JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

Glauco Venierの3種

2016-07-06 21:28:36 | 聞いてますCDいいと思う
こんどECMからソロ・アルバムをだしたGlauco Venier(グラウコ・ヴェニエル)はかなり良い。現役JAZZピアニスト100人に推薦されても良いかなとおもうけれどこれまでノーマークだったから、ほかにはどんなアルバムがあるか幾つか聞いてみました。

イタリアのレーベルartesuonoから結構たくさんのアルバムを出していて、Yuri Goloubevと演っている「INTERMEZZO」が一番JAZZとして芝らしいのでこれが、この人この一枚かなと思ったけれどそれを確かめてみた。

どれもartesuonoからのアルバムで、この人クラシックとの感心が強いのではとおもったらやはりその感が強い。
最初のが2000年のアルバムで今でも一緒にかつどうしているマルチ・リード奏者のKlaus Gesing(この二人9月に来日する)とのデュオでバッハ曲集。



クラウスのソプラノがバッハをとてもうまく表現しているし、バッハをきちんとインプロしていてなかなか聞きごたえあり。コンサートの模様でユーリとの録音ほど完璧のピアノとはいえないけれど、きちんと技量も聞けるアルバムだった。
3曲目が無伴奏チェロの曲だけれど、最初ピアノを叩いたリズムから入ってアレレと思っているうちに知っているメリディにたどり着く。
クラウスと言う人のソプラノもこの人もクラシック演っていたのだろうと想像させるフレージングです。

次が2002年のアルバムで“Serenade”というタイトルはArturo Zardiniというイタリアの近代作曲家の曲集のようです。
このレーベル、ジャケが結構荒っぽくて、録音データも書いていないし、ミュージシャンの名前もない。
 


音色からいうとサックスはKlaus Gesingだというむのだけれど、名前もはどこにも見当たらない。
他に弦楽奏と混成コーラスが入って、ここではアレンジへ重点を持って行ってピアノ度は低い。なかなか美しい曲でクラシックの人の方が楽しめるだろう。

最後は2004年のアルバムで、これも良くわからない。「Dal Libro de Balli di giorgio Mainerio」というタイトルのアルバム。
どうやら中世イタリアの作曲家giorgio Mainerioと言う人の曲集らしい。こちらはチューバやパーカッション、トランペットやトロンボーンのインプロそろもはいる、ビックバンド風演奏。



こちらもピアノ度は低いけど、途中のフェンダーのソロはカッコいい。ただオペラ風になったり、イタリア語のかたりなど、戸惑うところもある。

と言うことで若干100人はどうするかは悩むKとになったけれどユーリとのトリオは文句なしだし、53才ECMでもこれから期待できるから、誰かに退会してもらうことになるだろう。
コメント
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