バラ焼き

◆牛バラ肉（切り落とし）
◆玉ねぎ
◆ピーマン
◆焼肉のたれ（田村）
◆テーブルコショウ

鉄のフライパンを熱くして
牛バラ肉を炒める（強火）

玉ねぎを追加して、炒める

火をすこし落とす

滲み出た油をペーパーで拭きとる

焼肉のたれ、コショウを加えて炒め
味がからんだら、ピーマンを加えて
フライパンをあおるようにして炒める


フライパンごと出しちゃった
ごはんがすすむ・・・

鶏むねのから揚げ※おっと弁

もう1ヶ月は過ぎてると思われる
下味をつけて冷凍してあった鶏肉

お弁当に使ってみたけど、美味しかった
薄めに削いであったし、むね肉だから
揚げすぎないのがコツ、ジューシーに
うまく出来たら成功・・・

◆鶏むね肉
◆酒、醤油・ねこんぶ出汁・コショウ

片栗粉をたっぷりつけて、カリッと揚げる
レモンを添える・・・

ほか、さつま芋の素揚げ（塩）
卵焼き（菜花のお浸し）、大葉
春かぶと水菜の漬物、小梅、黒ごま

ぜんぶ、作り置きか残りもん

あさげ

途中まで、おっと自ら支度してたけど
あたしにバトンタッチして、仕上げた

寝んれなかった早朝に・・・

あぶ焼き※おっとの酒肴

賞味期限が切れてるから、食べてしまうと
おっとが言うので、簡単な酒肴にしてみた

台所を任せるようになってから、冷蔵庫の
中も把握するようになったので、賞味期限
とか食べ残しとか、うるさくなった(笑)
おとこの人って賞味期限に神経質だよね
すぐ腐るわけないし、早めの日数なのに

あと、作り置きとかも「早く食べなきゃ」
の強迫観念で疲れるらしく、入院するとき
作らなくていいから、と前回キョヒられた



茹でて油抜き（重要）、粗熱がとれたら
半分に切って水気をしぼる・・・

あとは、茹でたブロッコリーを添え
ごま油とお醤油、小皿も・・・

ちゃぶ台には、小さい卓上コンロと
小さいフライパンがスタンバイ

ごま油でカリカリに焼いて熱々を
食べるから、けっこ～美味しい

ブロッコリーもホクホクで、なかなか

札内川のお酒※カツ代の漬物器

十勝ってネーミングかな・・・
故郷の大学内で仕込まれている、お酒
教授が杜氏なのかしら？しらんけど

とっても美味しかった、爽やかなようで
コクもあるっていうか、初めての味わい
札内川のお水を使ってるらしいから
本能的に身体に合うのかも(笑)

昨年から体調を崩し、お酒が美味しくなく
なって、癌の治療をはじめてからは尚更
呑もう、なんていう気もおきず・・・

それでも、Xmasや元旦には頂いてみた
けれど、不味かったり悪酔いしたりで
身体が受け付けない、って感じがした

でも、このお酒は美味しかったし
する～っと身体に染みてった感覚があった
まるで抵抗がない・・・言い訳かもだけど

キラキラッと清んでる味わいがしたし

札内川の水を使ってるんだって、と
おっとが言ったとき、あ～それでか～と
グラスを透かしたら光が滲んだ・・・

産湯にしたとは言わないけれど(笑)
札内川とは寄り添うように育ってきた
だから「気」みたいなもんを感じた・・・
・・・のかもしらん、しらんけど




バネだけ、見つけて使っていたけれど
瓶ごともメルカリでゲットできた
しかしながら、紙を破ることが出来ず
使うことができない、もったいないし
カツ代師匠を失くすようで忍びなく

飾っている

菜花のお浸し

サッと硬めに茹で、浸し地にひたす
残ってた、ほうれん草もすこし・・・

◆出汁
（おつゆ用に冷蔵してるもの）
◆うすくち醤油
◆塩
◆こいくち醤油（すこし）



翌日か翌々日・・・
しっかりしみた、茎が美味しい

甘いもんとストレス

めっちゃ美味しかった
八つ橋のだから、ニッキを練り込んだ
お餅に、きなこがたっぷりまぶさって

ひとくちサイズの四角に切ってあって
パクパクパクパク、あっというまに
いっぱい食べちゃった、カロリー表示は
1個が45kcal、げっ、少なくとも10個は
ぜったい食べた、 もっと食べた・・・


・・・・・・・・・


先々週？だったか、退院して1週間め
あたりから、病院通いの日々だった

もはや副作用が治まることはないし
おっとに連れてきてもらうか、タクシー
を使うかだから、グロッキーでも何でも
いいやで、どんどん最短で診察や検査の
予約を入れてもらった・・・

手術前だから、けっこうやることがある
早く済ませたほうが、後々ラクだろうし
鬱々してるのもうんざりで、忙しくして
たほうが、気が紛れるかな～と思って

で、がんばった

あとは来週末までない、ちょっと休憩
さすがに疲れた、あちこち痛いし・・・
もう躊躇なく、鎮痛剤をどんどん飲む

薬局で薬の追加、いつも時間がかかり
病院のあとだから、余計にぐったりだ
やっと呼ばれたと思ったら説明が長いし

もう何度も繰り返してるんだからさ～
わかってるから、ちゃっちゃとさ～
とっとと渡せ、お願いだからっ（号泣）
もうクタクタなのよっ、帰りたいのっ

なのに

「ロキソプロフェンは大丈夫ですか？」
「は？あ、ロキソニンね、まだあるから
いりません」「そうですか～きっと
トラマドール（軽めの鎮痛剤）だけで
効いたんですね、良かったですねっ」

「・・・」

効いてるわけねぇ～だろ、だから
処方してもらってんじゃねぇ～か
今日は間に合ってるからいらないの
来週は補充するよっ、履歴みろやっ

だいたい私がどんな状態でどんな時に
どんな風にどんだけ飲んでいるのか
解って言ってんのか？ねぇちゃん
1日3回しか飲んじゃいけない薬を
4時間おきに計6回飲まなきゃ
いられない日もあるんだよ！
それでも痛くて寝られないんだ！

時計睨みながら、次の4時間めまで
必死で痛みに耐えてる日もあるんだっ
なのに何が良かっただ！正気か？
トラマドールだけで間に合ったなんて
誰が言った？あー殺したろかぁ？

口は閉じてろ、ねぇちゃん
黙ってブツだけよこせばいいんだよ！

「・・・」
「ありがとうございます～」

あーストレス



都合で早めに病院へいった朝
診察まで時間があるから、珈琲を
飲みながら読書を楽しんでいた

どかっと横に座った年配の女性
ハァ～と何度もため息をついている
そのうちチラチラとこちらの様子を
伺っているから、ヤバイとは思った

話かけられないようにしていたが
しびれをきらしたのか、いきなり
服装を褒めてきた、無視もできず
仕方がないから相手になる

聞けば私と同じ病気だったので
珍しく積極的に話をしたけれど
時間の無駄だった

私より数ヶ月あとに治療を始めた
ようだが、驚くほど無知だった
自分が今、なにをやっているのか
まるでわかっていないようだった

私だってわからない、医師の話は
次からつぎで、とてもいっべんに
理解なんか出来ない、それにそんな
精神状態でもないから、目の前の
事を把握するだけで精一杯だ

だから、ぜんぜんわからなくて
看護師さんに聞いても理解できず
不安でしょうがない、なんて言う
から、自分と同じだと思って話を
聞いてるうち、？？になってきて

初めの手術（生検のための）を
間違いだったんじゃないかって
悔やんでいる、なんて言いだす

はぁ？

彼女の話は要領を得ず、とにかく
悔やんでる、と繰り返すので
間違いじゃなく必要な手術だって
理由も説明したら、あ～安心した
って喜んでいて、あらためてビックリ

60代？70代ではないと思うのに
この程度の理解力で、たぶん人の話は
半分も聞いてなく、なのに言葉尻だけ
とって想像を膨らませ、全く違う話を
作りあげて悶々とする、悩むわりには
詳しく調べようともせず、もらった
書類（診断書とか説明書とか）も
ちゃんと読んでいないようだったし
スマホを持ってるのに、それを使って
調べてるふうでもなかった・・・

ものすごい老人状態

知らないって言うから
診断書に書いてあったはずですよ
って言っても、貰ってないって言う

貰ってないわけないじゃん

先生が説明されたはずですよ、と
言っても、聞いてないだもん

そのくせ、違う病気の人が話してた
事はカーテン越しにしっかり聞いてた
ようで、それを関係ない自分の病気に
あてはめてしまう、も～支離滅裂

とにかく呆れるばかりの状態で
気がつけば、私をカウンセラー役に
ラッキーって顔でご満悦・・・

こちらにしてみれば、なんの収穫もなく
ひたすら説明させられるばかり・・・

これから気の重い診察が待っていて
知らない人の子守りなんかやってる
場合じゃないのに、同じ病気の人と話を
するは初めてだったもんだから、つい
相手になっちゃって、ほんと馬鹿だった

まともな知識があったとて、むりくり
知らない人に話しかける目的は１つ
「自分の話を聞いてほしい」しかない

とことん後悔していたら

自分の話ばかりで悪いと思ったのか
唐突に私の手術のことを話題にだし
大丈夫、きっと上手くいきますよっ
（私が心配しているようには
ならない、って意味らしい）
なんて断言しだす

はじめにちょっとだけ言った私の話
なんか覚えていたのか、と驚いたし
（それだけ自分のことばっか）
自分自身の事も理解してない人間が
どんな内容なのかも知らず、よくもまぁ
簡単に言ってくれるよ、ひとのことだと
思って・・・とだんだん腹が立ってきて
1時間以上もくだらん不毛な話に付き合い
安心させてやったお返しがそのセリフか
なんて自分勝手で思いやりのない人だ
それで励ましてるつもり？

それまで、あまりにもオロオロしてる
から、不安になるような事は言わない
ようにしてたけど、あったまきたから

「癌になって知りましたけど、この
世界はシビアですね、今まで良い結果
なんてありましたか？なかったでしょ
だからそんな甘い考えは捨てました
これから私達が経験する手術も
厳しいものになるでしょうし、再発も
転移もあるでしょう、癌とは死ぬまで
付き合わないとならないし、寿命も
長くはないでしょうしね、だから
根拠もなく、何とかなるなんて
イイように考えるのは止めました」

みたいな内容を、くだけた感じ(笑)
で言ったら、顔がひきつっていた

ほんとのことだも～ん

それでもまだ話足りないっていうか
捕まえた獲物は逃したくない(笑)って
雰囲気で、また戻ってくるって態度で
受付に行ったから、なんとなく其処に
座っていたけれど、遠くに戻ってくる
彼女の姿が見えた時（彼女の診察室は
別の階）そんな約束はしてないし
聞かれもしなかった、待ってる義理も
ない、友達になる気もない、こりごり

だから逃げた

どうか２度と会いませんように

あーストレス、甘いもんでも
食べなきゃ、やってられん