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シャ・ノアールは出会ってからすべてのアルバムを記事にしていて、その独特のサウンドからずいぶんイメージを飛翔させてくれている。久しぶりに検索したら新しいアルバムがでていたので驚いた。
「がんばれ若者」-DECOUPAGE-
「エレメントが見えて」-ADORATION-
「スベンソンの都市」 -Difficult to see you-
「ミステリーを読むように」-weather forecasting stone-
「レジスタンスへの憧れ、もしくは潜在化したアジテーション」-ELEC/3/CITIES
1曲目、エレベとエレクトロニカでミステリアスな出だしはこれまで同様の世界、エレクトロ感が強くなった分色彩が濃くなった。
2曲目はその上での生ピアノの叙情的なメロディ、このグループの魅力です。
3曲目ヴォーカルはフラワー・ミュージック風マッいいか。
4曲目エレクトロニカにエレキギターが絡んで一寸サウンドが変化したと感じ出しました。
5曲目パーカションのバリ風エキゾチシズムにこれもエレクトロニカ。
6曲目エレとコンピレーションの強調に、アレッこれYMOじゃないの。
7曲目も同じ感じでこのグループのアルバムはテーマをきめたトータルな仕上がりにするようになっているから、今回はこれなのかもしれません。
ただ前作までのドラムスのGiuliano FerrariがJ.Peter Schwalm に変わってその色合いが濃くなったのだろうかとも思います。
生ピアノ感をきちんと出していたのが前作あたりから変わり始めているから、6作目ともなるとしょうがないと言えばしょうがない。
私的には出会いの後のミステリアスなのがすきだから少し残念、それでも8曲目にはそれを補うように生ピアノでしめているから、次はどうなるのでしょう。
どちらにしてもずっと追っかけます。
シャ・ノアールの毛色が変わってきた。
NINE THOUGHTS FOR ONE WORD / CHAT NOIR
Michele Cavallari : keyboards, piano, fx
Luca Fogagnolo: el bass, upright bass, trombone
J.Peter Schwalm : electronics, beats, keyboards, acoustic guitar
guests:
Daniel Calvi: el.guitars, acoustic guitars, lap steel gu
1. Eternally Tranquil Light
2. Fundamental Mind
3. Momentary Continual
4. Blinking Neon
5. Detuning Leaves
6. Uneven
7. Soft Ground
8. Crystallized Flow