名神高速道路の八日市ICを降りて向かった先は滋賀県蒲生郡日野町の松尾。
方向感覚どころか距離感もない未知の土地。
八日市ICなら食事処はどこにでもある、思っていたが、どこにもない。
帰宅してから調べてみたら方角によってまったくない東行き。
ICを降りて新八日市を目指す西行きであればいくらでも見つかるようだ。
それにしても行けども、行けども見つからない“八風街道”。
その途中に「ラーメン(大島軒らしい)」の看板が目に入ったが、あっさり通り過ぎた。
国道沿いに大きな看板でもない限り見つかることのない未知の道。
“八風街道から信号を右折れして走った30号線。
こうなりゃコンビニエンスストアしかないだろうと思って車を走らせた。
見つかったコンビニエンスストアはセブンイレブン日野町工業団地前店。
道路向かい側にある食事処は閉店状態。
ここらでは儲からんということだろうか。
セブンイレブン日野町工業団地前店の所在地は日野町北脇字大破谷。
先ほど停車して写真を撮っていた北脇の民俗。
そこからケッコーな距離がある地であるが、大字は北脇。
エリアが広いように思えた。
入店して昼めし探し。
なんせ前日もセブンイレブンで買った昼めし。
前日は濃厚焼きそば。同じ系統から外して手が出た昼めしは熱々のラーメン。
真っ赤な色が拡がるラーメンに刺激をもらおう、と思って買った税込み450円の鬼旨辛スープの担々麺。
店内のレンジで温めてもらったカップラーメンはどこで食べる。
ここはイートインがないから車中食。
容器を斜めにしてしまってはスープが毀れちまう。
そろりそろりと移動して車のドアを開けて下すが、どうしても斜めにせざるを得ない。
ちょっとしいた敷物をかませて安定させてカップ麺。
熱々の容器のどこに手をあてようか。
ましてや難しいのが蓋開け。
透明の帯状のシートフィルムを貼っているカップ麺。
これをどう外そうか。帯状のシートフィルムを捲る縁が見当たらない。
なければどうしようも名からその帯状のシートフィルム全体をもってずらした。
するとそのまますっぽり抜けるではないか。
これはラッキー。
斜めになることもない水平移動のシートフィルム。
次の難関は蓋そのもの。
ピンと蓋を開けたとたんに真っ赤な汁でも飛んでしまったら座席が汚れることになる。
これもまた慎重にならざるを得ない蓋開け。
これもまた上手いことに水平を保った。
箸は・・。
そう食べるには箸が要る。
お店が足してくれた箸は袋入り。
そこから箸を取り上げるのにラーメン容器を持ったままでは無理がある。
一段は座席に置いて、箸袋を開けて箸を取り出す。
口に銜えてカップを左手で持つ。
右手で口に銜えた箸を割る。
ようやく体制が調った。
姿勢を保ってスープをまず飲む。
溢さないように、落とさないように口に縁を持っていく。
口を添えてじゅるじゅる飲む。
熱――い。
そう、辛みがあるから冷めても感覚的に熱い、のである。
ある程度までスープをすすって麺喰いに移る。
真っ赤に染まったスープに麺を絡ませてじゅるじゅる。
これは美味い。
辛みが良いから熱い。
熱いからふーふーして冷ましながらでないと口に入らない。
じゅるじゅる吸い込むスープ付きの中華麺。
コシがある中華麺はやや中太。
スープのノリが実にいい。
ピリ辛担々肉とともに麺を食べる。
ピリ辛担々肉は豚の挽肉。
水あめ、たけのこ、玉ねぎ、甜麺醤、醤油、植物油脂、しいたけなどで炒めた加工品。
コクもある旨味に本気を感じる。
もやしは唐辛子油和え。
辛味油に紫玉ねぎや水菜に味が染みて美味い。
これはもう絶品味である。
未知なラーメン屋に入らなくてよかったと思うくらいにむちゃ美味い。
中華麺はゆで麺とあるが、茹で感覚はまったく感じない食感。
茹でならもっと柔らかくてコシのない麺。
いい仕事をしている。
熱々、ふーふーしつつその都度に若干冷めた中華麺を食べるが、なかなか減らない。
スープも麺も多めだと思う鬼旨辛スープの担々麺の痺れ感がたまらん。
毎日でも食べたくなる味に魅了された。
一番気になる塩分含有量。
6.8gは仕方ないか・・・。
食べ終わってからふと思いついたひらめき。
同商品はわりあいにスープ量が多い。
麺や具を食べきったあとに残った真っ赤かな辛味スープ。
追い飯利用はどなたでも考えられる。
1杯のスープ量で足りうる追い飯でなく、追加の追い麺である。
その麺は中華麺でなく3玉入りで売っている菊水の名麺である。
1玉、或いは半玉麺の麺をちょっと湯がいて残したスープに絡ませて食べる。
麺の食感がぐっと上昇する菊水の生麺。
他の商品でも同じように残して食べたが実に旨い。
鬼旨辛スープの担々麺の残りスープを活かす菊水の生麺。
是非、チャレンジしたいものだ。
(R1. 9.22 SB805SH撮影)
方向感覚どころか距離感もない未知の土地。
八日市ICなら食事処はどこにでもある、思っていたが、どこにもない。
帰宅してから調べてみたら方角によってまったくない東行き。
ICを降りて新八日市を目指す西行きであればいくらでも見つかるようだ。
それにしても行けども、行けども見つからない“八風街道”。
その途中に「ラーメン(大島軒らしい)」の看板が目に入ったが、あっさり通り過ぎた。
国道沿いに大きな看板でもない限り見つかることのない未知の道。
“八風街道から信号を右折れして走った30号線。
こうなりゃコンビニエンスストアしかないだろうと思って車を走らせた。
見つかったコンビニエンスストアはセブンイレブン日野町工業団地前店。
道路向かい側にある食事処は閉店状態。
ここらでは儲からんということだろうか。
セブンイレブン日野町工業団地前店の所在地は日野町北脇字大破谷。
先ほど停車して写真を撮っていた北脇の民俗。
そこからケッコーな距離がある地であるが、大字は北脇。
エリアが広いように思えた。
入店して昼めし探し。
なんせ前日もセブンイレブンで買った昼めし。
前日は濃厚焼きそば。同じ系統から外して手が出た昼めしは熱々のラーメン。
真っ赤な色が拡がるラーメンに刺激をもらおう、と思って買った税込み450円の鬼旨辛スープの担々麺。
店内のレンジで温めてもらったカップラーメンはどこで食べる。
ここはイートインがないから車中食。
容器を斜めにしてしまってはスープが毀れちまう。
そろりそろりと移動して車のドアを開けて下すが、どうしても斜めにせざるを得ない。
ちょっとしいた敷物をかませて安定させてカップ麺。
熱々の容器のどこに手をあてようか。
ましてや難しいのが蓋開け。
透明の帯状のシートフィルムを貼っているカップ麺。
これをどう外そうか。帯状のシートフィルムを捲る縁が見当たらない。
なければどうしようも名からその帯状のシートフィルム全体をもってずらした。
するとそのまますっぽり抜けるではないか。
これはラッキー。
斜めになることもない水平移動のシートフィルム。
次の難関は蓋そのもの。
ピンと蓋を開けたとたんに真っ赤な汁でも飛んでしまったら座席が汚れることになる。
これもまた慎重にならざるを得ない蓋開け。
これもまた上手いことに水平を保った。
箸は・・。
そう食べるには箸が要る。
お店が足してくれた箸は袋入り。
そこから箸を取り上げるのにラーメン容器を持ったままでは無理がある。
一段は座席に置いて、箸袋を開けて箸を取り出す。
口に銜えてカップを左手で持つ。
右手で口に銜えた箸を割る。
ようやく体制が調った。
姿勢を保ってスープをまず飲む。
溢さないように、落とさないように口に縁を持っていく。
口を添えてじゅるじゅる飲む。
熱――い。
そう、辛みがあるから冷めても感覚的に熱い、のである。
ある程度までスープをすすって麺喰いに移る。
真っ赤に染まったスープに麺を絡ませてじゅるじゅる。
これは美味い。
辛みが良いから熱い。
熱いからふーふーして冷ましながらでないと口に入らない。
じゅるじゅる吸い込むスープ付きの中華麺。
コシがある中華麺はやや中太。
スープのノリが実にいい。
ピリ辛担々肉とともに麺を食べる。
ピリ辛担々肉は豚の挽肉。
水あめ、たけのこ、玉ねぎ、甜麺醤、醤油、植物油脂、しいたけなどで炒めた加工品。
コクもある旨味に本気を感じる。
もやしは唐辛子油和え。
辛味油に紫玉ねぎや水菜に味が染みて美味い。
これはもう絶品味である。
未知なラーメン屋に入らなくてよかったと思うくらいにむちゃ美味い。
中華麺はゆで麺とあるが、茹で感覚はまったく感じない食感。
茹でならもっと柔らかくてコシのない麺。
いい仕事をしている。
熱々、ふーふーしつつその都度に若干冷めた中華麺を食べるが、なかなか減らない。
スープも麺も多めだと思う鬼旨辛スープの担々麺の痺れ感がたまらん。
毎日でも食べたくなる味に魅了された。
一番気になる塩分含有量。
6.8gは仕方ないか・・・。
食べ終わってからふと思いついたひらめき。
同商品はわりあいにスープ量が多い。
麺や具を食べきったあとに残った真っ赤かな辛味スープ。
追い飯利用はどなたでも考えられる。
1杯のスープ量で足りうる追い飯でなく、追加の追い麺である。
その麺は中華麺でなく3玉入りで売っている菊水の名麺である。
1玉、或いは半玉麺の麺をちょっと湯がいて残したスープに絡ませて食べる。
麺の食感がぐっと上昇する菊水の生麺。
他の商品でも同じように残して食べたが実に旨い。
鬼旨辛スープの担々麺の残りスープを活かす菊水の生麺。
是非、チャレンジしたいものだ。
(R1. 9.22 SB805SH撮影)