ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

夏の北海道旅行(4)スリル満点の乗り換え

2012-08-09 17:29:25 | 日常
          
       北大のポプラ並木          クラーク博士の胸像

8月8日。札幌の朝は晴天。今まで曇りで涼しかったので、今日は暑い東京に帰るために身体を慣らす準備日かな?

駅に隣接するホテルなので、列車の発車時刻に合わせた集合時間のため、朝食後たっぷり時間があります。朝の空気は気持ち良くまだあまり暑くないので、食後北海道大学を散歩する事にしました。北大の門まで15分位。ところがさすが北海道、その構内の広いこと!循環バスが走っていたり、学生達が自転車で急いでいたり、夏休みでも結構学生や私達のような観光客で人が多かったです。

クラーク博士の胸像はすぐ見つかりましたが、ポプラ並木までは結構歩きました。昔来た時は並木道と言うわりには短いなという印象でしたが、今回は予想とは全然違い、昔より樹が大きく繁ったせいか道が狭く感じ、距離も更に短くなり、日常的に通行する道でなく保存地区のようでした。広い構内にたくさん植えられている樹の大きな木陰の下を1時間位散歩し、今日までただひたすら列車に揺られている身には、とても気持ちの良い時間でした。

10:37札幌発のスーパー北斗10号は順調に札幌駅を出発しました。予定では函館駅で乗り換え時間4分。その後の新青森での乗り換え時間9分。事前に添乗員さんから乗り継ぎ列車の乗車位置や駅の階段、エスカレーターの位置などを教えられ、皆大きな荷物を持っての忙しい移動をシュミレーションしていました。

「乗客の皆さんにお知らせします。次の駅で対向列車が遅れているので4分ほど遅れての出発となります。」「只今この列車は6分ほど遅れての出発となりました。」その後も「トンネル内で速度を落とす影響で(以前トンネル内火災があったため)只今8分遅れて走行中です。」さて私達は無事新幹線に乗れるのでしょうか?

結局このままでは函館駅で次の列車に乗り換えるのは無理なので、一つ手前の五稜郭駅で次の新青森行きの列車が臨時停車し(函館駅行きの列車と函館発新青森行きの列車はこの駅ですれ違います)、函館駅で乗り換え予定だった沢山の乗客が急いで大きな荷物を持って階段を上り下りして、待っていた列車に乗り込みました。

多分全員が乗ったであろうと出発。私達ツアーは指定席が3ヶ所に別れていたので、添乗員さんは全員乗ったかの確認が大変でした。臨時停車の為遅れていた列車も、新青森駅には予定通りの時間に着きました。

乗り換え時間は8分。「エスカレーターは混むので、元気な人は階段でお願いします」とあらかじめ車内で言われていたので、グループの半数以上が階段で移動。そして全員無事に新幹線に乗りました。何だかゲームをやっているような感覚で、皆やる気満々と言う感じでしたが、座席に着くと「疲れたねー」が正直な感想でした。あとは遅い昼食の駅弁を食べたり、ビールを飲んだり、昼寝したりで一路東京に向かいました。

今回の旅行は列車移動がメインのため、観光地は釧路北斗展望台、摩周湖、知床半島、札幌羊ヶ丘展望台と4泊5日の割には少なく、あまり旅行した充実感がありませんでした。やはり観光地はバスであちこち下車しながら観光し、特産物など見るのが楽しみなので、車内販売で特産物を売っていてもね・・・。そんなわけで少し物足りない旅でした。でも涼しかったし1回も傘を使わずすんだのはラッキーでした。(次女)
コメント
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