ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

谷川温泉~尾瀬~日光(2)

2013-06-04 03:47:06 | 日常
        

6月3日。今朝も窓から朝日に染まる谷川岳が青空をバックに綺麗に見えました。8時半宿を出発、今回のメイン尾瀬へ。谷川岳、赤城山など周りの山々を楽しみながら新緑に囲まれた道を進み、途中でネイチャーガイドさんが二人バスに同乗し尾瀬での注意事項や今日の水芭蕉の様子などの話があり尾瀬への期待がふくらみます。

自家用車や大型バスの人達は途中で相乗りタクシーや小型バスに乗り換え、私達はそのまま尾瀬の入り口鳩待峠へ。ここで10人と8人のグループにわかれ、それぞれガイドさんの説明を聞きながら尾瀬散策に出発しました。この時期の尾瀬は水芭蕉目当ての旅人でおおにぎわいです。

最初の10分の下りは丸太の間に大きな石がゴロゴロあり、各段の高さもマチマチでかなり神経を使って下りないと膝に来そうで怖かったですが、その先の木の階段は高さも揃って思ったより歩きやすかったです。途中 水芭蕉が沢山咲いている場所があり皆が歓声をあげたら、すれ違った帰途の人達に「先にはもっと沢山ありますよ」と言われてしまいました。そう尾瀬ヶ原はもっと先なのです。

1時間ちょっと下りてやっと尾瀬ヶ原入り口の山ノ鼻へ。数歩歩いたら広い湿地に沢山の水芭蕉が私達が行くのを待っていたかのようにみずみずしく輝いて咲いていました。はるか彼方まで続く木道を牛首分岐まで歩きます。

        
                     燧ケ岳

初夏の日射しを浴び、涼しい風に吹かれ、彼方の林で鳴くカッコウ、ウグイスの声を聞きながら、前には燧ケ岳をバックに広がる池塘(ちとう)を見、振り返ると雄大な至仏山が目の前にそびえて見えると言う贅沢な散策でした。が、一列にならなければ歩けない木道。行く人帰る人で殆ど人の切れ目がなく、立ち止まって写真を撮るのはかなり勇気のいる事で、勿論歩くペースもそれなりに他のグループとも合わせなければならず、結局目的地の牛首分岐まで行く時間が無くなり少し手前で折り返しました。

        
                      至仏山

さて帰途は下った道を当然登らなければなりません。始め30分はだらだら坂、次は木の階段、最後は石のゴロゴロある階段。来る前皆に最後が大変と言われていましたが、ガイドさんが道の様子や距離を教えてくれたし、登りは段差や段の様子を見ながら足の運びを考えられるし、膝への負担も下りより少ないので思ったほど大変ではありませんでした。でも汗びっしょりになったし何回か足がつりそうになったのも事実ですが・・・。

疲れたけれど楽しかった尾瀬ヶ原散策の後は日光中禅寺湖の金谷ホテルへ。夕食までの時間があまり無かったのでシャワーで汗を流し食事です。夕食はフランス料理。しぶめの赤ワインを飲みながらたべる栃木牛のフィレ肉ステーキはとても美味しかったです。

明日はクリンソウの大群落を見に行く予定です。筋肉痛になっていないとよいのですが。(次女)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする