JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

生きる 

2025-02-07 17:29:39 | 映画
黒澤明の名画「生きる」を1922年イギリスでリメイクした、オリヴァー・ハーマナス監督の映画。
カズオ・イシグロの脚本で、もちろん黒澤監督へリスペクトで作られた映画。
黒澤監督の方の映画はうろ覚えだけれど、ブランコの場面は強烈だったと覚えている。
さて今回そこをどう使うかが気になる点で見ていった。
主演のビル・ナイは結構好きな俳優で、でこんな映画で演技していた。



リメイクなのでストリーは変わらないがそこを英国に移したかたち、英国って日本より気持ちの悪い役所体制だったんだ、なんて思って見ていました。
心が落ち着く映画になりますが、ブランコの場面をどう使うのでしょうか。
黒澤の映画の方が強烈だったのはまちがいない。
ストリー、スチエーションはほぼ黒澤明映画の通り、はリスペクトがあれば当然かもしれない。
公園作りで生きることを見出す場面は同じく死後の回想場面として描かれて、最期は公園のブランコにのって歌を口ずさむ場面。
そこで死を迎えるのも同じだけど、ただひとつちがうのが、ビル・ナイは古いアイルランド民謡をうたう。
市村喬が歌うのは「ゴンドラの歌」(中山晋平作曲・吉井勇作詞)でした。




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