マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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民博解説⑩ラストデイ

2008年06月25日 23時54分49秒 | メモしとこっ!
とうとう最終日を迎えた。

一ヶ月は長いようですが、あっという間に過ぎて短く感じる。

一ヶ月よりも二ヶ月すれば良かったかなと鹿谷氏はおっしゃいましたが、私は丁度これくらいがいい。

来館者を待っていたら、そこに立っているのは長男。

あれ、来てくれたの。

とーさん、先に行くもんやから自転車で来たでと。

民博に来たのは小学校以来。

そことき何を教わったのかさっぱり覚えてないという。

民具を見ても使ったことないし感動ないわという。

おばあちゃんと来たら昔使ってたこと話してくれたのにといえば、そんなんおばあちゃんの回想ばかりなるでと。

そりゃそうかもしれん。

そこへ次男も現れた。

かーさんにせっつかれてやって来た。

写真も資料も家で見ているから感動ないわと同じようにいう。

展示してある台所や農耕民具は昭和30年代をまででしょうか。

子どものころはそれを見たり触ったりしていたとーさん。

そんな風景は写真でしか見たことない子どもたち。

体験の差は著しい。

我々世代がこの世を去ったあと、次世代の子どもたちはどう継いでいくのだろうか。

(H20. 6.29 SB912SH撮影)

民博解説⑨

2008年06月25日 23時53分41秒 | メモしとこっ!
今日はほぼ終日を解説日にあてていた。

前日はおふくろがおばを誘って二人で見学。

新聞記事を貼りだし、その旨を説明してくださった民博の方々。

おふくろがとても喜んで報告してくれた。

ありがたいご好意に感謝します。

さて、今日はといえば、夕刻まで次々と来館してくださって嬉しい悲鳴をあげた一日だった。

開館一番には12日に来てくださったSさんが近所の方を誘って再び来館。

解説をしていると、あれぇ先生が来られたわとSさん。

なんと、市文化財審議会の長田先生ではありませんか。

周辺の文化財を調査して民博に立ち寄ったという。

それも、新聞記事を見て、これは見ておかねばと寄られたそうです。

見たこともない祭事が多くてたいへん驚かれた先生。

会合でこれらを紹介したいので写真を貸してほしいとおっしゃられたので快諾した。

そのような対応していると、市のTさんが訪れた。

私の活動をよく知ってもらっているTさんは是非とも拝見したいとおっしゃっていた。

毎日がとても忙しいTさん。

終わり近くになってやっと実現した。

昼前に訪れたのがいとこのねぇちゃん夫妻と新婚の娘夫妻。

ようまぁ大阪の河南町から来てくれたわ。

子ども時分の夏休み。思いっきり楽しんでいたいとこの家。

捕虫網を持って走り回っていたことを思い出す。

写真を見ながら福丸コッコーやショウブデンボを解説していると、イノコと同じやなという。

地区周辺ではそこらでやっていたけど、残ってるのはうちだけやという。

そりゃ取材に行かねばなりませんがな。

数珠繰り写真を見たねぇちゃん。

うちらも数珠繰りしてるけど服忌の日やでという。

そりゃひょっとしたら講に入ってのん。

うん、歳も歳やし観音講に入ってな、毎月19日には鉦叩いて唱和するんよと。

そりゃ十九夜講やがな。

それも取材に行くでぇ。

昼もとっくに時間が過ぎたのでコンビニで腹ごしらえ。

急いで民博に戻ったら池ノ内の自治会長さんが来られていた。

先日、牛の宮のしんこ喰い行事を撮らせていただいたお礼に写真を差し上げた。

その際、写真展を案内させてもらっていた。

今夜は集会なのでみんなにも案内しときますと会長さんの嬉しいお言葉に感謝申しあげます。

そこへ久しぶりの顔が訪れた。

やはり大阪の滝谷不動のいとこ夫妻だ。

午前中も来たいとこ。

いずれもおふくろの電話でやってきた。

民博では丁度、台所の民具展を開催している。

それを見たいとことは、母屋でのおくどさんや、釣瓶井戸、五右衛門風呂など懐かしい思い出話に花が咲く。

盆のときには、茶がゆをいなかの古漬けで食べたことが思い出される。

今でも口のなかに残っている味は忘れない。

民博で行われている「回想法での民具の用い方」がまさしくそれだ。

それから団体で来られた方らに解説した。

吉野町では千本杵で餅を搗いてますとおっしゃる。

小名で花笠まつりの際に取材させてもらったことを話すと喜んでおられた。

次に来られたのは近所のSさんご夫妻。

昨日の新聞を見て驚いてやってきたそうだ。

うれしいことです。

最後は観光ボランテイアガイドのIさん。

昨日はSさん。

みなさま方にはいつもお世話になっております。

(H20. 6.28 SB912SH撮影)

民博解説⑧

2008年06月25日 23時53分24秒 | メモしとこっ!
民博での解説日も終盤を迎えた25日。

午前中いっぱい滞在したがどなたも入館されない。

こういう日もたまにはあるそうだ。

先日の井戸野の報告を兼ねて事務所で雑談。

今度は何をテーマにしようかと次から次へと民俗行事の話題がふくれあがる。

門口だけでもいろんな形態のものがある。

また、若宮おん祭や伊勢講、愛宕講など郡山地域外と関係する行事やモノもある。

関連付けて相関図を描いていくと取材先が定まる。

とはいっても休みの日にどれぐらい費やすことができるのだろうか。

話を聞いてからまだ調査にあたっていないものがたくさんある。

課題は増えるいっぽうだ。

毎日がフリーだったらいいのだが、まだその生活状況ではない。

新聞記者が待っておられるので菅原天満宮の取材を終えると急いで民博へとんぼ返り。

いつもは取材する側だがあれやこれやと質問されて取材されるのはそんなに体験がない。

しかし、記者とはお互い取材する立場にあるだけに話が弾んであっという間に時間が経過した。

翌日の朝刊に写真付きで掲載された。

ふむふむ、なるほどと感心しながら読んだ。

記者の上手い記事に感謝申しあげる。

(H20. 6.28 SB912SH撮影)

民博解説⑦

2008年06月25日 23時53分20秒 | メモしとこっ!
今日は祭事取材もないし一日フリー。

こういう日は滅多になくて一年に数回ぐらいだろう。

その一日は民博解説に充当した。

前日、和歌山の知人から明日訪れると連絡が入っていた。

いつ到着するのかは判らない。

すると一人の女性が来館された。

あれっ、どこかでお見かけしたような・・・。

そうだ、何度か祭事取材のおりにおられた方だ。

先日の県政フラッシュを見て、思わずあの人が出てるー。

そして、「ならグルグル散歩」のホームページを探し出して来たとおっしゃるSさん。

ありがたいことです。

それにしても、テレビ画像は思い出したくもないが、記憶に残ってしまう特徴顔なんだろうな。

お互い自己紹介を済ませて、カメラマンの視点も加えて解説させていただいたころ、和歌山から手みやげを持った3人が到着した。

懐かしい顔ぶれだ。

5年前、積雪の野迫川で出会ったご夫妻とはその後も写真やHPを通じて交流している。

一期一会はたしかに存在する。

午後にはこれまたびっくり。

いつもお世話になっているカメラのキタムラ奈良南店の店長が突然来館された。

店長は今年に赴任されたばかり。

これを機会に奈良のことをもっと知ろうとして来られた。

じゃあというわけで、壁面にある奈良県の大きな地図を前にして、盆地部に起伏の激しい山間部、紀ノ川から吉野川に十津川から新宮、伊勢街道などなど地理のお勉強。

毎年、年末一ヶ月はカメラのキタムラで個人展を開いている。

昨年末には今回と同じ大和郡山がテーマだった。

このときは写真だけで解説はない。

場所を明示しただけではつまらない。

民博と同じように、次回は解説文付きでしましょうと決まった。

セレクションにはいつも悩まされるが今度は解説文も加わった。

先のことだが今から気が重い。

(H20. 6.20 SB912SH撮影)

民博解説⑥

2008年06月25日 23時53分17秒 | メモしとこっ!
祭り行事写真展も後半に入った。

ご自由に持ち帰ってもらう郡山の案内ガイドペーパーは、来るたびに補充しておかなければならないくらい好調です。

特にハガキ大の板に刷った邪馬台国古代遺跡歩きコースが飛ぶようになくなっていく。

民俗博物館を拝観したあとは、このコースを歩んでいただければ嬉しいですね。

さて、民博解説にと滞在回数も今日で6回目。

慣れてきたせいか、喋って伝えたい気持ちが高まってきているのが自分でもおかしい感じだ。

そんな時間を過ごしていると、京都からご夫婦が来館された。

受付の方に紹介されて解説をさせていただいた。

京都には見られないものや昔し懐かしい民俗行事に感動されたお二人。

写真を前にして会話が弾みます。

そしてもう一人が来館された。

自己紹介されてすぐに判ったHP「奈良大和路のこと」を運営されているかぼすだちさんだ。

わざわざ足を運んでくれて感謝申しあげる次第です。

(H20. 6.18 SB912SH撮影)

民博解説⑤

2008年06月25日 23時53分15秒 | メモしとこっ!
あんたの息子さんの写真展を見てきたでといわれて、私も見たいわとおふくろが家にやってきた。

花しょうぶも楽しみだわと家内とともに三人で民博へ出かけた。

民博写真展の解説に来ました、今日は家族も一緒ですと受付に伝えると、事務所から鹿谷先生らが飛び出してきた。

お世話になってますと紹介し終えると、早速二人に行事を解説しだした先生。

ありがたいことです。

館内の民具などを拝見していくたびに、あれもあった、これもあったとおふくろの懐かしい記憶が蘇る。

私たちが子どものころはたしかに使っていた農魚労民具に話が弾む。

ひと通り館内を巡ってロビーに戻ると、今日補充した観光ガイドなどが数少なくなっていた。

そんなに来てるんやけど解説を求める人は皆無。

ゆっくりと自分のペースで拝観されている。

するとどこかで見かけたお方。

あらまっ、近所のHさんや。

旦那は都合で館外待ち。

特別に解説しましょうと無理矢理誘ってはじめた。

ササゲ御飯に浦安の舞までご存知のHさん。

ケータイ動画まで出動した。

(H20. 6.15 SB912SH撮影)

民博解説④

2008年06月25日 23時53分12秒 | メモしとこっ!
4回目となった解説日。

今日も来る人は見られない。

館内で時間を潰していたら、そこにひとりの来館者。

この人が解説者と紹介されて、顔をみるとあれぇ。

なんでも、先日の講演会に来たときに知った行事写真展。

置いてあった資料を読んで、ひょっとしたらあの人だと思ってきたという。

三年ぶりにお会いしたYさんと懐かしい話に花が咲く。

他には来館者が見あたらない。

お一人なので今日は特別バージョンで解説しましょうとスタートした。

一時間ほどの解説を終えたころには次々と来館者が訪れたが行事写真展を見にこられたのかは定かでない。

昼からの仕事に行かねばならず、後ろ髪が引かれるおもいで民博を後にした。

(H20. 6.12 SB912SH撮影)

民博解説③

2008年06月25日 23時53分10秒 | メモしとこっ!
今日は3回目となった解説日。

急遽、当日はテレビ取材が来ますと連絡を受けていたので、早めに到着しておいた。

入り口で待っていたら、ときおり入館するお客さん。

65歳以上は無料だが、そりゃ申しわけないけど、やはり入館料を払うほうがいいでという。

世のなか捨てたもんじゃない、奇特な方もいらっしゃいます。

到着した奈良テレビ取材班。

いくつかのインタビューを受けてあっという間の取材を終える。

いつもなら取材する側だが逆の立場でコメントするのは難しい。

取材班、肩書きはどのようにといわれてカメラマンといいかけたとき、横で聞かれていた大宮先生は主宰してるのだから「ならグルグル散歩」やでと。

私らも大いに参考にしているホームページなのでそれにしときと決まった。

恐縮です。

さて、解説のほうはといえば、来られていた方らが熱心に魅入られていたので、よければ解説しましょうかと声をかけて数景を説明した。

天狗祭り、井戸浚えにお大師さんミニ巡礼、福まーる、こっこっこーなどを解説。

へぇーとか、なるほどとか、お声をいただくと嬉しいものです。

(H20. 6. 7 SB912SH撮影)

写真展の解説②

2008年06月25日 23時53分05秒 | メモしとこっ!
初体験の初日を終えて、2回目の解説。

開館間近にご来館してくださった5人。

ざっくりとお話ししてたら少し緊張感がとけた。

ではと始めた2回目の解説。

目線が近くて、これぐらいの人数が距離的にも説明しやすい。

関心もって聞いてくださったので余談に脱線も。

説明備忘録を手にもっていたけど結局はほとんど使わなかった。

1時間があっという間でしたが、立ったまま聞いてもらったのが申しわけない。

昼から仕事だし、買い物も行かなければならないので足早に退館させてもらった。

(H20. 6. 3 SB912SH撮影)

続、大和郡山の民俗写真展

2008年06月25日 23時52分45秒 | しゃしん(県立民俗博物館展示編)
雨が降るなか、多くの方にご来館いただきありがとうございました。

祭り行事のロビー展示解説は、なんとか無事終えることができました。

厚く御礼申し上げます。

民博の花しょうぶ園が咲き始めました。

すでにカメラマンの方が撮りに来られています。

雨が降っているといい色合いです。

写真展は6月29日まで開催されていますので、花しょうぶとともにお楽しみください。

(H20. 5.31 SB912SH撮影)