女房のボランティア演奏仲間だったOさんが、今年の3月から赤城山麓にログハウスを建て、埼玉県の和光市から移り住んで、自然豊かな
生活をしています。
今回はOさんと、再びコンサートに出ることになり、その打ち合わせを兼ねて、このログハウス(名称、コロボックル)を訪れることになりました。
この家の周りには、カブトムシやクワガタが沢山いて、あの有名なきのこ、タマゴダケも自然に生えてくるとのこと。
中に入ると、窓から見る景色は額縁のように緑一杯の木々が見えてきます。
なんと、ステレオのスピーカーは往年の名器 HITACHI-HS500 (1969年発売)で、今も美しい音を出します。
名ソプラノのシュワルツコップのモーツァルト歌劇「フィガロの結婚」の「さよなら過ぎ去った日々よ」を聞かせてもらい感動しました。
なお、ログハウスの材料は、ノルウェーから運んだもので、今は新しい材木の感じですが、やがてアメ色に変わっていくそうです。
この部屋で、近所の方々をお誘いして、三人の演奏を楽しんでいただきました。
暖炉は、薪をくべています。薪は近くの倒木などから作るということ、近くに住んでいる人も協力してくれるのだとか。
家の周りに薪が沢山ストックしてありました。薪は、結構早く燃え尽きてしまうのだとか。
補助の暖房としては、電気を使用しているそうです。
煙突が吹き抜けの屋根まで届いており、効果的に暖房が出来るようになっています。
そして上に上がった暖気が、天井の扇風機でしたに押し下げるとのこと。
お昼は、自家製の燻製料理を出してくれました。まずは、ベーコン。みずみずしくて暑ささもあり、これまで私が食べた中では
本当に美味しいベーコンです。豚の肉の塊を塩ずけにして4日間、そして塩を洗い落としてからスモークするのだそうです。
そして玉子とチーズとシシャモも燻製です。
これが、燻製を作るための容器。煙が沢山出るので市街地では使用できないでしょうとのこと。
上にある食パンもオーブンで焼いたもの。野菜も陶器のヘルシー蒸し鍋で調理されたもの。
住居も食べ物も森での生活にふさわしいもので、すっかり感心しました。何より、美味しい料理を食べさせてもらいました。
大きなベッドカバーも見事なパッチワークで作られており、こういう、こだわりの生活もすごいなーと思いました。
きれいな写真が撮れてますね、さすがです。
こだわりの生活というのはこういうのを言うのだと感心、なかなかあそこまでこだわって生活できませんからね。Oさんご夫妻の案内であれから大きなお風呂に300円で入りに行き、夜はこれも旦那様こだわりの大根をピーラーで削ったのと豚肉だけの鍋を頂き、朝は鍋で炊いた美味しいご飯も食べて満腹で帰って来ました。とても癒された赤城の旅でした、私も頑張ってブログアップしなきゃです(^^)
大きなお風呂(温泉?)もあり、群馬県立の「昆虫の森」もあり、れきしある大間々町の醤油工場もあり、もう一度行ってみたいと思います。