一昨日、今日にも拝見した藁積み。
お家の東側に、かんでん川の西寄りに、据えた藁積みは屋根の形がある家型藁積みの名前は・・
訪問した当主のAさんがいうには、ここらは、本来、心棒を立て、その周りに藁を重ねて、高く、高く積み揚げた藁積みをススキと呼んでいた。
では、その屋根付き家型の藁積みは、と聞けば、なんと「全体をススキと呼び、屋根の部分は“チョッポ”」と、話してくれた。
そのチョッポの呼び名は、私が住まいする大和郡山市の農村田園地と同じだった。
元総代の農家さんが、同様に、“チョッポ”と、呼んでいた。
ようやく見えてきた屋根の形がある家型藁積みの呼び名に、ここ富本に出逢った。
佇んでいると、どこか懐かしさに触れる。
ここだけの景観が嬉しい田原本町・富本(とんもと)の地。
辺りを見渡した、ここは、どこを見ても旧家の人たちが営む集落地。
その近くに広がる田園地。
柑橘の樹に稔りがいっぱい。
その脇にも“チョッポ”がある家型のススキが見られる。
少し引いてみれば、鉄筋コンクリートの橋脚に建つ京奈和道路の一部。
静かに佇む集落に、騒音は届かない東南部の景色。
ふと、振り返り見れば、ごっそり積んだ“チョッポ”のある家型のススキ。
秋の収穫に積んだ藁積みも、風雨さらしの自然まかせの屋外。
あれから3カ月も経つ。
自然と崩れる藁積み。
ちょっと、ちょっと切り崩して、使う本数の藁を抜く。
使う場所はばらばら。
例えば、よく見かけるいんげん豆を育てる際に、蔓を誘導し、真上に伸びるように支柱に藁括り。
ごそっと使う栽培地に敷く、例えば霜よけもあるが・・
土壌の浸食防止、水分の蒸散、地温度などの土壌管理。
肥料の流出防止もあれば、繁殖する雑草の防止も。
利用地は、畑もあるが、住まいする田園地帯に栽培している無花果栽培地。
圧倒的に多い用途は無花果の幹周りに敷く藁敷き用途。
数年前までは、藁積みチョッポの数は多く見られてきたが、最近は家型が崩れ、かまぼこやドームのような形が増えつつある。
いろんな形、いろんな用途に、藁のすべてが農作業に役立っているんだよな。
(R4. 1.15 EOS7D 撮影)
お家の東側に、かんでん川の西寄りに、据えた藁積みは屋根の形がある家型藁積みの名前は・・
訪問した当主のAさんがいうには、ここらは、本来、心棒を立て、その周りに藁を重ねて、高く、高く積み揚げた藁積みをススキと呼んでいた。
では、その屋根付き家型の藁積みは、と聞けば、なんと「全体をススキと呼び、屋根の部分は“チョッポ”」と、話してくれた。
そのチョッポの呼び名は、私が住まいする大和郡山市の農村田園地と同じだった。
元総代の農家さんが、同様に、“チョッポ”と、呼んでいた。
ようやく見えてきた屋根の形がある家型藁積みの呼び名に、ここ富本に出逢った。
佇んでいると、どこか懐かしさに触れる。
ここだけの景観が嬉しい田原本町・富本(とんもと)の地。
辺りを見渡した、ここは、どこを見ても旧家の人たちが営む集落地。
その近くに広がる田園地。
柑橘の樹に稔りがいっぱい。
その脇にも“チョッポ”がある家型のススキが見られる。
少し引いてみれば、鉄筋コンクリートの橋脚に建つ京奈和道路の一部。
静かに佇む集落に、騒音は届かない東南部の景色。
ふと、振り返り見れば、ごっそり積んだ“チョッポ”のある家型のススキ。
秋の収穫に積んだ藁積みも、風雨さらしの自然まかせの屋外。
あれから3カ月も経つ。
自然と崩れる藁積み。
ちょっと、ちょっと切り崩して、使う本数の藁を抜く。
使う場所はばらばら。
例えば、よく見かけるいんげん豆を育てる際に、蔓を誘導し、真上に伸びるように支柱に藁括り。
ごそっと使う栽培地に敷く、例えば霜よけもあるが・・
土壌の浸食防止、水分の蒸散、地温度などの土壌管理。
肥料の流出防止もあれば、繁殖する雑草の防止も。
利用地は、畑もあるが、住まいする田園地帯に栽培している無花果栽培地。
圧倒的に多い用途は無花果の幹周りに敷く藁敷き用途。
数年前までは、藁積みチョッポの数は多く見られてきたが、最近は家型が崩れ、かまぼこやドームのような形が増えつつある。
いろんな形、いろんな用途に、藁のすべてが農作業に役立っているんだよな。
(R4. 1.15 EOS7D 撮影)