッと煮びたす.............


◆あぶらげ(油ぬきして開き、繊切り)
◆笹かまぼこ(繊切り)

◆湯
◆粉かつぶし
◆白しょうゆ
◆濃口しょうゆ

 ・薄味にととのえ
 ・蓋して、クツクツと暫く煮て火を止める

一晩経過.................................

◆水菜(広島・有機)

 ・サッと煮びたして供す



【人参の甘煮】は、メイプルシロップとお醤油で煮て
はやめに火を止め、一晩やすませる................

◆人参(北海道・有機)
◆水
◆メイプルシロップ(有機)
◆醤油(少々)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



◆ごはん(おきたまコシヒカリ胚芽米)
◆かぶら汁

◆納豆(青ねぎ)
◆うめぼし

◆あぶらげ水菜の薄味煮
◆人参の甘煮


   ・・・


◆ヨーグルト・苺・珈琲

※北関東出張のためお弁当は休み




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今日はポカポカしてる、あっアタシの標本木がなんかピンクっぽい
あきらかに咲きはじめている、あぁ~春か春なのか、もう春なんだな


今朝、オットを送りだし独り朝ごはんを食べていて(昨日は断食日)
なんか気になって親不知をよくよく見てみたら、げっ!虫歯になってる
この前からシミルな~と思ってたんだけど、知覚過敏かなんかだと

見えにくい場所だったから油断してたっ、シミルからC2ってとこか
慌てて近所で探して、でも休診日だったからネット予約しといた

思えば引っ越してきてから3年、一度も定期検診を受けていない
行かなきゃ行かなきゃとは思ってたんだけど、怖くて足が竦んでいた

年貢の納めどき、とっとと行って治療して点検もしてもらおう

シ、シミルぜ



    ・・・



昨夜は器を1つ割ってしまった

震災の年の夏のはじめ、気分転換に鎌倉までドライブして
駅前に車を停め江ノ電に乗り換えて、江の島まで行った
早朝の海岸でボ~ッとした、とても癒された...........

海を恨んじゃいけないな、と思いながら

すぐ横に江の島が見えているのに、2人とも全く興味を示さず(笑)
パラパラと観光客が集まりはじめた頃、タラタラ歩いて駅まで戻った

海岸から江ノ島駅の道々には、「お土産屋」とかが立ち並んでいるんだけれど
そのひとつで「陶芸展」をやっていて、先生の作品のほかに生徒さん達のも並んでた

先生のは高いし全然すきじゃなかったけど、生徒さん達のはお安いし不格好で味がある
ってんで、薄い織部みたいな色の器を2つ買った、おそらく同じ人の作品だと思う

包んでくれた先生に「○○さんのお知り合い?」と聞かれたから、その人のなんだろう
ひとつは丼で、もうひとつは割ってしまった取っ手のついた浅鉢のような器.........

その取っ手というのが、まるで小学生の粘土細工のように幼稚で不細工な形
オマケにちょっとブツケタだけで取れちゃう、なんどかボンドでくっつけた

だけど気に入っていた、ほんのちょっとの油断が「永遠の別れ」になってしまった
修理しようもないほどコッパ微塵で、破片のほかに細かい砂粒のようなものも出た

地味なオリーブ色で艶々してて、焼けムラや焦げもあって「いいかんじ」だった
あぁ~思い出がまたひとつ逝ってしまった、ばかばか........................

庭でもあったら、細かく砕いて隅に敷きつめるとこなんだけどな

さよなら、あの朝のアタシたち(まだ1つ残ってるけど)




   ・・・



ゆうべ眠れなかった、中途半端に1時間だけ寝たからフラフラだ

ずっと本を読んでいたんだけど、目が痛くなって2時ごろだったかラジオをつけた

オールナイトニッポン、リスナーの「音声の投稿?」みたいなのを流してて
「同僚の電話の応対が、喘ぎ声に聞こえて気になって仕方がない」ってことで
その同僚の「ものまね」を綺麗な声の女の人がやっていて................

おなかよじれるかと思った、面白すぎて

それでますます目が冴える

寝る前だって、録画の「千鳥」に窒息しそうになるくらい笑ったし
アタシはすこし興奮しているのか? 知恵熱みたいな不眠ってこと?


寝不足だったけど、断食後の朝餉は旨いっ
おかずは食べたくなくて、卵がけごはんとつぼ漬けを堪能した

あ~、またおなかへってきた


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白滝と豚肉の薄味煮

2016-03-29 | 煮もの

お醤油を炒りつけてから、少ない出汁でしばらく煮てみた

とっても美味しくできて、オカワリしてくれた



◆白滝(下処理ずみ)
◆ごま油

 ・はじめに乾煎りしてから、油炒めする

◆豚肉(ロース薄切り)

 ・切って白滝と一緒に炒める

◆蔵の素
◆醤油

◆味の母(ちょっぴり)

 ・よ~く炒りつける

◆出汁(かつぶし・昆布)

 ・水分がなくなるまで炒ったら
 ・出汁を、お玉2杯分くらい加える

 ・蓋をして弱火
 ・ときどき掻き混ぜ

 ・豚肉が柔らかくなるまで煮る

 ・最後は蓋をとって、水分を飛ばす

◆醤油

 ・香りづけに醤油をひとまわし、火を止める


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