1月10日(土)NHK教育テレビ「ETV50バースデイウィーク第五夜」の「世紀の名演奏」で最後に取り上げられたのは「クライバー指揮のベートーヴェン作曲、交響曲第7番」(全曲 バイエルン国立管弦楽団 1986.5.19 人見記念講堂)でした。
一昨日は、女房がクラシック音楽の番組を見ているので、なにげなく覗いてみるとアルゲリッチのピアノ演奏、キーシンのピアノ演奏と続くので、一体どういう番組なのかと番組表を見てみたら、なんと最後にクライバーが指揮するベートーヴェンの交響曲7番が全曲で放映されるということがわかり、去年の暮れに買ったばかりのブルーレイディスクレコーダーにあわてて録画することにしました。ハイビジョンでクライバーの指揮する曲を録画できたので、まさにグッドタイミングでした。
20世紀最後のカリスマ指揮者といわれる カルロス・クライバー(1930~2004)。
「 1960年代後半から世界各地の歌劇場で名声を高めたクライバー。気に入らない仕事をつぎつぎとキャンセルし公演を減らしたものの名声は衰えず、彼が指揮するだけで大ニュースとなる伝説的な存在となった。日本にも熱心なファンが多く、クライバー自身もこよなく日本を愛した」(NHKテレビ字幕解説)
実はカルロス・クライバー(1930-2004)は私の最も好きな指揮者なのです。
めいすいの音楽随想「私の好きな指揮者 カルロス・クライバー」(2004. 3.30)
番組の中で作曲家の池辺晋一郎さんは、「練習はスコアを徹底的に読み込み、細かく、厳しい。しかし、本番は笑顔でオーケストラに伸び伸びと演奏させる」。そこで、「練習はクライバー、本番はアカルイバー」と冗談を言っていました。
その話はともかく、クライバーの指揮はスマートで優雅、彼の姿を見ているだけで音楽が伝わってきます。その格好の良さは、まさに目を見張るものがあります。音楽評論家の吉田秀和が「指揮する姿が音楽だ」と言ったのは名言だと思います。
番組では、ベートーヴェンの伝説の名演奏、クライバーの音楽づくりの喜び、音楽を愛する喜びが伝わってくると紹介されました。やはり、演奏を聴き、クライバーの指揮する姿を見ていると、ベートーヴェン交響曲第7番そのものも「舞踏の神化」といわれるほどリズム感のある曲ですが、次第に気持ちが熱くなって、高揚した気持ちになってしまいます。
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20世紀最後のカリスマ指揮者といわれる カルロス・クライバー(1930~2004)。
「 1960年代後半から世界各地の歌劇場で名声を高めたクライバー。気に入らない仕事をつぎつぎとキャンセルし公演を減らしたものの名声は衰えず、彼が指揮するだけで大ニュースとなる伝説的な存在となった。日本にも熱心なファンが多く、クライバー自身もこよなく日本を愛した」(NHKテレビ字幕解説)
実はカルロス・クライバー(1930-2004)は私の最も好きな指揮者なのです。
めいすいの音楽随想「私の好きな指揮者 カルロス・クライバー」(2004. 3.30)
番組の中で作曲家の池辺晋一郎さんは、「練習はスコアを徹底的に読み込み、細かく、厳しい。しかし、本番は笑顔でオーケストラに伸び伸びと演奏させる」。そこで、「練習はクライバー、本番はアカルイバー」と冗談を言っていました。
その話はともかく、クライバーの指揮はスマートで優雅、彼の姿を見ているだけで音楽が伝わってきます。その格好の良さは、まさに目を見張るものがあります。音楽評論家の吉田秀和が「指揮する姿が音楽だ」と言ったのは名言だと思います。
番組では、ベートーヴェンの伝説の名演奏、クライバーの音楽づくりの喜び、音楽を愛する喜びが伝わってくると紹介されました。やはり、演奏を聴き、クライバーの指揮する姿を見ていると、ベートーヴェン交響曲第7番そのものも「舞踏の神化」といわれるほどリズム感のある曲ですが、次第に気持ちが熱くなって、高揚した気持ちになってしまいます。
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