めいすいの写真日記

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萩の花と蝶々

2008-09-13 | 




 我が家のお隣の家の道に面した法面には、沢山の萩が植えられていて今が花の盛りで美しい。そこに、蝶々がひらひら飛んでいる。

 童謡「みどりのそよ風」(清水かつら作詞)では、「みどりのそよ風 いい日だね ちょうちょもひらひら まめの花」と歌われている。萩は「まめ科」の植物なので、この歌を思い出す。

 余談になるが、実は今日(9月13日)に和光市のサンゼリア大ホールで開かれた第11回「叱られて」歌唱コンクール(詩人 清水かつらを歌う)があり、コンクール後のコンサートに女房が出るというので聴きに行き、この歌を会場の人達と共に歌ったばかりである。
 配られたプログラムには、「靴がなる」、「雀の学校」、「ドングリ」などの作詞で知られる詩人清水かつらの生い立ちや歌が作られた背景が書いてあり、和光市新倉や白子、板橋区成増での心境を歌にしているとのことである。中学時代の親友が白子に住んでいたので、この辺りは良く歩き回った記憶がある。
 特に、「叱られて」は、和光市白子から成増の町へふすま(小麦の殻)の買い物に行かされる時の心境で、この途中の急な坂道は、うっそうとした林の中に狐が出るといううわさもあったと書いてあり、こうした歌が如何にも身近に感じられ、興味深く思われたばかりであった。



 萩には、何故か蝶々が集まる。特にこのモンキチョウは動きが速く、本当にひらひらと舞っている感じがする。清水かつらが、詠んだのはきっと、モンシロチョウかモンキチョウに違いないと実感した。
 モンキチョウは羽をぴったりと閉じて留まる。だから、この写真は飛んでいる時のものなのである。カメラのモードを連写にして30枚ほど撮った中の1枚である。



 一方、こちらはキアゲハ。キアゲハは羽を開いて留まる。だから写真には撮りやすい。



 写真を撮っていたら、いつの間にかキアゲハが4羽も5羽も集まってきた。「私も写真に撮って」、「あら私も」といって近寄ってきたような気がした。
 お隣といっても、ここは我が家と接している。最近は蝶々など見かけないと思っていたのだが、こんなにも蝶がいたのである。周辺には、まだまだ自然が残っているのだと実感した。

1、4、5枚目PENTAX K20D +TAMRON 90mm F2.8 Di MACRO ,2、3枚目 PENTAX K20D + SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACROで撮影

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