埼玉県指定無形文化財の「南大塚の餅つき踊り」。1月11日、12時半から川越市南大塚の西福寺境内で行われました。
餅つき踊りは一つの臼を数人で囲み、踊りながら餅をつく芸能です。江戸の後期から埼玉県中南部の米作地帯で広く行われていたようですが、現在は、ほとんど見られなりました。歌を聞きながら餅をつく踊りを見ていると、米作地帯の農民にとって、餅つきは大きな喜びであり、豊作を祝う雰囲気があって、歴史を感じさせるお祭りでした。
子供たちも餅つきに奮闘しています。
SONY Handycam HDR-SR11でハイビジョン撮影 ビデオ58秒
踊りは、ナラシ・ネリ・ツブシ・6テコ・3テコ・アゲツキと6つ所作かあり、それぞれの歌があります。餅は三臼つかれて、見物客にきなこ餅にして振る舞われました。
四臼めは「引き摺り餅」。隣の菅原神社まで子供達が紅白の綱で臼を引き摺っていきす。その間、餅がつかれています。昔のお大尽が神社に参拝するときの習わしだったようです。
PENTAX K20D + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACROで撮影
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