お昼の食事は車中食で摂っていた。
食べ終わってから向かった目的地は、奈良県の宇陀市。
旧くは室生村と呼んでいた。
そこに行く行程に、京都の南。
山城町を抜けていく。
見ておきたい上狛(かみこま)の田園風景がある。
ここへ来れば、どことなく落ち着く雰囲気がある。
まさか、と思った田園に稲刈りされた束のハザカケ。
と、いうのも何度か乗車した近鉄京都線の車窓から見ていた田園に見当たらなかったのだ。
京都南部にはハザカケはない、そう思っていただけにありがたく拝見しておく。
東の民家集落を背景に撮っていた上狛のハザカケ。
石垣を積んだ民家の姿が、愛おしい。
位置を移動し、引いて撮った景観も、なお美しい。
水路に落ちないように設置された手すりにも干してあった。
籾が見られないから、稲藁用途は畑作に活用するものであろう。
昨今、目にすることもある旬の駅などが販売するようになった稲藁に燻炭。
家庭菜園に要する人たちに買ってもらおうとする営業が増えつつある。
需要があれば、供給。
また、それに今まで捨ててきたものを大切にするSDGsの考え方にも繋がる。
ハザカケを拝見し、そんなことを考えてみる。
見た目は風景写真であるが、根底に暮らしの民俗があり、モノの循環、SDGsに拡大した見方も考えてみよう。
(R3.11. 3 SB805SH 撮影)
食べ終わってから向かった目的地は、奈良県の宇陀市。
旧くは室生村と呼んでいた。
そこに行く行程に、京都の南。
山城町を抜けていく。
見ておきたい上狛(かみこま)の田園風景がある。
ここへ来れば、どことなく落ち着く雰囲気がある。
まさか、と思った田園に稲刈りされた束のハザカケ。
と、いうのも何度か乗車した近鉄京都線の車窓から見ていた田園に見当たらなかったのだ。
京都南部にはハザカケはない、そう思っていただけにありがたく拝見しておく。
東の民家集落を背景に撮っていた上狛のハザカケ。
石垣を積んだ民家の姿が、愛おしい。
位置を移動し、引いて撮った景観も、なお美しい。
水路に落ちないように設置された手すりにも干してあった。
籾が見られないから、稲藁用途は畑作に活用するものであろう。
昨今、目にすることもある旬の駅などが販売するようになった稲藁に燻炭。
家庭菜園に要する人たちに買ってもらおうとする営業が増えつつある。
需要があれば、供給。
また、それに今まで捨ててきたものを大切にするSDGsの考え方にも繋がる。
ハザカケを拝見し、そんなことを考えてみる。
見た目は風景写真であるが、根底に暮らしの民俗があり、モノの循環、SDGsに拡大した見方も考えてみよう。
(R3.11. 3 SB805SH 撮影)