前月の3月23日。
予定していた便の不都合のため、帰国便を日時変更した、と連絡があった。
その日は、4月8日の金曜日。
夜の9時半ころにANA経由の便で関西国際空港(※以降略して関西空港、さらに関空と記す)に着くらしい。
検閲はともかく、新型コロナの発症は緩み、対策していたまん延防止措置は解除された。
重点措置は1月8日以来、およそ2か月半ぶりに適用地域がなくなった。
東京や大阪、愛知など18の都道府県に適用されているまん延防止等重点措置について、すべての地域が3月21日の期限をもって解除することを決まった。
まだ、過程だと思うが、3日間の隔離生活はなくなった。
また公共交通機関の利用も可能になったが、夜は遅いし、乗り換えもあるので関空まで迎えにいくからと、次男に伝えた。
1日にも、便について伝えてくれた詳細な連絡。
どうやらカナダ国から乗る飛行機は関空直行便でなく、東京成田国際空港に。
そこからリムジンか公共交通機関の電車かに乗り換えて羽田空港に。
そしてANAに乗り換え、関空着は、午後9時半になったようだ。
入国者健康管理センターの検閲を受けてわかった件。
スマホを所有している場合は、厚生労働省の接触確認アプリのマイエスオーエス(MYSOS)・感染防止アプリをダンロード。
スマホを所有していない場合は、タブレット端末でも、といきたいがOSがアンマッチにつき、その場合は3日間に使用するMYSOSの導入。
そのアプリが装置されている無料レンタルスマホを提供される。
検閲・検ウイルス検査をして、なにごとがなくとも、行先、立ち寄り先すべて掌握されるMYSOS管理の下、行動だと相成るようだ。
そういった経緯に身柄を解放されるのは真夜中になるらしく、迎えの車は必須。
かーさんと私は、それまでに関空で食事と思っていた。
ただ、それらしき食事処はなく、泉佐野辺りの食事処もしくはスーパートライアルの寿司弁当でも、と考えていた。
8日、いよいよ、奈良から大阪・泉佐野にある関西国際空港に次男を迎える日がきた。
これまで何度も海外から帰国していた次男を関空に迎えることはなかった。
次男が私たちに遠慮しているのか、それとも・・・
午後8時半、羽田発の便が午後9時50分に関空に到着する旨の予定メールが届いた。
云10年ぶりに足を運んだ関空。
当時、勤務していた事業会社。
社員ともども家族も見学した関空。奈良からはJR大和路線・環状線などを利用して到着した南海本線の難波駅。
停車していた特急列車ラピート。
精悍な顔つきの先頭車両は、まるで鉄人28号の顔。
漫画家横山光輝氏が描いた鉄人28号にそっくりの列車に乗り込んだ我が家族4人。
デジタルカメラのない時代に、レンズ付きフイルムカメラ「写ルン」ですが繁盛したらしい。
そのことはともかく、関空に到着した時間は、午後7時57分。
駐車場はとにかく広い。
それぞれに入口ゲートはあるのだが、どこから入ればいちばん効果的になるんだろうか。
さっぱりわからぬ迷路のように思えた。
ぐるぐる回って数周目。
たぶんこっちでは、と・・
さて、ここはどこなんだ。
なんとなくわかってきたここはバスやタクシー乗り場か。
駐車場に入って覚えておかなきゃならないゲート番号。
帰りに迷わないよう、一旦停車して撮ったゲート番号。
ただ、北か、南か。
西か東か、まったく方角音痴になってまう。
関空駐車場の事前精算機。
場所さえ覚えておけばいいから、説明文はじっくり戻ってきたときに読んでみよう。
かーさんが、指示してくれた着陸ターミナル。
次男から教えてもらったのではなく、便の情報から判断したターミナル1。
国際線ゲートエリアに1階の国際線・国内線到着フロア。
エレベータから降りた2階は数々の食事処。
あるある食べてみたい食堂がある。
ここまできて、まいどおおきに関空食堂は無用。
ラーメンの龍旗信に焼きそばのぼてじゅうもコロナ禍対応、と思われる臨時休業。
たこ焼き割烹たこ昌も寿司魚がし日本一も営業中。
マクドナルドは24時間営業中がるしにしっても、食物販ってなに?。
ただ、バックライトを消している店舗が多い。
そうだよな。
午後8時では客の入店なんて考えられないコロナ禍状況。
それにしても、午後3時で営業はしないってあるんだ。
通りに人陰まばらの閑古鳥鳴く。
それでも受付するチェックインカウンター。
人がまばらなのは、どうやらターミナル1は工事中だった。
この年の10月には、新国内線エリアがリノベーション・オープンするようだ。
またまた、レストランはショップレストラン。
フロアにまで席を拡げた喫茶は待ち時間に丁度いい。
中央を通り抜けるすじ道は、路地を想定したデザインかな?
結構な入りの入店客は、店終いしていたF‘Sdiningの隣のカフェ・ヒー2階到着ロビー店で寛いでいた。
なかでも、この店は流行っている。
ぼろぼろチキンカレーに牛丼あさり汁とピリ辛トロ旨のまぐろユッケ丼。
いずれも、600円台のメニューに、あぁーお腹が減ったよぅ。
中通りを過ぎれば、そこはお土産コーナー。
近いところにあったコンビニエンスストア・ローソン。
この位置から見てもわかる、どなたが見てもわかるし、子どもさんなら走っていくことだろう。
ソレは着ぐるみでもなく、ぬいぐるみのくまもん。
さて、関空ローソンに来たワケは・・・・惣菜弁当を食べるため。
奈良にあるスーパートライアルで買ってきた食べ物に箸をレジでもらうのを忘れてきた。
ここにきて、はじめて気がついた箸はどこで得られるか?
おそる、おそる店員さんにお願いした「箸いただけますか」に、「ハイどうぞ」でした。
素晴らしい対応をしてくださった李さん。ありがとう。
こうして、やっと晩食タイム。
午後8時24分。
便の着陸まで、まだまだ時間がある。
たまたま空いたベンチシートを食事場に、トライアルで買ってきた惣菜弁当は、炙り鶏の親子丼。
実は、さきほど箸をいただいたコンビニ・関空ローソンでレンチンさせてもらって温めた美味しい親子丼は家内の食事。
私が買った総菜はトライアルにあった10%割引していた魚屋さんの海鮮巻き。
ときおり、買って食べるトライアルの魚屋さんがつくる寿司類。
味はもちろんだし、新鮮な海鮮もんが食べられる。
えーとこに、アップした海鮮巻き。
まぐろもブリも大きめ。
さらにサーモンに真イカに、なんとつぶ貝までも入ってる旨ネタ巻きの海鮮。
それだけでは、腹持ちが不足しそうだったので買ってきたレッドホットフライドチキンも20引き価格。
フライドチキンそのものが旨いうえに、刺激が強いスパイシー唐辛子が利いて、むちゃ旨い。
食べたくなったら、近くのスーパートライアル行き。
揚げたてのレッドがみつけりゃ、そりゃぁ、幸せもんだよ。
ベンチシートで食べた食事でお腹が満たされた。
その食事を摂っていた場を飛び交う鳥がいる。
まさか、関空のビル内に野鳥が飛ぶとは、初めての見分。
野鳥の胴体、スズメより大きくて、カラスよりは小さい。
図体がでかいから、つばめじゃない。
停まったマクド売り場の庇に姿を見た野鳥、イソヒヨドリだ。
双眼鏡でもあればいいが、じっくり観察した野鳥。
肉眼に見えた野鳥はイソヒヨドリだった。
イソヒヨドリは、我が家の庭や屋根。
電柱の電線にも留まることがある。
住まいする大和郡山によくみるイソヒヨドリでなく、関空にいるイソヒヨドリ。
大阪湾の海岸から大和川に沿ってやってきた奈良圏内。
なにも特殊なことではない都市化した野鳥の一事例である。
着陸しそうなので、そろそろ動くか。
ふと、気になった視線の向こう。
「この先 (要」予約のPCR検査センター受付」。
鍵が締まっているところ、本日の検査は終了。
ちょっと奥まで忍び寄り。
別に悪いことをしているワケではなく、次男が東京で受けた検査室は、同じような部屋であろう。
そうだ、着陸・帰還した次男は、たぶんハラペコではないだろうか。
まさかのことを考えて、今もコンビニ・関空ローソンに食を摂れるのか、再確認しておこう。
麺類は、相当数あるから大丈夫とみた。
さぁ、お迎えだ。
出会うまでの時間は長く感じる。
通り抜ける食を奨めるバックライト。
時間帯は、すでに締まっているが、どんなメニューがあるのか、見ておこう。
海苔に包んで折り曲げ、はさむ形態のバーガーはおにぎりバーガー。
オリジナルバガーを売るハイブリットフード。
閉店時間に達していたF‘Sdiningのメニューは、寿司に弁当、麺類、サンドイッチ。
弁当がお安い。
開店していたら、500円弁当をテイクアウトしてたな。
再訪する場合のために記録だけはしておこう。
次男が乗って帰ってくるジェット機は、成田空港発のピ-チ。
T2に到着しているのに、まだまだ。
広島戦の阪神タイガースは・・・
午後の10時に迎えた次男の装備。
私は、まったくもてない、担げない。
機内食を食べたが、とにかくお腹が減った、という次男に案内したコンビニ・関空ローソン。
ついさっきに見ていた商品棚にあった297円のおてがるロコモコ風。
それだけでたらふくにならないから、買い足した185円のジョニーから揚げおにぎりと120円売り北海道産日高昆布の手巻き。
ぱくりと食べて、やっと落ち着いたが、奈良に到着するまでの距離は遠い。
途中で漏らすワケにもいかないから、私もそろってトイレ行き。
ターミナルから駐車場へと移動する。
その途中に拝見した危険物見本の数々。
殺虫剤に、簡易コンロ用途のガスボンベやらジッポー液化ガス、花火などなどにハサミ、カッターに刃ものカッター、ナイフに十徳ナイフなどなども危険物。
持ち込み禁止品とカウンターに預かり可能な道具もあるが、化粧品や薬品に医薬部外品の表示があるもの・・。
見本を見るだけでもわかる危険物は、普段使っている道具や遊びの用具。
使い方を誤ると、とんでもない危険物扱い。
よくあるニュースに、爆発させたガスボンベ。
殺傷事件に使ってしまった道具。
正しい使い方を説明に入れていても、見もせず誤使用による事故はなくならないのはなぜ?。
ついつい考えてしまう「持ち込み禁止品」。
駐車場に戻って出発した時間は、午後10時36分。
駐車時間は午後7時52分から。利用料金の1150円はクレジットカードで支払った。
奈良からの往路はガソリン補給から。
地元にある県内最小金額が売りのうかいやガソリンスタンドで補給し、それから入った高速道は、西名阪国道から阪神高速道・湾岸線経由で関空へ。
復路は、西名阪高速道よりも阪神高速道・湾岸線から波除・淡路・阿波座経由の環状線。
そして船場から東大阪線に乗り継ぎ水走から第二阪奈道路へ。
中町ランプに降りてすぐ近くの我が家に戻ってきた。
昼間の環状線・東大阪線は、常に渋滞が続く高速道であるが、夜間はまったく混まないから早くに着いた。
深夜の高速道繋ぎに所要時間は、1時間15分。
車中で埋める次男が暮らした海外の話題に盛り上がっていた。
ところで、帰国する時間が遅延したのは、成田空港で受けたPCR検査は20分間。
実は、関空に到着してから3日間は居所を伝達しなければならない。
その手段は、成田空港で知らされた接触確認アプリのマイエスオーエス(MYSOS)・感染防止アプリによって移動するたびに記録するシステムのようだ。
3日間の状態は、4日後12日にドラッグストアのウエルシアで検査し、その結果も報告するようだ。
あれこれ2時間待ちはあったが、無事に関空に着地し、こうして奈良の実家にたどり着いた。
(R4. 4. 8 SB805SH 撮影)
予定していた便の不都合のため、帰国便を日時変更した、と連絡があった。
その日は、4月8日の金曜日。
夜の9時半ころにANA経由の便で関西国際空港(※以降略して関西空港、さらに関空と記す)に着くらしい。
検閲はともかく、新型コロナの発症は緩み、対策していたまん延防止措置は解除された。
重点措置は1月8日以来、およそ2か月半ぶりに適用地域がなくなった。
東京や大阪、愛知など18の都道府県に適用されているまん延防止等重点措置について、すべての地域が3月21日の期限をもって解除することを決まった。
まだ、過程だと思うが、3日間の隔離生活はなくなった。
また公共交通機関の利用も可能になったが、夜は遅いし、乗り換えもあるので関空まで迎えにいくからと、次男に伝えた。
1日にも、便について伝えてくれた詳細な連絡。
どうやらカナダ国から乗る飛行機は関空直行便でなく、東京成田国際空港に。
そこからリムジンか公共交通機関の電車かに乗り換えて羽田空港に。
そしてANAに乗り換え、関空着は、午後9時半になったようだ。
入国者健康管理センターの検閲を受けてわかった件。
スマホを所有している場合は、厚生労働省の接触確認アプリのマイエスオーエス(MYSOS)・感染防止アプリをダンロード。
スマホを所有していない場合は、タブレット端末でも、といきたいがOSがアンマッチにつき、その場合は3日間に使用するMYSOSの導入。
そのアプリが装置されている無料レンタルスマホを提供される。
検閲・検ウイルス検査をして、なにごとがなくとも、行先、立ち寄り先すべて掌握されるMYSOS管理の下、行動だと相成るようだ。
そういった経緯に身柄を解放されるのは真夜中になるらしく、迎えの車は必須。
かーさんと私は、それまでに関空で食事と思っていた。
ただ、それらしき食事処はなく、泉佐野辺りの食事処もしくはスーパートライアルの寿司弁当でも、と考えていた。
8日、いよいよ、奈良から大阪・泉佐野にある関西国際空港に次男を迎える日がきた。
これまで何度も海外から帰国していた次男を関空に迎えることはなかった。
次男が私たちに遠慮しているのか、それとも・・・
午後8時半、羽田発の便が午後9時50分に関空に到着する旨の予定メールが届いた。
云10年ぶりに足を運んだ関空。
当時、勤務していた事業会社。
社員ともども家族も見学した関空。奈良からはJR大和路線・環状線などを利用して到着した南海本線の難波駅。
停車していた特急列車ラピート。
精悍な顔つきの先頭車両は、まるで鉄人28号の顔。
漫画家横山光輝氏が描いた鉄人28号にそっくりの列車に乗り込んだ我が家族4人。
デジタルカメラのない時代に、レンズ付きフイルムカメラ「写ルン」ですが繁盛したらしい。
そのことはともかく、関空に到着した時間は、午後7時57分。
駐車場はとにかく広い。
それぞれに入口ゲートはあるのだが、どこから入ればいちばん効果的になるんだろうか。
さっぱりわからぬ迷路のように思えた。
ぐるぐる回って数周目。
たぶんこっちでは、と・・
さて、ここはどこなんだ。
なんとなくわかってきたここはバスやタクシー乗り場か。
駐車場に入って覚えておかなきゃならないゲート番号。
帰りに迷わないよう、一旦停車して撮ったゲート番号。
ただ、北か、南か。
西か東か、まったく方角音痴になってまう。
関空駐車場の事前精算機。
場所さえ覚えておけばいいから、説明文はじっくり戻ってきたときに読んでみよう。
かーさんが、指示してくれた着陸ターミナル。
次男から教えてもらったのではなく、便の情報から判断したターミナル1。
国際線ゲートエリアに1階の国際線・国内線到着フロア。
エレベータから降りた2階は数々の食事処。
あるある食べてみたい食堂がある。
ここまできて、まいどおおきに関空食堂は無用。
ラーメンの龍旗信に焼きそばのぼてじゅうもコロナ禍対応、と思われる臨時休業。
たこ焼き割烹たこ昌も寿司魚がし日本一も営業中。
マクドナルドは24時間営業中がるしにしっても、食物販ってなに?。
ただ、バックライトを消している店舗が多い。
そうだよな。
午後8時では客の入店なんて考えられないコロナ禍状況。
それにしても、午後3時で営業はしないってあるんだ。
通りに人陰まばらの閑古鳥鳴く。
それでも受付するチェックインカウンター。
人がまばらなのは、どうやらターミナル1は工事中だった。
この年の10月には、新国内線エリアがリノベーション・オープンするようだ。
またまた、レストランはショップレストラン。
フロアにまで席を拡げた喫茶は待ち時間に丁度いい。
中央を通り抜けるすじ道は、路地を想定したデザインかな?
結構な入りの入店客は、店終いしていたF‘Sdiningの隣のカフェ・ヒー2階到着ロビー店で寛いでいた。
なかでも、この店は流行っている。
ぼろぼろチキンカレーに牛丼あさり汁とピリ辛トロ旨のまぐろユッケ丼。
いずれも、600円台のメニューに、あぁーお腹が減ったよぅ。
中通りを過ぎれば、そこはお土産コーナー。
近いところにあったコンビニエンスストア・ローソン。
この位置から見てもわかる、どなたが見てもわかるし、子どもさんなら走っていくことだろう。
ソレは着ぐるみでもなく、ぬいぐるみのくまもん。
さて、関空ローソンに来たワケは・・・・惣菜弁当を食べるため。
奈良にあるスーパートライアルで買ってきた食べ物に箸をレジでもらうのを忘れてきた。
ここにきて、はじめて気がついた箸はどこで得られるか?
おそる、おそる店員さんにお願いした「箸いただけますか」に、「ハイどうぞ」でした。
素晴らしい対応をしてくださった李さん。ありがとう。
こうして、やっと晩食タイム。
午後8時24分。
便の着陸まで、まだまだ時間がある。
たまたま空いたベンチシートを食事場に、トライアルで買ってきた惣菜弁当は、炙り鶏の親子丼。
実は、さきほど箸をいただいたコンビニ・関空ローソンでレンチンさせてもらって温めた美味しい親子丼は家内の食事。
私が買った総菜はトライアルにあった10%割引していた魚屋さんの海鮮巻き。
ときおり、買って食べるトライアルの魚屋さんがつくる寿司類。
味はもちろんだし、新鮮な海鮮もんが食べられる。
えーとこに、アップした海鮮巻き。
まぐろもブリも大きめ。
さらにサーモンに真イカに、なんとつぶ貝までも入ってる旨ネタ巻きの海鮮。
それだけでは、腹持ちが不足しそうだったので買ってきたレッドホットフライドチキンも20引き価格。
フライドチキンそのものが旨いうえに、刺激が強いスパイシー唐辛子が利いて、むちゃ旨い。
食べたくなったら、近くのスーパートライアル行き。
揚げたてのレッドがみつけりゃ、そりゃぁ、幸せもんだよ。
ベンチシートで食べた食事でお腹が満たされた。
その食事を摂っていた場を飛び交う鳥がいる。
まさか、関空のビル内に野鳥が飛ぶとは、初めての見分。
野鳥の胴体、スズメより大きくて、カラスよりは小さい。
図体がでかいから、つばめじゃない。
停まったマクド売り場の庇に姿を見た野鳥、イソヒヨドリだ。
双眼鏡でもあればいいが、じっくり観察した野鳥。
肉眼に見えた野鳥はイソヒヨドリだった。
イソヒヨドリは、我が家の庭や屋根。
電柱の電線にも留まることがある。
住まいする大和郡山によくみるイソヒヨドリでなく、関空にいるイソヒヨドリ。
大阪湾の海岸から大和川に沿ってやってきた奈良圏内。
なにも特殊なことではない都市化した野鳥の一事例である。
着陸しそうなので、そろそろ動くか。
ふと、気になった視線の向こう。
「この先 (要」予約のPCR検査センター受付」。
鍵が締まっているところ、本日の検査は終了。
ちょっと奥まで忍び寄り。
別に悪いことをしているワケではなく、次男が東京で受けた検査室は、同じような部屋であろう。
そうだ、着陸・帰還した次男は、たぶんハラペコではないだろうか。
まさかのことを考えて、今もコンビニ・関空ローソンに食を摂れるのか、再確認しておこう。
麺類は、相当数あるから大丈夫とみた。
さぁ、お迎えだ。
出会うまでの時間は長く感じる。
通り抜ける食を奨めるバックライト。
時間帯は、すでに締まっているが、どんなメニューがあるのか、見ておこう。
海苔に包んで折り曲げ、はさむ形態のバーガーはおにぎりバーガー。
オリジナルバガーを売るハイブリットフード。
閉店時間に達していたF‘Sdiningのメニューは、寿司に弁当、麺類、サンドイッチ。
弁当がお安い。
開店していたら、500円弁当をテイクアウトしてたな。
再訪する場合のために記録だけはしておこう。
次男が乗って帰ってくるジェット機は、成田空港発のピ-チ。
T2に到着しているのに、まだまだ。
広島戦の阪神タイガースは・・・
午後の10時に迎えた次男の装備。
私は、まったくもてない、担げない。
機内食を食べたが、とにかくお腹が減った、という次男に案内したコンビニ・関空ローソン。
ついさっきに見ていた商品棚にあった297円のおてがるロコモコ風。
それだけでたらふくにならないから、買い足した185円のジョニーから揚げおにぎりと120円売り北海道産日高昆布の手巻き。
ぱくりと食べて、やっと落ち着いたが、奈良に到着するまでの距離は遠い。
途中で漏らすワケにもいかないから、私もそろってトイレ行き。
ターミナルから駐車場へと移動する。
その途中に拝見した危険物見本の数々。
殺虫剤に、簡易コンロ用途のガスボンベやらジッポー液化ガス、花火などなどにハサミ、カッターに刃ものカッター、ナイフに十徳ナイフなどなども危険物。
持ち込み禁止品とカウンターに預かり可能な道具もあるが、化粧品や薬品に医薬部外品の表示があるもの・・。
見本を見るだけでもわかる危険物は、普段使っている道具や遊びの用具。
使い方を誤ると、とんでもない危険物扱い。
よくあるニュースに、爆発させたガスボンベ。
殺傷事件に使ってしまった道具。
正しい使い方を説明に入れていても、見もせず誤使用による事故はなくならないのはなぜ?。
ついつい考えてしまう「持ち込み禁止品」。
駐車場に戻って出発した時間は、午後10時36分。
駐車時間は午後7時52分から。利用料金の1150円はクレジットカードで支払った。
奈良からの往路はガソリン補給から。
地元にある県内最小金額が売りのうかいやガソリンスタンドで補給し、それから入った高速道は、西名阪国道から阪神高速道・湾岸線経由で関空へ。
復路は、西名阪高速道よりも阪神高速道・湾岸線から波除・淡路・阿波座経由の環状線。
そして船場から東大阪線に乗り継ぎ水走から第二阪奈道路へ。
中町ランプに降りてすぐ近くの我が家に戻ってきた。
昼間の環状線・東大阪線は、常に渋滞が続く高速道であるが、夜間はまったく混まないから早くに着いた。
深夜の高速道繋ぎに所要時間は、1時間15分。
車中で埋める次男が暮らした海外の話題に盛り上がっていた。
ところで、帰国する時間が遅延したのは、成田空港で受けたPCR検査は20分間。
実は、関空に到着してから3日間は居所を伝達しなければならない。
その手段は、成田空港で知らされた接触確認アプリのマイエスオーエス(MYSOS)・感染防止アプリによって移動するたびに記録するシステムのようだ。
3日間の状態は、4日後12日にドラッグストアのウエルシアで検査し、その結果も報告するようだ。
あれこれ2時間待ちはあったが、無事に関空に着地し、こうして奈良の実家にたどり着いた。
(R4. 4. 8 SB805SH 撮影)