デイサービスで母が活けた花を持ち帰ってきました。素敵に活かっていますね!
7時半にお目覚め。何か訳の解らないことを、寝ぼけて回らない口で一生懸命話していました。でも着替えが終わる頃には完全に目覚め、何かやる度に「大変ね」「ありがとう」「済まないね」と、とても丁寧。
朝食(ジャムトースト、オムレツ、ミルクティー、スイカ)を完食。起き抜けに両目がゴロゴロすると言うので目薬をさしておいたのですが、朝食後も未だゴロゴロするとのこと。「これ以上私にはできないので、擦らないようにしておいて、デイサービスで様子を見てもらいましょうね」と言ったせいか、デイサービスに行くことに何ら疑問もなく、車椅子への移動にも協力的で助かりました。
少し早めに外に出ると、一昨日から庭木の手入れに入っている馴染みの植木屋さんがもう仕事の最中。植木屋さんの存在に「おかしい」などと言い出したら嫌だと思っていたらどっこい、にっこり笑って「あらご苦労様。宜しくね」。
5分程迎えの車を待っている間も割合まともな会話を私としていたので、母が迎えの車に乗り込み出かけていくと、植木屋さんが「随分良くなった?」 今朝の状態が”常態”ならどんなに嬉しいことでしょう。デイサービスから帰宅後は三女の担当なので、今朝の穏やかな覚醒状態が吉とでるよう祈るばかりです。(四女)
デイサービスから「この人たちは変なことばかりする」と怒りの表情で帰ってきました。連絡ノートにはいつも通りの活動報告しか書いてないし、母が活けた素敵な花のお土産までいただいたのに、何があったのでしょう、、、。母の話を聞いてみると、どうやら入浴が気に入らず、さらに他の利用者さんとも(自分が使うつもりのお花を取られたかなにかで)少し摩擦があった模様。
お菓子と冷たいお茶を出して一息入れてもらいながら、「それは不愉快だったわね。色々な人がいるからね」などと相槌をうって、ひとしきり不満を聞いているうちに、次第に落ち着いて来た様子に。夕食の支度時も、なるべく母とおしゃべりができるように、居間のテーブルで野菜を刻んだり餃子包みをして、台所での作業は最小限にした結果、次第に笑顔が出て柔和な表情になってきました。
夕食時にはすっかりご機嫌になって、何か楽しげに一生懸命話しながら、餃子6個、鶏唐揚げ4個、茄子素上げ3切、キウリとトマトの中華風サラダを完食。「おいしかった」と満足気で、珍しくデザートも要らないとのこと。
その後(朝の状態から予想したとおり)一向に眠くなる気配は無く、ずっと満足の表明と娘への感謝が続きました。せっかく気持ちよく過ごしているのだからと、テレビを見ながらおしゃべりを聞いていましたが、こちらがたまらなく眠くなってきたので、9時に寝ることを提案。
「全然眠くないけれど、あなたが寝られないと気の毒だから」と同意してベッドインし、別室で寝ることにも同意してくれましたが、本当に眠くないようで、こちらが応接間に引き上げた後も、延々と神さまへの語りかけが続きました。
幸い今日は泣いたり娘を大声で呼ぶことはなかったので、母のところには一度も戻らずに様子見をしていた結果、9時45分ごろに神さまとの対話も終わったようで、ようやく静寂が訪れました。(三女)