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寺山修司原作、大好物の菅田くんとイクチュンさん共演
6話完全版をいっきにみた、あ~泣いたないた
新宿新次とバリカン健二の、傷み伴う壮絶な愛の物語
というか、「愛を乞う」物語といったほいがいいか
午前中、台所の掃除中に指を深く切ってしまい家事がストップ
明日までおっとは不在だし、傷が固まるまでダラダラすることに
けっこう痛かったし、いろいろテンション下がったし
それで「あゝ荒野」を鑑賞しだしたけど、なんせ長いから
少しづつみるつもりだった、しかし面白くて全部みてしまう
あぁ~よかった、やっぱよかった
この「長さ」がないと描けない世界だった
新次と健二の物語を中心に、いろんな人間たちの人生がうごめき
誕生と死別、その狭間の苦しみ、生きるとは命とは何なのかを問う
人間は、独りでは生きていけないんだな
あったかい愛がないと、生きていけないんだな
だけどどんな人と出会っても、どんなに努力をしても
100%満足するなんてことは、絶対にない気がする
たぶん「孤独」がふつうなんだと思うけど
それが辛いから、死ぬまで執拗に求めて探すんだ
誰かと繋がりたくて
だから健二は、あんなに強欲に新次のパンチを欲しがったんだ
同じリングで、おなじ目線で、繋がりたかったんだな新次と
と思った
あ~指がいたい、ときどき電気がはしる