ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

想定内の覚醒状態

2010-03-24 19:59:25 | 日常
               
     伊豆グランパル公園の水上バルーンで遊ぶ曾孫ちゃんとY子

昨夜は夜中に1時間近く独り言を言っていました。5時にストーブを再点火した時にはよく寝ていて、私の知るかぎり7時頃までは寝ていたと思います。7時頃からおしゃべりが始まりましたが、娘も起きたばかりだったので、自分の始末を優先しました。

8時少し過ぎに部屋に行くと、なかなか来てもらえなかったことにちょっと不満そうながら、娘達が来るまであれをやっていた、これをやっていたとおしゃべり全開。どうも日付が変わった頃に眠いサイクルから覚醒サイクルに切り替わった模様です。

朝の一連の作業も朝食(A定食)も楽しそうに話しながら終了し、Y子に引き継ぐまでそのモードが続きました。(四女)

10時半、曾孫同伴でSV家に到着。到着すると一目みて覚醒モードと分かりました。今日は曾孫とおばあちゃんの二人を退屈させないようにしないといけないのに、おばあちゃんは早速訳の分からない事を話し出し、ヘルパーさんが来るまでの時間をどうしたものかと困りました。

とりあえず幼児用パズルをやってもらいましたが、あまり楽しむ様子がなかったので、思い付きで紙に字を書く遊び(?)を提案。これが思いの外ヒット! 曾孫もおばあちゃんに負けじと紙に書き始めると、おばあちゃんも、自分の名前や花、娘達、孫達、食べ物、動物等を次々に書きました。あまり使えないと思われていた右手でぎこちないながらも書く姿は感動的でした。

そうこうしているうちに11時半となり、ヘルパーさんに交代。昼食は、メープルホットケーキ、コロッケ、キャベツ・ピーマン・トマト・チーズのタジン蒸し、コーンスープ、ミルクティーで、よく食べてくれたようです。

ヘルパーさんが終了すると、曾孫が「オセロをしたい」というので、おばあちゃんvs曾孫の対戦。但しルールはオリジナルで、勝負のメインはじゃんけんでした。それでも二人ともとても楽しそうに対戦していました。

2時に主治医の往診。そこそこ機嫌はよく、先生がどこで相槌を打ったら良いかわからない話を、切れ目なくしていました。(たぶん先程のオセロの話をしていたのだろうと思われます。)診断結果:バイタルは血圧138-80。腸が張っている。足が若干むくんでいるという事でした。座っている時間が長くなっているので、むくみとお尻の床ずれに注意して下さい、との事でした。

往診が終わったところで、さっそく主治医さんのアドバイスに従って、ベッドへ移動。床ずれを心配して無理矢理ベッドに移動したので、案の定泣き出し大変でした。「ひいばーちゃんうるさい」と曾孫が言うと、おばあちゃんも「誰だ、うるさい事をいうバカヤローは」と対抗。私が「バカヤローって言われて喜ぶ人はいないわよ」というと「何よ生意気に」と、あまり子供に聞かせられる発言ではなかったので、椅子へ移動しお茶にしました。そして3時半になり三女と交代しました。(Y子)

引き継ぎ後、雨のため家の中に吊るした洗濯物の干し方を変えたり夕食の下拵えをしながら、なるべく傍にいましたが、「xちゃんはどこに行ったの」「どうすれば良いの」と泣き声を出す、精神不安定な覚醒状態が続き、結局三女が夕食を作る間は、Y子や四女が寄り添ってゆっくり話し相手になって、何とかバランスを保ってもらうことになりました。

夕食はできた順に、アボガド・ホワイトアスパラ・トマトのサラダ→ごぼう・人参・浜防風の掻揚げ、ふきのとうの天ぷら→けんちんうどんを次々に食べて、期待値どおり完食。三女、四女、三女の夫、Y子、曾孫と一緒の、にぎやかな食事を楽しんでいる様子でした。

食事が終わって後片付けを終え、三女の夫、Y子、曾孫が帰った辺りから、不安定な覚醒状態が復活。娘達がほろ酔い気分で十分なフォローができないせいか、次第に不機嫌度がアップしてきましたが、元々今日の「覚醒」は想定内でもあり、余り深追いせずに、トイレ→清拭→7時15分ごろベッドインと、淡々と作業を進めました。

ベッドイン後も何やら文句を言っていましたが、部屋の明かりを消しても娘達が退室しても気付かず、自分の世界に入ってしまった様子です。今夜は独演会かな?落ち着いて安眠してくれると嬉しいのですが。
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