ローゼンバークを色々聴いてきたけれど、ストーケロ・ローゼンバーグがやはり素晴らしいと思う。ジプシーギターが見世物にならないためには新しいことをしながら、それまで持ってきたテクと情緒を表現していく必要があるわけで、ここら辺がむずかしい。ジプシーギターの演奏を聴くと凄いと思いますが、いつも同じでは飽きがきてしまいます。1曲目それが素晴らくJAZZ的に始まっています。2曲目“Nature Boy”の選曲もRosenberg凄く気にしているように感じます。JAZZを意識した選曲として4曲目、ブルーベックの“トルコ風ブルー・ロンド”などは珍しいものです。5曲目“バップ・テンション”、4ビートでジプシーギターへの挑戦で、これも変わった味がでています。特にベース奏者とドラムスが完全にJAZZ畑、これが素晴らしく効いています。ドラムスがStephane Huchardを使っているところなどは意図を感じます。曲目自体は以後全て二人のオリジナルで、従来の感じに戻るところもありますが7曲目のベースラインなどは今までにないリズムになっているように思います。8曲目は大変JAZZ的でこれまでのローゼンバークのギターがベースラインソロによって完全にJAZZのラインに入っていて、ある意味でこれまでの枠をはずしているような気がします。
9曲目Romaneの曲ですが途中のベースソロが聞かせどころになっています。10曲目はゆったりした曲、11曲目は、Romaneのジャズ・ロック調の曲、このアルバムでは一番生き生きした曲になっています。二人のジプシーギタリストが、ただジプシー音楽を演奏するのでなく、よりJAZZを意識した形に変わりつつあるように感じます。最後の曲がまさにそれをあらわしていて、この感じで突き進むと新しい面が出ると思います。今は一歩手前で、でも技量は超一流と思う一枚です。
Double Jeu / Romane & Stochelo Rosenberg
Romane guitare
Stochelo Rosenberg guitare
Stephane Huchard Batterie
Marc-Michel Le Bevillon Contrebasse
1 Strange Eyes
2 Nature Boy
3 R' N Bis
4 Blue Rondo a la Turk
5 Bop Tension
6 Double Jeu
7 Blues for Barney
8 All Jazzy
9 Accent Groove
10 Melody for Babik
11 Black Mamba
9曲目Romaneの曲ですが途中のベースソロが聞かせどころになっています。10曲目はゆったりした曲、11曲目は、Romaneのジャズ・ロック調の曲、このアルバムでは一番生き生きした曲になっています。二人のジプシーギタリストが、ただジプシー音楽を演奏するのでなく、よりJAZZを意識した形に変わりつつあるように感じます。最後の曲がまさにそれをあらわしていて、この感じで突き進むと新しい面が出ると思います。今は一歩手前で、でも技量は超一流と思う一枚です。
Double Jeu / Romane & Stochelo Rosenberg
Romane guitare
Stochelo Rosenberg guitare
Stephane Huchard Batterie
Marc-Michel Le Bevillon Contrebasse
1 Strange Eyes
2 Nature Boy
3 R' N Bis
4 Blue Rondo a la Turk
5 Bop Tension
6 Double Jeu
7 Blues for Barney
8 All Jazzy
9 Accent Groove
10 Melody for Babik
11 Black Mamba
このアルバム、当然未聴ですが(笑)一度挑戦してみたいと思います。
ところで、我が家に久しぶりに『バトン』がまわってきました。
お題は「ジャズ・ピアノ」で、内容は我がブログで確認していただき、よろしければ受け取っていただけますでしょうか。もちろんスルーしていただいてもけっこうです。
頂いたバトン受けました。どう変わっていくやら、でも料理のほうが楽かも、JAZZだとチョットまじめになります。スケベ心でほかの人にまわしてしまいました。