ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

骨董市

2011-10-10 04:08:47 | 日常
               
            古い絵やアンティークな食器の並ぶ骨董屋さん

「10月9日の日曜日に、第一次大戦モニュメントから植物園に向かうヴェルディエル通りで骨董市がある」という告知が、数日前から植物園入り口に貼ってあったので、朝食後行ってみることにしました。

ありました、ありました!通り一杯に様々な骨董品を並べたお店がズラリ。サンセルナン大聖堂前で見た日用品の叩き売りみたいなマルシェとは全然違います。古い食器や家具、昔使われていた色々な道具、剣、人形、アクセサリー、絵画など、どれも興味深く見ていてあきません。お店を一通り眺めた後、トゥールーズ滞在記念に額縁入りの小さな(10センチ四方)油絵を買ってしまいました。ブルターニュ地方ポン-アヴァンの民家と教会の尖塔を描いた絵で、長閑な雰囲気は今回のフランスに対する私の印象にピッタリ。お店のお姉さんは「有名な絵描きさんよ」と言っていましたが、本当のところはどうでしょう?

フランス語のクラスで「蚤の市」がテーマになったことがあって、「買う時の値段の交渉も楽しみのひとつ」と、売り手と買い手に分かれて交渉する練習をしたことがあるのですが、買い手は、私を含め、すぐに「D'accord(それで良いわ)」と言って先生の失笑を買っていました。今日も「気に入ったけどちょっと高いから・・・」と言ってみたら、すぐに10ユーロ安くしてくれたので「D'accord」ということに・・・。日頃値切るという習慣がないのでどうも要領がわかりません。でもとても気に入ったし、良い記念ということでで良いですよね?

夕方は、ガロンヌ川の西岸にある「レザバトワール近・現代美術館」に(日曜日は美術館は無料なので)行ってみました。1950年代以降のアートが沢山展示されている美術館ですが、私も夫も現代美術は肌に会わないみたいで、展示自体はあまり楽しめませんでした。でも美術館前の庭園はコスモスと黄葉した木が秋を感じさせ、魚や昆虫の形をした珍しいメリーゴーランドを楽しむ子供たちの姿は可愛く、西岸から眺めたガロンヌ川の姿は雄大で、トゥールーズという街の居心地良さを改めて感じました。

ということで、予告に反し、本日も変わり映えのしないトゥールーズ便りでした。(三女)
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