![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/6c/29a25c38d4d12c77dcbffa381a47f87a.jpg)
弓引きの儀、千石万石の儀を終えると一旦中座する。
神主、おとな衆は社務所で待つ間に直会殿で本膳が整えられる。
舞殿には余った華かずらと松苗が置かれる。
これは苗代に挿して供えるもので、参拝者がもらって帰るようにしている。
本膳の支度ができあがると一同は再び登壇し直会の祝宴が始まる。
しばらくは当家を祝い歓談の時間が過ぎていく。
鶴亀、高砂など謡曲が何度も謡われる。
祝宴が終わりに近づくころ当家によるお手前が披露される。
葉付き大根を二本、三方(さんぽう)に載せる式使。
当家は一本の大根を左手で持ち上げ右手の包丁で切口を入れる。
そうすると大人衆は「おみごと」と賞賛し拍手をおくる。
次に神主の前に進み出て三杯の赤盃を差し出す。
神主はそのなかから盃を選ぶ。
それを受け取れば式使はお酒を二献注ぐ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/16/73d17d5af3a30a5134f1ba683505cd7c.jpg)
持ったまま、謡曲「千秋楽」が唱和され、終わりの一節辺りで一献注がれた神主は酒を飲み干す。
最後に当家も同様に三献受けて三方を捧げて引き下がる。
ただし酒は口にしない。
神聖な結縁の儀式はこうして終えたのである。
(H22. 2.11 EOS40D撮影)
神主、おとな衆は社務所で待つ間に直会殿で本膳が整えられる。
舞殿には余った華かずらと松苗が置かれる。
これは苗代に挿して供えるもので、参拝者がもらって帰るようにしている。
本膳の支度ができあがると一同は再び登壇し直会の祝宴が始まる。
しばらくは当家を祝い歓談の時間が過ぎていく。
鶴亀、高砂など謡曲が何度も謡われる。
祝宴が終わりに近づくころ当家によるお手前が披露される。
葉付き大根を二本、三方(さんぽう)に載せる式使。
当家は一本の大根を左手で持ち上げ右手の包丁で切口を入れる。
そうすると大人衆は「おみごと」と賞賛し拍手をおくる。
次に神主の前に進み出て三杯の赤盃を差し出す。
神主はそのなかから盃を選ぶ。
それを受け取れば式使はお酒を二献注ぐ。
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持ったまま、謡曲「千秋楽」が唱和され、終わりの一節辺りで一献注がれた神主は酒を飲み干す。
最後に当家も同様に三献受けて三方を捧げて引き下がる。
ただし酒は口にしない。
神聖な結縁の儀式はこうして終えたのである。
(H22. 2.11 EOS40D撮影)