マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

再び出会った美味しいタレ付きざる揚げ出し豆腐

2023年02月12日 07時29分56秒 | もらいもの・おくりもの
この日、喫茶きまぐれやに合流してくれた知人から耳よりの情報をもらった。

ブログにアップしていた「タレ付きざる揚げ出し豆腐」記事を見てくださった奈良県高取町の住民が、今日の出会いにもってきてくださったあの美味しいタレ付きざる揚げ出し豆腐。

お土産に、と道の駅吉野路大淀iセンターまでわざわざ出かけて買ってきたタレ付きざる揚げ出し豆腐をいただいた。

観光客を中心に、多くの人たちが買い物をされる道の駅。

季節に応じて販売される栽培された瑞々しい野菜や地域の特産品。

食事もできるレストランもあるし、トイレ休憩にも利用されている吉野路大淀iセンターは、口コミ数が多い。

タレ付きざる揚げ出し豆腐は、吉野町吉野山で製造、販売している㈱林とうふ店。

初めて購入した委託店舗売りは、大淀町の道の駅と同じ大宇陀道の駅

売値は270円。



三角おにぎりのような形につくった柔らか豆腐。

揚げ出しの豆腐そのものも旨いが、付属するタレとともに口にすると、むっちゃ旨い。

両方がそろって味わえる最良の旨さにやみつき。

ところが売り場は、我が家からかなり遠隔地。

宇陀辺りので行われている行事取材の折に立ち寄って購入する。

とは、いっても常にショーケースにあるわけでもない。

時間的にみれば、売り切れ状態になることも多いから、口にするタイミングは、相当な開きがある。

私自身は、大宇陀道の駅にしか、ないと思っていた。

ところが、知人のNさんは、ここにもあるよ、と教えてくれた吉野路大淀iセンター。

手土産持参に売り場の大淀iセンター袋と、ともに教えてくれた。

しかも無料のおからも・・・

これがむっちゃ旨い。

調理人のかーさんに託してつくってもらった晩食は二日後。

温めた揚げ出し豆腐を小鉢に入れ、美味しいタレを落とす。



このタレは、京都府城陽市久世荒内が所在地になる豊味食品㈱の製造販売。

主に調味料や添加物の開発に受託、製造販売。

なんとタレは、吉野山でもなく、奈良県でもない京都の城陽。

宇治茶の主産地のひとつでもある城陽市から吉野山までの遠い距離に配送車が働いている。

そんな恩恵もあって美味しくいただく林とうふの揚げ出し豆腐。

刻み葱を落としても、落とさなくても美味しくいただけるが、できるなら生擦りの生姜があれば、なお嬉しである。



かーさんが調理した、おから料理はいつも旨い。

にんじん、しいたけ味も含んで美味しい。

(R3. 2.26、28 SB805SH撮影)

玄関に吊るす正月飾り

2022年11月10日 07時41分46秒 | もらいもの・おくりもの
飾りたかった赤い実の千両は、ヒヨに喰われて全滅。

代打、ではないが我が家には万両もあった。

今年初めてになる白い花を咲かせた万両。

見ごろは7月22日だった。

花は萎み、青い実に姿を替えた日は10月23日。

冬が近づくにつれ赤くなった。

そうして、我が家の正月飾りに色を添えてくれた。

しめ縄は取材先でもらったもの。

蜜柑にウラジロは地産地消店「よってって」で購入したもの。

3役揃ったところで玄関を飾ってくれた。

(R2.12.31 SB805SH撮影)

内祝いに美味しい王子サーモン海の幸詰め合わせ

2022年10月16日 08時03分53秒 | もらいもの・おくりもの
長男夫婦が建てた新築祝いに贈った。

資金の足しにもして、と親、祖母からのお祝いに返してくれた内祝いはとても美味しい海鮮もの。

京都に初雪降るこの日に届けてくれた王子サーモン・海の幸詰め合わせ

蓋を開けた状態を見ただけで、旨さが伝わる内祝い。

製造も販売も、北海道苫小牧有明町にある王子サーモン㈱。

保存方法は、5℃以下の冷蔵保管。

賞味期限は、12月22日だから、早めに食べやんと、というかーさん。

その夜、早速開封した第1弾は、ノルウエイ産サーモントラウトの燻製もん。

これは2枚あったから、2度も味を愉しめる。

燻製サーモンを小分け。

大皿に敷いたレタスに水菜。



その上に盛ったトマトは中央、燻製サーモンは周囲に添えた。

燻製嫌いのかーさんが、むちゃ美味しいというサーモントラウトの燻製もん。

一般的には塩からいっていうのでが、これは甘くて美味しい、とぱくぱく。

おふくろもパクパク。

私もと、別皿に寄せてからしマヨネーズかけ。



甘いトマトもさらに旨くなる。

おふくろは、逆に塩ふり。

かーさんはノーマルパターン。

それぞれがそれぞれの味を愉しんだ。



翌日の15日は、鮭西京味噌漬に鮭越後酒粕漬。



北海道産の鮭は、海外のサーモントラウトとはまた違う味わい。



誰もが知る国民食のような鮭。

私が口にしたのは、越後酒粕で漬けた鮭。



焼きが入った粕漬けの鮭はほくほく。

身離れはえーし、食感もほくほく。

酒粕の味がたまらん。

ぷりぷりの酒粕漬けの鮭は絶品。

西京漬けの鮭はかーさんとおふくろは半ぶんこ。

こんなに美味しい西京漬け。

いつもなら百円前後の西京漬け赤魚。

これも美味いが、格が違う、とわかった。



19日の味噌漬けは、銀だらの西京味噌漬にキンメ鯛の西京味噌漬。

どちらも美味そうな2品。



キンメ鯛はかーさんにおふくろ。



私は、それを待っていた銀だらの西京味噌漬。



プリプリの銀だらの味噌漬けは高級品。



キンメ鯛もそうだが、いずれもぷりぷり。

身離れが心地いいほどにほぐれる。

美味しい味噌は、魚のどこが美味いのか。

それは皮にある。

焼きが入った皮がむちゃ旨い。

22日は、賞味期限切れの日に食べた残ったいくらの醤油漬。



プチプチ感が凄いいくら。

丁度いい具合に漬かった濃い目の醤油味。

日本酒にぴったりな酒の肴の一品に、本日もまた発泡酒。

美味い、旨いと食べていたら、私も食べたくなったといって、熱々ご飯ものせた。

ほんまに美味しい、と何度もスプーンで掬って飯2杯。

回転寿司に見られるいくら。



或いはスーパーに売っているいくらとは段違いの味。



こんなに美味しい内祝い、機会あったらまた送ってや、と声を揚げた親父のお願い。

(R2.12.14、15、19、22 SB805SH撮影)

見学・図録無料の上、おまけにお土産も・・

2022年10月02日 08時14分00秒 | もらいもの・おくりもの
一足遅かった、といいたいところだが、企画展はとおのむかし。

10日前に終わっていたナニこれ?企画展

企画展はなくとも、奈良市埋蔵文化財調査センターの常設展はいつでも見られますので、どうぞと案内された職員。

残部はまだありますから、どうぞ企画展図録はお持ち帰りください、とありがたいお言葉。

見学し終わってからも、お土産があった。

職員さんが手つくりの折り紙。



“鹿“のように思えるが・・どうなんだろか。

今も、我が家のリビングに飾っている嬉しい紙鹿(※神鹿かも?)。

(R2.12. 1 SB805SH撮影)

シェ・レカミエ ミ・ナーラ奈良店のどでかいシュークリ-ムはパティシエのたまご

2022年09月04日 08時00分33秒 | もらいもの・おくりもの
うどんもおごってもらった上に、とっても、美味しかったシュークリ-ムもくださった。

写真展会場か休館と知らずに案内した。

そのことを知らずに会場に足を運んだ人に申し訳ないと会場前にずっと立っていたそうだ。

素晴らしい気遣い。

その場に来た人は、どうやら私だけだったようで、昼の時間になれば、諦めて万が一の午後に対応するつもりだったようだ。

そんな対応をされるNさんの意識が高い。



申し訳ないからと1階の食品コーナーにある洋菓子を見て選んだシュークリームを手渡された。

売り場の店舗はシェ・レカミエ ミ・ナーラ奈良店。

いただいたどでかいシュークリームの味は満点以上だった。

これまで味わったことのない上品さ。

甘さは控えめのクリームがたっぷり詰まっている。



隙間もないくらいに詰めているシュークリームがすごい。

シューの食感も魅力あり。

バリバリサクサクのシューに包まれたシュークリームの名は知らない。

帰宅した直後に、デイサービスから戻ってきた95歳のおふくろ。

施設のおやつもシュークリームであったが、これはそれ以上に美味しいと、パクパク。

量は多いから、かーさんと半ぶっこにして食べていた。

私はまるごと1個をぺろり。

これまで食べてきたシュークリーム(※10個入り百円と比べたらあかんが・・)ってなんやったんやろか、と思うほどの美味しさ。

実は、である。

洋菓子店舗のシェ・レカミエは、山崎製パンが展開する洋菓子専門の直売店だった。

商品名は「パティシエのたまご(カスタード)」(※5年前の価格は160円)。

スタッフが、店内で作っているサックサクに焼き上げたクッキーシュー。

バニラビーンズ入りのカスタードクリームが相性ぴったりに仕上げている、なるほどの味である。

大昔、大阪・難波にあった大正13年が創業のヒロタのシュークリームくらいしか知らなかった。

懐かしい味のヒロタのシュークリームが、この年の8月に直営の4店舗を閉店したが、南海難波駅2階構内店舗は営業を継続している、とあった。

(R2.11. 4 SB805SH撮影)

ふるさと納税のおすそわけに贈ってくれた大分・豊後牛はすき焼きに

2022年07月28日 08時55分54秒 | もらいもの・おくりもの
長男夫妻から贈り物メールが,、かーさん宛に届いた。

到着した日は10月5日の月曜日。

なぜにその日であるのかは、気にもかけてなかった。

贈り物はふるさと納税の返礼品。

美味しい贈り物は大分県の豊後牛

なんと1.2kgも送ったという。

ここんところ、というか何か月も食べていない牛肉。

たんまに食べたくなるときもあるが、お腹が必要としなくなった。

高校生のころだった。

死ぬほどに食べたいとおふくろに訴えて買ってきてもらった牛肉の量は1kg。

焼き肉で食べたと記憶にある牛肉。

1kgなんて無理、無理・・。

400gを食ったところでギブアップ。

当時は、肉が一番好きだった。

死ぬほど食わしてくれ、といったほどに大好きだった肉。

たったの400gで白旗を揚げた。

それから、というもの、「死ぬほど」の詞も出ない。

まぁ、限度がわかったところでよかったんじゃない。

そのことはともかくクール宅急便で届いた大分県特産品の豊後牛

初めて口にするブランド牛。

お肉が好きなおふくろにも口が合うと判断した今夜のご馳走はすき焼き。

連絡があってからずっと楽しみ待っていた大分県名産の豊後牛1パックが200gの切り落とし肉。

それぞれにトレーサビリテイ・個体識別番号を振っている。

「1563849761」に「1563849761」。

大分豊後牛一頭分の識別番号とわかる。

加工者は創業が明治5年の㈱ミートクレストだった。

なんせ超高齢者のおふくろに私たち2人も高齢者が食べる量はしれている。

一人当たり100gは食べるだろうと推定した2パックの400g。



パックから取り出した豊後牛を中皿に盛った色が綺麗なこと。

霜降り肉でなく、脂ののった赤身肉。

艶のある肉の姿が美しい。

肉がわかるように置いた豊後牛のシールに「大分で育った黒毛和牛」とあった。

憧れの黒毛和牛を、我が家自慢の玉ねぎすき焼きに入れて炊く。

すき焼きの名であるが、実際は炊く。

本来のすき焼きは、牛肉だけをすき焼き鍋に入れてジュージュー焼いて作る。

焼きが入ったところで野菜とか豆腐などを投入。

我が家じゃ、みな入れて炊くすき焼き。

かつて子どものころは醤油に砂糖を調合して煮たてたが、今は市販のすき焼きタレ。



これで、いいのだ。

美味しく炊けたすき焼き。

おふくろが第1号。

第2号目に、かーさんの箸が入る。

大掴みした豊後牛。

すき焼きタレにたっぷりしみ込んだすき焼き牛の味に、美味しい、旨い連発。

熱々の牛肉は小鉢に入れた生玉子に漬けていただく。

すき焼きに生玉子はつきもの。

玉子のないすき焼きは、だだ辛い。

まったりした甘さに包まれた醤油だし味の牛肉がむちゃ旨い。

子供のころから慣れ親しんだ食べ方であるが、昔からではない。

記憶にないが、幼少期には生玉子がなかったような気がする。

一説によれば、熱々の牛肉を食べやすいように溶いた生玉子で冷まして食べたとか。

その始まりは、明治時代の文明開化のころとか、関西のすき焼き店が関東に出店したときとか・・。



さて、我が家のすき焼きの具材である。

ずいぶん昔のこと。

テレビで見ていた番組は淡路島出身の著名人(※政治家の原健三郎氏)。

その著名人が故郷淡路島で食べるすき焼きに欠かせなかったのが淡路島産の玉ねぎ。

白菜は水気が出るから、すき焼きの味調整が難しくなる。

玉ねぎでも水気はあるが極端に少ない。

つまり美味しく牛肉が食べられると番組で推奨していた。

いっぺん試してみようと我が家で始めた玉ねぎすき焼き。

つまり具材に他の野菜は入れずに玉ねぎだけ。

著名人がお家でしていたすき焼きは、まさにその通り。

豆腐も糸コンも、一切を入れない玉ねぎオンリーのすき焼き。

これ、ほんまに旨かった。

尤も、我では、そこまで極端でなく、私が最も好きな乾燥麩に糸コン、春雨、白ネギは欠かせないが、玉ねぎは多めの量。

この日のすき焼きは、少しばかりの白菜にしめじも豆腐も入れたすき焼き。

とても美味しく食べたすき焼きの写真を贈り主の長男夫妻に送ったら、長男は「玉ねぎすき焼きやー」と返信してきた。

肉、肉、肉のすき焼きに箸が止まらない。

食べては追加の肉を入れる。



入れては食べるの繰り返し。

おなかが満腹になる前に味替え。

業務スーパーで買ってきた玉うどんを入れて煮込んだうどん焼きのすき焼きがまたむちゃ旨い。

かつては生中華麺を入れて食べていた。

うどんでなく中華麺だった。

いつのころからか記憶にないが我が家ではうどんになった。

業務スーパーに売っているうどんは細麺に太麺と普通麺の3種。

今回、買った普通麺のうどん。

すき焼きの味がしみ込んでむちゃ旨い。

実は、私が高校生のころに食べていた麺は、インスタントラーメンの乾麺。

カップ麺でなく、袋麺。

どの製品でもよかろうというわけでなく、いろいろ試してみて一番うまかったのはサッポロ一番の味噌ラーメンの麺である。

味が馴染みやすかったと記憶にある。

今、FBで「サッポロ一番はじめます」と称するサッポロ一番ラーメンのアレンジした麺料理が流行っている。

どうか、すき焼きの残り汁利用もいかがでしょうか。

ただし、間違っても味噌スープは入れないように。

・・・乾麺だけですから・・。

そんなすき焼き残り汁で食べる麺の話題に、飛び出したご飯。

おふくろもかーさんも、昔の残り汁の食べ方はご飯だった、という。

えっ、まさかの展開。

じゃ、子どものころの私も食べていたのか。

記憶にないすき焼きご飯に驚いたものだが・・・

ところで、長男夫婦が贈ってくれた豊後牛の到着日。

かーさんの話によれば、指定日やったそうだ。

なぜに指定日なのか、と尋ねたら結婚記念日だと・・・。

目が点になった。

すっかり失念していた結婚記念日が10月5日だったとは・・。

(R2.10. 5 SB805SH撮影)

久しぶりに見る食卓のかんぴょう煮

2022年05月31日 11時08分03秒 | もらいもの・おくりもの
8月1日に退院してからはずっと我が家で療養中のおふくろ。

食事に好き嫌いがあるのんだから、かーさんは毎日の食卓に何を料理しようか、と毎日が思案の連続。

今夜のおかずに登ったのが、なんとかんぴょう煮。

もらいもののカンピョウを久しぶりに見るわけだが、あまりにも空白期間が離れたもので、どこのどなたにいただいたかもわからなくなっている。

なんせ、カンピョウは新聞紙に包んで冷暗所で保管しておけば、長期保存できる。

保存はともかく、私はしょっちゅう口に出して「かんぴょう煮を喰いたーい!」と叫んでも、登場することはない。

すっかり忘れていたかんぴょう煮を前に嬉しさがこみ上げる。

合わせに炊いた高野豆腐にオクラ。

柔らかく煮込んだオクラも出汁が沁み込んだ高野豆腐も美味い、と申したのはおふくろ。

よほど嬉しかったようだが、私もおふくろ以上に嬉しい。

(R2. 8.20 SB805SH撮影)

お中元届けの石巻産白謙かまぼこ詰め合わせは美味

2022年05月06日 07時21分48秒 | もらいもの・おくりもの
とっても美味しい蒲鉾をお中元に贈ってくれた。

実弟・次男のY。

昨年に長男のKが東京で結婚式を挙げた。

可愛いお嫁さんに祝福した1泊2日の小旅行。

宮城県仙台市に住む実弟は、東京行きついでにデイズニーランドに嫁さんともども行ってみたいと話していた。

兄貴はどうする、と云われてもなぁ。

かーさんも、私もしんどいとこは気が進まない。

奈良と東京の往復で終わった遠距離旅行。

式典前日に宿泊したホテルで飲めや、喰えや・・・。

先に飲み食いしていた鮮魚居酒屋。

兵庫に住む実弟・三男に、我が息子の次男も揃って。

飲んで、食べてに会話も盛り上がった。

春になれば、式典には参列できなかった94歳のおふくろに会いたいから、愉しみにしていると話していたが、新型コロナウイルスの拡散防止対策に、大阪までは行けなくなっちまった。

今、そのおふくろが我が家に居る。

圧迫骨折療養に通算7カ月間も。

3月半ばに一旦は退院したものの4月1日には再入院。

発症した圧迫骨折の部位は異なるが、長い入院生活からやっとこさ解放されて我が家で療養中。

2日前から始まったリハビリ療法に通所を受けてくださった幸寿苑に今日も出かけた。

週に3回のリハビリ療法は3月間有効。

それまでにどこまで回復できるのか、まったくの未知数。

そのことについては、要所ごとに電話やメールで伝えていた実弟の次男が気を利かしてくれて贈ってくれた中元は、以前も食べさせてくれた宮城県石巻市にある創業が大正元年の㈱白謙かまぼこ店。

今回も同じく新鮮、食べごろのいろいろ蒲鉾

上品な極上白謙かまぼこ(195円)をメインに、ミニ白謙揚げ紅しょうが入り(108円)、しそごま入りミニ笹(130円)、やさい入り白謙揚げ(162円)を詰め合わせ。

白謙のかまぼこはいろいろある。

ネットでも購入できるが、全国一律の配送料は810円。

仙台から贈ってくれる場合は・・・



晩食までに食べたおふくろが選んだ一品。

紅しょうがに美味しい、美味いを連発していた。

食べきってすぐに手が伸びてまた口にした一品はやさい入り白謙揚げ。

かーさんも同じように先喰い。

おいおい、私も食べたい白謙のかまぼこ。

コリコリ感があるやさい入り白謙揚げ。

コリコリ感は何だろうか。

嬉しい贈り物が届いたお礼に電話をかけた。

早速、いただいたことを伝えたとき、おふくろに替わってもろた。

もう何年も会ってしない次男。

大阪を離れて何年になるのだろうか。

顔はかわったかもしれんが、お互いの声は昔のまんま。

お互いが、若いのは、声だけ・・・。

身体はなぁ・・・。

積もりに積もった話に元気が出た。



今夜のおかずにもまたまた登場した贈り物にありがとう。

(R2. 8. 7 SB805SH撮影)

貰い物のハチクが美味しい

2022年02月21日 08時12分37秒 | もらいもの・おくりもの
毎年というか、この月恒例の貰い物にハチクがある。

隣家に住むNさんが、掘ってくるハチク。

その季節がもうきたのか、と新型コロナの騒動に翻弄され、すっか忘れていたハチクを手にして感じる自然の恵み。

いつもありがたくいただくハチクは早速今夜のご馳走。

採れたてイチバンは、新鮮もんだけにハチクのお造り。



山葵醤油につけて食べるのがイチバンや。

また、本日もハチクの下処理。



なんせ、ほんまに多い太目のハチクが6本も。

皮を剥いで奇麗になったハチク肌。

水を入れた鍋やボールに浮かべて少しの時間に保存する。

そして、今夜もまたハチク料理に、大盛りのハチク煮。



サクサク、柔らかく煮てくれたハチク煮は絶品。

先っぽはもちろんのこと茎も柔らかい。



見た目で固そうに見える茎がまた美味い。

ほんの少しを入院中のおふくろに食べてもらおうと思って持参した。

1時間後の電話に美味しかった、と伝えてきた食感、味具合。

旨いんだけど、はっきり云って食べきれません。

無理です、と独白したハチク煮は明日に予定する天ぷらで登場するようだ。

素のまま、生のままなら美味しくならない天ぷら素材はハチク煮から転じた食。

そりゃ知らなんだ。

愉しみがまた一つ。

翌日の晩御飯のおかずに配膳されたハチク煮の天ぷら。

さくさく美味い天ぷら。

むちゃ旨い。

歯ごたえもあるが、逆に柔らかいハチクの天ぷらに味がある。

この時季にいただく季節を感じるハチクの味わいはまだある。

〆に相応しいのがハチク入りご飯。



ハチクの味が滲みたご飯にシャキシャキ感があるハチクに相まってとても美味い。

毎日の食卓を愉しませてくれるハチク料理の数々。

冷蔵庫にまだある。

(R2. 6. 5、6、7、8 SB805SH撮影)

天理中山田・K家のもらいもの筍に初つくりの蕗の佃煮

2022年01月10日 16時44分57秒 | もらいもの・おくりもの
フキダワラ御供があるさなぶりの取材をさせてもらったK家。

ありがとうのお礼を伝えて帰ろうとしたときに、持って帰ってくださいと手渡されたとれとれの地産野菜が2品。

川向うにある竹林整備。

その際に掘り起こした旬の筍。

もう一つはお家に自生する蕗。

とにかくいっぱいの量をいただき、下処理作業が・・。



筍をザクザク切って皮むき。

筍の茎から根っこ部分の包丁入れに難儀していたかーさんが交替要求。

数か月前から発症した右肩の肩痛。

重さのある買い物にも、イタタタタタタ・・。

だから無理しやんと、替わるがな、と言っても根性で対応していたが、さすがに巨大な筍には手こずった。

大量に発生する筍の皮。

廃棄処理と炊事場洗いを交替する。

これどうやって作るん、といわれても詳しい作り方は聞いてこなかった。

家庭で料理する蕗はつくだ煮しか思い浮かばない。

味付けは醤油とみりんとしか聞いていない。

いや、それだけじゃなくて量である、と・・。

下ごしらえもどうするのか聞いていない。

お家によっては、茎、それとも葉。



つくだ煮に使用する部分も違う。

家に戻ってネットで調べると答えたもらいもの連絡であった。

蕗のつくだ煮を食べた記憶では茎だった。

葉っぱの記憶はまったくないが、お家それぞれ。

民宿料理で食べた記憶の味は、醤油ベース。

甘さもあったが、醤油っぽくもない。

とにかく酒の肴になるくらいに味は濃かった。

で、始めた蕗の下ごしらえ。



まずは葉っぱと茎の分離。

数枚重ねて葉と茎の境目に包丁入れ。

用意していた器。

それこそ大量になるだろうと例年に出かける十津川遊びに重宝している大鍋に葉っぱを。

茎はとりあえず取り分け。

蕗は大きく育ったものからまだ子どものような大きさまで。

ほとんどが若い柔らか葉に柔らか茎の蕗。



大きいのと比べた葉は当然であるが、茎もまた太い。

どれこれもとにかく葉と茎の分離作業に腰痛。

小休止をときおりとりながらの分離作業に時間がかかる。

分離した蕗の大葉の積み重ね。

その都度に追い足しする水道水。

積み増しする度にヒタヒタ状態にしておく。

それにしてもだ。

結構な量を分離したのだが、一向に替わり映えしない貰った蕗の量。

大きな袋にまだまだあるある。

さて、いったいいくらの蕗の量だったのか。

数えやすいように切っていたほぼ根っこ部分の切れ端。



数えたら85本もある。

そりゃ多いはずだ。

料理屋さんなら作り置きしておくからいいようなもの、我が家で消費できる量ではないな。

水に浸けて、ある程度はあく抜き。

茎は4~5cm程度の長さに。

葉っぱは大きなものなら3枚切り。

中葉以下なら2枚切りにしてさらに水浸し。

太い茎は筋とり。

20個ほどを筋とりしたが、手は黒くない。

アクは思った以上に少ないとみた中山田の蕗。

包丁を入れる度に香る初夏の匂い。

蕗の匂いで感じる初夏の時季になってはいるが、世間は5月末まで延長された異常事態宣言。

花を愛で、匂いで季節を感じていた。

次の行程は調理。

かーさんの出番である。

蕗の葉は、葉の長さに合わせて中太の幅で切る。



塩茹でしてアク抜きをするらしい。

1時間ほど経ったころか。

味見をして、という。どうも薄味の蕗のつくだ煮。

ネットにあった動画では一升瓶からとくとく注ぐ醤油。

その量多しである。

その量と同量の昆布だし。

4、4とすれば酒、味醂が2、砂糖は1の量。

そうはいっても深底のフライパンで煮る蕗のつくだ煮。

相当、少ないと味見判定した。

ちょろちょろ足す醤油に、思わず、もっと入れな・・・あかん、と思うが、熱いうちの味見は難しい。

冷めたらもっとわかりやすくなるだろう。

そして、今夜の食卓に並んだ筍と蕗料理。



筍はいつもと同じ和布煮。

いわゆる若竹煮であるが、これがいちばん美味いんだな。

中庭に山椒はあるが、木の芽はのせない。

うちは私もかーさんも苦手の木の芽。

もちろん山椒も、である。

鰻のまむし料理に必ずといっていいほど添えられる山椒はどうも苦手。

筍煮にも我が家には登場しない。

さて、蕗のつくだ煮の味である。

冷ましたつくだ煮は、とても美味しいというかーさん。

白胡麻をパラパラ振った蕗のつくだ煮が口に合った。

思っていた以上のデキ具合に手を叩くことはなかったが・・。

たしかに味付けが濃くなった。

それでも艶々の黒光りでもないつくだ煮。

一般的にいうキャラブキでもない味であるが、初夏の香りを味わっていた。

翌日は、入院中のおふくろに食べてもらいたいと昼に炊いた筍ご飯。

これがむちゃ美味い。

ご飯に筍の味がたっぷり沁み込んでいて美味いのだ。

なぜにこんなに美味いのか。

どうやら、今回は忘れずに入れた油揚げが味を増してくれたようだが、映像は撮っていない。

それにしても大量にできあがった蕗のつくだ煮。

できることなら味替えしたい。

つくだ煮の蕗を味替えに蕗味噌

これならもっと味が濃くなって酒の肴に、またご飯のお供に・・・期待してみよう

(R2. 5. 4、5 SB805SH撮影)