
このごろジャズ度が落ちて、アルバム購入数も減っている。これ持っていたいつとか、これは聴いておかないととか、これは繰り返しきくだろうというのを買うようになった。
中古屋さんのジャズにもあまり行かなくなった。
だから選んで買ってくると、たいていどなたかが取り上げるメインのアルバムが多い。(昨日のはちがうけど)
そんななかこれはどうして買ったのかよくわからない。ティル・ブレナーのアルバムを買うのは初めてではないだろか。
トランペットはマイルスとファーマーを除いてあまり選んで聞かないし(ACTの若者とフレスなどは選ぶけど、アッそれとニコラス・フェルメルもいた)ここのところホーンからは遠のいているのに不思議に選びました。
ほとんど聞いていないから一つぐらい良いかというのかもしれません。
1曲目、ペットが突然テーマではいるのがカッコ良い、ベースが低く刻んでいて重心の低い暗闇の様な感覚が何とも落ち着く。ディーター・イルグさんのほうはACTで幾つかあっているし、リーダーアルバムも昔かっている人で安定したベース・プレーヤー。
2曲目は雰囲気をかえたバップの様なオーネットの曲。3曲目が又夜の闇の中の様な曲。サンプリングをいれた6やフリーアプローチの7や9があって変化にはとむけれど、10のスタンダードもいれた暗闇の雰囲気が、しれはベースとのデュオにマッチしていてこのアルバムはここを聴きなのでしょう。
そこを解ってれば、それを理由に選んだだろうけれど、もしかしたら久々ジャケで選んだのかもしれません。
NIGHTFALL / TILL BRONNER & DIETER ILG
Bass – Dieter Ilg
Trumpet, Flugelhorn – Till Brönner
01. A Thousand Kisses Deep - Leonhard Cohen
02. The Fifth of Beethoven - Ornette Coleman
03. Nightfall - Till Bronner & Dieter Ilg
04. Nobody Else But Me - Jerome Kern
05. Air - J.S.Bach
06. Scream & Shout - Will.I.Am & Britney Spears
07. Wetterstein - Till Bronner & Dieter Ilg
08. Eleanor Rigby The Beatles
09. Peng! Peng! - Till Bronner & Dieter Ilg
10. Body & Soul - Johnny Green
11. Ach, bleib mit Deiner Gnade - Melchior Vulpius