JAZZ最中

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ボケてたまるか! 62歳記者認知症早期治療実験ルポ 山本 朋史

2015-03-12 22:34:13 | 


このタイトルでこの歳が書いてあるから図書館から借りてみました。
昨年亡くなった母親は完全に認知症だったし、これも亡くなった叔父もそうだった。父親の方はボケていなかったけれど、私がボケるかどうかのリスクはだいぶあるように思っている。

なんたって物を忘れる、なくす、なんてこの著者と同じ。
この人週刊朝日の記者だそうで、東京医科歯科大の「もの忘れ外来」に行って検査を受けたそう。
症状はかるいが認知障害の疑いがあると言われ、早期の治療を開始、そのルポをまとめたのがこの本。

筑波大の朝田隆医師の行っているデイケアでのいろいろなトレーニングを試みたルポで、「筋力トレーニング」がかなり良さそう。認知症の人がとんでもない距離を歩いてしまうのは、足などの筋肉の情報が脳に伝わってないからで、それをリハビリすることで、情報の認知が改善されるそうで、予防にもなるということです。

他にも楽器を演奏したり、ダンスをしたり、ゲームをしたりとあまりやりたくないものもあるけれど、ボケるのは怖い。

そんなことをかんがえていたら、始めたチェロは絶交のボケ対策とわかった。

まず左手と右手は完全に違う運動をしなければならないし連動していなければならない。
それをしながら譜面の情報を認知し手に指令を与えなければならない。
いちいち譜面を見ないで、手に指令するためには暗譜なんかもしなければならない。

体のバランス、姿勢なんかも維持しなければならないし、呼吸も安定させなければうまくいかない。

ウーム、筑波大に通わないで、チェロの効果が確実にすればいいかもしれない。
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