きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

ナヴァラン

2017-11-26 | 汁・シチュー・スープ
                 

フランス家庭料理の本をだして、「どれ食べたい?」って聞いたら
この料理を指す(Navarin)、「また煮込みかいっ」と思ったけど拵えてあげる

本来は「ラム肉と春野菜」らしいけど、手軽に「豚スペアリブ」を使うレシピだった
それを「我が家の事情」と「きばなの好み」に若干アレンジして煮込んでみた


下拵えして肉類と野菜を煮込み、煮汁は濾す、最後に具を足し軽く煮込んで完成
......という「フランス流煮込みの手順」を踏んだら、すごく美味しくできる

なにもせずポンポン放り込んで煮るトマト煮は、我が家の定番なんだけど
ちゃんと下拵えして丁寧に煮込むと、まるで「べつもん」になるんだなぁ


とっても美味しく大成功~♪






◆大蒜(2粒~1株)

 ・半分に切って芽を取り
 ・切り口を下にしてフライパンに並べる

◆オリーブ油

 ・弱火で点火、ゆっくりと加熱し狐色になるまで



◆玉葱(薄切り)
◆人参(大きめサイコロ切り)

 ・大蒜と一緒にシンナリするまで炒め、鍋に移す



◆スペアリブ
◆塩・胡椒・小麦粉
◆オリーブ油

 ・きつめに塩コショウし、粉をまぶす



 ・油を熱し、スペアリブをコンガリ焼く



◆バター

 ・最後に加え、風味を絡める




 ・油をきるようにして鍋に移す



◆プチトマト(あったから)

 ・カットして加える

◆ホールトマト(冷凍してあったものを使った)
◆鶏コンソメ(1粒)
◆ブーケガルニ(袋に入った市販品)
◆テーブルコショウ(たっぷり)

◆干しマッシュルームの戻し汁(あったから)



◆水(ヒタヒタより多く)



 ・蓋をして弱火で2時間以上は煮込む

※うちはストーブにのっけた

 ・途中、浮いた「脂」を小まめにすくう(※重要)



 ・「スペアリブと人参」を、いったん取りだす

 ・ムーランで煮汁を濾す(※重要)

※笊で押しつぶすように濾してもいいし、フープロやジューサーを使っても

 ・「スペアリブと人参」を、煮汁に戻す





◆じゃが芋・ペコロス・かぶ

 ・硬めに塩ゆでしとく
 ・煮込みに加え、かるく煮込む

※野菜は何でもいいけど、名の由来である「かぶ」は必ず加えたい

◆塩・胡椒・カイエンヌP

 ・味をととのえて完成

◆グリンピース(冷凍品)

◆パセリ(冷凍してあるもの)
◆粗びきコショウ




クスクスとアリッサを添えるのが定番らしいので、仕上げにカイエンヌをふってみた

おっとは「煮込み」さえだしときゃ~大満足の男なのさ~



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法蓮草のサラダ

2017-11-26 | サラダ
                 

ドレッシングに「赤ワイン」を使ってみたら、風味がよく美味しかった


・・・「ドレッシング」・・・・

◆赤ワイン
◆ディジョンマスタード
◆Wバルサミコ
◆白たまり
◆オリーブ油

◆赤パプリカ
◆茹でインゲン



◆サラダほうれん草
◆生ハム(みじん切り)

◆緑コショウ(粒を挽く)


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かぶ菜の甘辛煮

2017-11-26 | 朝ごはん・昼ごはん

筋っぽく灰汁のある青菜は、「炒めてから煮こぼす」という
中華料理の技法を使うことと、焦らず弱火でじっくり煮ると
柔らかくなって、とても美味しい...................


◆かぶ菜

 ・冷水に浸けてパリッとさせ
 ・洗浄し、適当に千切る

◆太白ごま油

 ・嵩が減るまで炒める

◆湯(水)

 ・ヒタヒタに注ぎ
 ・ふちが沸騰してきたら、フライパンを傾け湯を捨てる

 ・再び火にかけ

◆あぶらげの甘辛煮(※下記事・冷凍)

 ・凍ったまんまザクザク切って
 ・かぶ菜に加え

◆湯(水)
◆蔵の素(酒)

 ・ヒタヒタより若干すくない水分量

 ・蓋をして「弱火」、じっくりと煮る(2~30分)

◆醤油

 ・最後に味見をし、醤油をさして味をととのえる
 ・熱いうちに供す(冷めても美味しいけど)



※今回は冷凍してあった「甘辛煮」を使ったけど
 油揚げと出汁と調味料、ベーコンと水と調味料など
 組み合わせは無限大、青菜だけでも美味しい



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◆ごはん(有機・山形つや姫)
◆あさげ

◆なっと(カップまんま)
◆味付けめかぶ(写ってない)
◆柴漬け・牛蒡の梅煮

◆塩鮭(皮がカリカリに焼けて美味だった)
◆大根おろし・すだち・醤油

※盛りつけを間違う、大根おろしが邪魔して食べにくかった

◆かぶ菜の甘辛煮 

◆菜の花のおかか醤油
 
 ・菜花(今季おはつ・南房総産)
 ・おかか(かきたて・田子節)
 ・下総醤油


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おちる

2017-11-26 | 本と映画の話

小説と映画で、続けて「おちる」ものを読んで見た

人間がどんどん「底辺社会」に落ちていく物語



小説・絶叫



母親との葛藤から、歪んだ思考をもったまま進んでいくと
こ~なるのかな~って感じ、他人事ではない「ある女」の話

「絶叫」なんてタイトルだから、もっとエグイと思っていたのに
内容は想像してたよりソフトだし、終盤の「神代殺し」に至る
理由づけも曖昧だし、全体的に絶叫しなきゃなんないほどの
緊迫感も痛みも希薄でドッチラケ、最後のオチは面白かったけど

あと、女がどうやったら「まっさら」に戻れるのか
戸籍とかいろいろ、なんか勉強になった



映画・予告犯



就職した先が不幸だった、っていうのもあるけれど...............

苦労したであろう育ちにも関わらず、「汚い現実」から隔離されてきた教育によってなのか
絶望的に空気が読めず、己の位置関係も見えず、駆け引きもできず、ゆえに手酷い仕打ちを受ける

言ってみれば、子供が「いきなり」最前線の戦地に放り込まれている状態

これは映画だから大袈裟だけど、「ゆとり世代」って多かれ少なかれ
こんな目にあってるのかな、むごいな可哀そうに、って思った

養育って、実戦にでられるように「大人」にする、ってことなのにね

脇の俳優陣に演技力があったから、なかなか面白かった



映画・東京難民



ある日とつぜん、ホームレスになったらどうなるか?って現実的な話

父親の経済力のうえに成り立っていた、お気楽な学生生活だけど
それが断ち切られたとき、瞬時にホームレスとなり果てる恐ろしさ

どうやって雨風しのぎ、己の口を養っていけばいいのか
すごく現実的に描いてあったから、勉強になったマジで

ネカフェどころか漫画喫茶も入ったことないから、勉強になった(笑)




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ぜんぜん余談だけど

「絶叫」の主人公は、途中で「保険のおばちゃん」を仕事に選ぶんだけど
そのクダリを読んでいてひとつ思い出したことがあった...............

あれはたしか、保険金殺人や保険金詐欺で金儲けしていた女の犯罪だったが
明るみにでたキッカケが、カレーに毒をもって近隣住民を殺害した事件だった

むごたらしい嫌な事件だったけど、そのあと、友人知人たちが
こぞって「保険のおばちゃん」になったのには、心底ゾッとした

どういう意味があるんだろう? 今でもわからない


おちるっていや~お相撲、も~ニュースみるのも嫌
本当の力士なぞ、もう存在しないのかもしれない

おちていく土俵

関係ないけどイケノボ~、あのメイクはギャクなのか?
よくオジサンが宴会芸のとき、あ~ゆ~メイクしてるけど

ウケ狙いなのか?そう信じたい



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