マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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稗田の苗代花供え

2008年06月12日 08時30分35秒 | 大和郡山市へ
大和郡山市東部地区の苗代供え状況を下調べに稗田町、下三橋町に向かった。

稗田の環濠北の農家は春日大社の松苗とお花が供えてあった。

ご主人にお話を伺うと、稗田と下三橋は毎年交互に若宮おん祭りに際して大和士(やまとさむらい)の時代行列を担っているという。

その関係で春日大社の松苗を買ってきて花と共に供えるそうだ。

ところで、ご主人が花を供えられるのですかと聞けば、家内がするんで時間は判らんとおっしゃった。

下三橋町では風神社から南方の川向こうに花が供えられていた。

いずれも再度訪れたいものだが、ついでに下三橋のノガミも下調べした。

イモを植えていたご夫妻に聞取りしましたが、地元育ちじゃないんでと所在地は掴めず。

そういえばノガミは聞いたことあるけど、実家の香芝という。

奥さんが小さかったころ、聞き覚えのあるノガミ。

随分昔のことじゃで、たぶんなくなったのではと。

そこは志都美(しずみ)神社から東へ向かって「志都美(しずみ)」駅との間にあったそうな。

歯痛の神さんと同じところにあったけど宅地開発でお家の人が家にしまったんじゃないかという。

この方面にノガミがあったなんて驚く。

橿原新堂と同じようにガセかも知れんが、ちと調べてみなけりゃ。

(H20. 5. 3 SB912SH撮影)