めいすいの写真日記

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山吹の花、太田道灌伝説

2014-04-29 | 

山吹の花が美しく咲いています。山吹というと、思い出すのが、「太田道灌と山吹伝説」。

ある日、道灌が鷹狩りに出かけ、にわか雨に遭ってしまったので、近くの貧しい農家に立ち寄り、蓑を貸してもらえないかと尋ねたら、
年端もいかぬ女が、黙って差し出したのは、蓑ではなく、山吹の花でした。意味の分からぬ道灌は不愉快な思いで帰途についた。
家に戻り、その話をしたら、近臣の1人が後拾遺集に醍醐天皇の皇子が詠まれたものに
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の(蓑)一つだに なきぞかなしき」という歌があります。
その娘は、蓑さえない貧しさをたとえたのでないでしょうかと言いました。
驚いた道灌は、自分の無学を恥じ、それからはさらに学問にいそしんだ。との話があります。
うーん、田舎の貧しい娘が、それほどまでに学問を積んでいたのかと疑問が残りますが、良い話ではあります。

東京都庁が有楽町にあった頃、第一庁舎の前に太田道灌の銅像が建っていました。室町時代に江戸城を築い
た人としても知られています。