JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ミッション fantastique / le paris bleu

2006-10-20 21:09:59 | その他
1992年フランスEMIが出したと思われるオムニバスアルバムです。オムニバスってJAZZファンですと名乗っている人は敬遠するものでしょうが、このアルバムなかなかしゃれています。題名どおりfantastiqueです。選曲がこのアルバムの命、各国のEMIから集めた音源で作られています。曲名だけをみてもイメージが伝わります。
なぜこのアルバムを聴いているかというと、パリのムードを味わっているのです。実は奥さんが何をどうしたのか、パリへ行くんだそうです。何年か前に中学時代の友達4人とパリへ行き(一人はパリにいる)、中学の校歌を歌いながらなんとか橋を渡った事が忘れられないんだそうです。何ともノーテンキな事です。体育会サッカー青年と病を持つダンナはどうしたらよいのでしょう。言いたいことも飲み込んで、ちょっと小遣いまで用意しました。
ここでミッションです。  “さて君に与えられた使命だが・・・
“君ねえ、パリでねえ、CD売っているところに行ってねえ、フランスで最近でたピアノトリオのCDを2枚、お薦めを1枚欲しいとねえ、英語の単語並べてねえ・・
してくれへん。” なぜか関西弁になってしまいました。
フランス語の勉強は5日でアウト、“・・・・”貝にになってしまいそうな奥さんです。どうなる事やら、無事に帰ってきてくれること祈っています。
   CDとともに。
“なお、このブログは自動的には消滅しません。”

 fantastique / le paris bleu

1 BOOM Chales Trenet
2 LE COIFFEUR Dexter Gordon
3 SFTERNOON IN PARIS Milt Jackson
4 UNDER PARIS SKIES Lou Levy
5 APRIL IN PARIS Dinah Shore
6 RENDEZ VOUS A STAINT GERMAIN Annette Banneville
7 MEMORIES OF PARIS Michel Petrucciani
8 PARISIAN THROUGHFARE Bud Powell
9 SWING VALSE Gus Viseur
10 MADE IN FRANCE Bireli Lagrene
11 NUAGES Dyango Reinhardt
12 DYANGO Joe Pass
13 THIS LITTLE TOWM IS PARIS Beveriy Kenney
14 APRIL IN PARIS Thad Jones
15 PARIS EYES Larry Young
16 EVENING IN PARIS Zoot Sims
17 I WISH YOU LOVE Chris Connor
18 SOUS LE CIEL DE PARIS Emmsnuelle Torente
19 ECHOES OF FRANCE Hot Club Of France

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すごいは取れるけど CATABILITY / BOB DEGEN

2006-10-19 21:09:43 | 聞いてますCDいいと思う
ちょっと変わったピアニストに感じます。流れているのを小耳に挟むと、すごく良く思えるアルバムです。それでは深く聴くと良くないかというと、すごくが取れるぐらいです。すごく良く感じるのは、メリハリの利いたビル・スチュワートのドラムスにベースが重くリズムを刻むと、ちょっと硬質なピアノの音とマッチして、JAZZを演っている、JAZZを聴いている雰囲気が充満するからです。すごくが取れてしまうのは、ひとつひとつのフレーズは良いのですが、起承転結というか、曲のまとまりがとらえづらく、この曲が良いとはっきりしない点です。知っている“MY OLD FRAME"がその点一番良いと思います。ピアノトリオの雰囲気を満喫できるアルバムだと思いました。

CATABILITY / BOB DEGEN

Bob Degen piano
Michael Formanek bass
Bill Stewart drums

1 COURAGE
2 MY OLD FLAME
3 SOPHIE
4 WORTH A WEEK'S ANGUISH
5 CATABILITY
6 MC
7 ODE TO SAMMY DAVIS JR.
8 COLLEEN
9 FADING TRIP
10 PARTING

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アルボラン海の美術品 MELTEMI / Alboran Trio

2006-10-18 21:44:10 | 聞いてますCDおすすめ
ACTレーベルからこの感じのジャケットものがだいぶでています。内容に統一性があるのでしょうか。イタリアのピアノトリオということで、何もわからずに購入した2006年の新作です。トリオの名前をAlboran Trioといいますが、なぜだかわかりません。スペインの地方にアルボランという場所がありますし、地中海の入り口を入ったところがアルボラン海でアルボラン島もあります。ジャケットにもヨーロッパとアフリカの風がともに吹く場所、としていますのでここの海がこのアルバムのキイワードの様な気がします。
1曲目は哀愁のただよう美しい曲です。2曲目アルコを使ったイントロで印象深く始まりますので、テーマはどうするかと思うと、ギターみたいなリズムサウンドをピアノで出しながら、強いタムタムのリズムにのってベースソロで続けます。カッコ良いです。たぶんピアノ弦をすべて押さえてのリズム、その上をベースソロしますが、その後解放されたピアノの音でこれも哀愁あるメロディが弾かれます。3曲目マイナーな思索的な曲になりますが、わかりやすいメロディです。ピアノの語り口は饒舌ではなく、少ない音を見つけ出しているような感じで、それによってできた曲は、地中海に沈んでいた美術品を見つけだしたような感じです。ベースのソロがかなりの比重を占めますが、ピアノの美しいメロディにマッチしたできばえです。5曲目もベースのソロで始まり、タムタムのリズムとメロディに地中海のアフリカからの風を感じます。ここでのアルコのソロではベーシストの実力が十分あることを感じます。7曲目、8曲目と他の曲に比べるとジャージーで多弁になりますが、これもいけます。こうなるとちょっとキースが顔を出します。中音域から高音へピアノの音が大変美しく録音されていると感じます。残り2曲はまた元の雰囲気に戻って終わります。
曲はすべてピアニストのオリジナルで、美しく統一感があり、このトリオが演ろうとしていることがわかる気がしました。まだまだ続けて欲しいTrioです。


MELTEMI / Alboran Trio

Paolo Paliaga piano
Dino Contenti bass
Gigi Biolcati drums

1 Nic's road
2 Balkan air
3 Pianissimo
4 Cinque Lunhissimi minute
5 Duende
6 Hoy es manana?
7 Ho sognato che mi amavi
8 Meltemi
9 Ninna nanna Nic
10 Theme from the movie "Pinocchio"

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この曲が聴きたい 3 / IN A SILENT WAY

2006-10-17 20:57:14 | この曲が聴きたい
JAZZを長く聴いてきましたが、深く心に影響を受けたのがこの曲のような気がします。この曲が聴きたいというカテゴリーを作ってしまいました。何をいまさらですが、個人的なこともある聴きたい一曲を分けて、聴きくことにしました。
マイルスの“IN A SILENT WAY"は、発売当時それまでの他のLPと驚異的な違いを感じました。ザヴィヌルの曲ですからあたりまえですが、ここからWRの道程への長い時間が始まったのでした。
マイルスに呼ばれたザヴィヌルが持ってきたスケッチ程度のフレーズがら全てが始まったのを再確認しました。1969年2月の録音です。マクラグリンのギターがアコーステックな響きのなのを忘れていました。繰り返しのハーモニーが当時、一番カッコ良く思われたのか、日本のミュージシャンが真似しているのを沢山みました。“IT'S ABOUT THAT TIME"への切り替わりが何とも小気味よい変化な曲です。






そしてこの曲に深い思い入れのあるザヴィヌルが1971年にこの曲を録音しました。








よりアレンジメントがはっきりした、曲になっています。この曲はザヴィヌルが羊飼いの牧童をしていた少年時代の印象をあらわしたものですから、やはり全ての始りのような心の底辺で静かに流れる川なのですね。

しかし、こうやって並べますと、心が素直に流れていくような曲なのですが、何とも恐ろしいようなジャケットです。ここまで恐い顔並べなくても(並べたわけじゃない)、ザヴィヌルはマイルスのジャケ意識したのでしょうか。それだけミュージシャン本人の思いいれがあったのだと改めて感じました。
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だれだって演りたい SILENT WAY PROJECT / MARK ISHAM

2006-10-16 20:13:33 | 聞いてますCDいいと思う
映画音楽の作曲が多いマーク・アイシャムですが、私は昔シンセを多用した彼のアルバムで大好きなものがありました。LPを購入したのでなく、カセットテープにダビングして聴いていましたが、いつの間にか紛失してしまし何というアルバムか解らなくなってしまいました。大変やさしく、おおらかな気持ちになるサウンドだったと覚えています。
このアルバムはそのような思い出の中で出たので、大変びっくりしました。マイルスのトリビュートというよりか、マイルス・サウンドへの思いをつづったアルバムです。“THE SILENT WAY PROJECT"なんとはっきりしたコンセプトでしょうか。
マイルスについては、幾千の思いがブログ上を漂っているのでしょうから、書くことが怖い気がします。今日になって振り返ってあれが好きだとか評価し直すことは色々出きるでしょう。私がJAZZを聞き始めたころ、マイルスは長く続いたクインテットが終焉を迎えるころで、クインテットのアルバムが出た時にも、そのサウンドに驚く事はありませんでした。それからしばらくして出たのが“イン・ア・サイレント・ウェー”でした。なんとカッコいいサウンドと思い、私としては一番マイルスと深く繋がるアルバムでありました。
マーク・アイシャムが1曲目でこの曲を見事に再現してくれます。2曲目には急に、あのジャック・ジョンソンのギターのイントロです。得をした気分です。マイルスのファンの方からは、そんなんだったら、マイルスのコンピをして聴けば良いでしょうと言われるかもしれません。このアルバムを作ったアイシャム自身もそのことは承知でしょう。それでも、このサウンドを演奏したいと思って作ったプロジェクト。このアルバムを作るために作ったプロジェクトでなく、この演奏を続けてきた結果出来たアルバムです。そこがただのトリビュートアルバムにはない、親しみを感じさせるところだと感じます。マイルスがこの時代に贈ってくれたサウンドに対しての、深い思いでこのアルバムは出来ているのです。私だって一度このサウンドを鳴らしてみたい。夢は共有され、一人は現実のものとし、一人はそれに拍手を送るのでした。

追記 先週の土曜日に奥さんと映画を見に行きました。ブライアン・デ・パルマが監督した、ジェイムズ・エルロイの小説の映画化“ブラック・ダリア”です。デ・パルマは昔から“殺しのドレス”“ミッドナイト・クロス”“アンタチャブル”などで大好きな映画監督です。(つまらないものもあり、注意)そしてブラック・ダリアを見ていて、そこで流れるJAZZの良い事、凄く感じるのです。特にトランペットのソロが素晴らしいと感じます。トーンがマッチしていますし、メロディが雰囲気にぴったりです。ひょっとしてマーク・アイシャムじゃないかと思って、帰って調べますますと、アイシャムでした。映画は頭の回転の悪くなった私には、ちょっと苦労するところ(登場人物が入り組んでいる)がありましたが、それはそれ、デ・パルマのこった画面割りとそれにマッチした音楽は楽しめました。怪しいクラブのショーではラブ・フォー・セールをしっかり聴かせてくれます。見る機会が有るのであれば、是非音楽に注意してください。


MILES REMEMBERED:THE SILENT WAY PROJECT / MARK ISHAM

Mark Isham trumpet
Peter Maunu guitar
Steve Cardenas guitar
Doug Lunn bass
Michael Barsimanto drums

1 IN A SILENT WAY-MILESTONES
2 RIGHT OFF
3 INTERNET
4 ALL BLUES
5 IT'S ABOUT THAT TIME
6 AZAEL
7 SPANISH KEY
8 IFE
9 GREAT EXPEECTATIONS
10 BLACK SATIN
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解き放たれて UNDER ROSSEAU'S MOOM / Gil Goldstein

2006-10-15 18:26:02 | 聞いてますCDいいと思う
jacoの音楽をアレンジし直して現代に蘇らせるとあれば聴かないわけにはいきません。2曲目、近代音楽的アレンジの“Donna Lee”の出だしでは戸惑いましたが、ここでしっかりGil Goldsteinのアレンジになれました。4曲目の“Good Morning Anya”あたりから世界に入っていけました。ショーターより明るいソプラノはきっとブルーノートを明るい雰囲気にしたことでしょう。ボナの短いベースソロはショーで行うjacoのソロを思ってでしょうが、jacoより高速、余裕があり、草場の陰でjacoも苦笑していることでしょう。7曲目“Sarah'sTouch"が前半の山でしょうか、R・ブレッカー,M・マイニエリのソロが盛り上がります。9曲目、10曲目がjacoの有名曲でこのライブのメインと思います。この編成で“Liberty City”の厚いサウンドを出しています。クリス・ポッターのソロはきれいに流れて達者すぎの感があります。10曲目の“Three View Of A Secret"でGoldsteinがストリングストリオを入れた意図が明らかで、アコーディオンのサウンドとストリングが重なることで、シンセのような広がりが感じられました。最後にはBonaのヴォーカルで、久しぶりに聴くと良いです。
Jacoのトリビュートアルバムはずいぶんたくさん聴いてきました。http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20060725
まずベーシストがJACOの奏法にこだわりますので、多くのアルバムがJACOへの挑戦的な作りになってしまいます。ところがJACOまでいかないのでJACOまねになってしまいます。JACOにとらわれてしまうのです。
このアルバムはJACOの影響は大きいでしょうが、あくまで編曲の妙を楽しむアルバムでした。BONAの才能により、JACOのシャープなベースの感じが、Bona自身の持つソフトなサウンドに変化していて、今までにないJACOの音楽を作り上げた気がします。JACOを扱ったアルバムが、長い間とらわれてきたサウンド作りから、解放された、ホットするようなアルバムに感じました。

UNDER ROUSSEAU'S MOON / Gil Goldstein

Gil Goldstein piano , Sccodians
Don Alians Percussion
Richard Bona Bass , Vocal
Mike Mainieri Vibrahone
Chris Potter Sax , Bass Clarinet
The Zebra Coast String

1 The Moon Stuck One
2 Dona Lee
3 Three Woman
4 Good Morning Anya
5 Bass solo
6 Boplicity/Some Skunk Funk
7 Sarah's Touch
8 Percussion solo
9 Liberty City
10 Three Views Of A Secret
11 The Camel's Lament
12 Moondreams
13 Suninga
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楽しいのをお願い tuseday wonderland / e.s.t.

2006-10-14 21:16:32 | 聞いてますCDいいと思う
e.s.tの来年1月13日のコンサートへ行く事にしました。過去2回2004,2005年に渋谷オーチャードで見ております。今回はどうしようか迷いましたが、1年半以上経つので行く事にしました。本当は新発売のこのアルバムを聴いてからにしたかったのですが、申し込みにに間に合いませんでした。e.s.tのコンサートは新作がメインになって演奏される様に思います。いやな曲が多かったらと心配でした。最初に見たコンサートは、エフェクターの使い方が、幻想的で、アコピアノの音がリリカルだったので、大変感動しました。
e.s.tの演奏で大嫌いな曲があります。“STRANGE PLACE FOR SNOW"というアルバムの隠しトラック“SEPTEMBER"という曲です。ニューヨーク同時多発テロ、9.11を題材にした曲で、破壊的なエレキサウンドで、あの映像、あの惨状を思い出させ、トラウマを感じます。アルバムではこの曲だけ聴かずに済ませますが(他の曲はかなり好きだった)、2回目のコンサートでは、この曲をフリーキーなベースと共にしっかりやられたので楽しくなかった思いがあります。2回目の公演は、暗めの演奏が多かった気もします。e.s.tの前作のアルバム“VIATICUM"も結構内向的で心配なのです。
この新しいアルバムを聴きました、エフェクトの使い方はより鮮明になり比率がたかまっているように思います。効果をより強く挙げようとしているようです。逆に曲調は内向的な重さが薄れ聞きやすい感じがします。嫌いになったいやなトーンも1曲で聴かれるだけです。
3曲目は美しい曲ですし、6曲目のアコーステックでのピアノソロはキースの後継者と呼ばれるのがうなずけるメロディです。タッチと音の出し方がキースに近い感覚だと思います。10曲目のピアノでもそれが感じます。と言う事でエフェクターの中にいかに美しい生ピアノの美旋律を聴けるかがこの人の楽しみ。アルバムも前作よりかは好きです。さーてライブなどうなるやら。もうチケット買ってしまったので、祈っています。

tuesday wonderland / e.s.t

Esbjorn Svensson piano
Dan Bergluund bass
Magnus Ostrom drums

1 fading maid preludium
2 tuesday wonderland
3 the goldhearted miner
4 brewery of beggars
5 beggar's blanket
6 dolores in a shoestand
7 where we used to live
8 eighthindred streets by feet
9 goldwrap
10 wipping on the solid ground
11fading maid postludium
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大変得した気分 ALMA LATINA / ALDO ROMANO

2006-10-14 06:44:41 | 聞いてますCDおすすめ
ALDO ROMANOのピアノトリオアルバムが買いたいと思うのですが出会えません。そこで中古屋さんで出会った800円のアルバムです。
1曲目、リピダルみたいな高音のギターが出だしからロック調のメロディを弾くものですから、最初からオオッ、カッコイイ状態に入ってしまいました。このように弾くPHILIP CHATHERINEを知りませんでしたので驚きました。シンセがかぶり、溜めたバスドラとスネアがダーンとなると、とにかくカッコイイ。若返ってきました。2曲目ではコブハムとも演っているマウリツィオ・ジャンマルコがトム・スコット見たいな曲調でアーシーにテナーを吹きます。3曲目はハーモニカ、これがシールスマンではなくて、リー・オスカーのちょっと乾いたカントリー調です。しゃれたピアノが入ると今度はギターがジョージ・ベンソンみたい。
どの曲も短めで長くて5分ちょっと、とてもコンパクトでよい曲です。全てALDO ROMANOの曲、素晴らしい作曲の才能です。4曲目はシンセ、キーボードの競演でハンコック、ボブ・ジェームスです。5曲目はアコピのソロでコリアのクラシック調かな。6曲目は再びR・オスカー調、そういえばR・リトナーと演ったアルバムもあったなー。この曲もいいのですがプツンと切れるのは解りません。7曲目はベースのソロでスタンリークラークかな。8曲目は軽快なラテンリズム、ここはモンゴサンタマリアです。エレピはボブ・ジェームスをテナーソロがトム・スコットを思い浮かべるのは、間合いがとても似ているからです。9曲目はトーンからG・バルビエリを思わせます。復活した頃のバルビエリがまさにこの感じでした。10曲目はフランス語のvocalでクレジットでは解りませんが、リーダーのROMANOでしょう。これは誰とはいえませんでした。
○○みたいと似た人を書きましたがプレー自体はオリジナリティーを充分感じられ、真似ではありません。こちらのこじつけです。1983年の録音アルバムですが、今買って、聴いたことが、作者の才能と奏者の技量が楽しめて面白いものになりました。大変得した気分です。

  ALMA LATINA / ALDO ROMANO

Aldo Romano drums
Philip Catherine Electric Guitar
Maurizio Giammarco Tenpr Sax
Dany Kane harmonica
Jean-Pierre Fouquey piano
Estelle Gubert piano
Benoit Windemann Synth piano
Sylvain Marc bass
Choruses Giles Perrin percussions

1 Roanugo
2 Santa Maria Novella
3 C'era Una Volta
4 Tastiere
5 Cadenza
6 Una Volta,DAny
7 Amagame
8 Alma Latina
9 Six Million Dollars Song
10 La Derniere Chanson
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アメリカ奏者リーダー会議 like minds/BURTON

2006-10-12 20:54:58 | 聞いてますCDいいと思う
なんともすごいメンバーで録音されたアルバムです。
各楽器奏者のリーダーが集まった、業界リーダーの総会みたいなものです。ご発言は、持ち寄った曲の比率と同じで、メセニー4、コリア3、バートン2その他の方が1です。というよりロイ・ヘインズさんはしっかりサポートに回って、相づちをうつ程度ですが、これが会議を通じて正確です。バートンさんが流れのなかで議長を務めます。議題は“シングルトーンのホーン奏者がいないグループ運営について”です。メセニーさんの“Question And Answer"で始まりますが、これで会議の色合いがはっきりします。このクインテット、ピアノ、バイブ、ギターとソロをとりますが、バックに回った2つの楽器がかぶってしまうのでないかと思う編成です。コリアがギターの裏で良いメロディを入れたり、さすがリーダーの人ばかりなので、聴く方は、ソロに行ったり、バックに行ったり、ベースやドラムへかなり移ろいます。ホランドさんも後半はっきりした主張を行いました。私としては、6曲目の“Country Roads"という昔も考慮した発言が嬉しかったです。
全体的に実力者の協調が目立ち、この顔ぶれであれば、もう少し問題発言があっても良かったのではないかと言う指摘も一部にありますが、アメリカ本土では、かなり好意的に受け取られたと報告がありました。(ベスト・アルバム・ジ・イヤー)
※ このようなテーマの話し合いが実際行われたかは定かでありません。

LIKE MINDS / BURTON-COREA-METHENY-HAYNES-HOLLAND

Gary Burton vibrapone
Chick Coria piano
Pat Metheny guitar
Roy Haynes drums
Dave Holland bass

1 QUESTION AND ANSWER
2 ELUCIDATION
3 WINDOWS
4 FUTURES
5 LIKE MINDS
6 COUNTRY ROADS
7 TEARS OF RAIN
8 SOON
9 FOR A THOUSAND YEARS
10 STRAIGHT UP AND DOWN
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化粧がちがう MASSIMO FARAO

2006-10-11 20:33:25 | 聞いたけどCDわからない
以前に買ってこれはあかんと思って投げてあったアルバムです。今度出版された、JAZZ批評ピアノトリオVO.3に取り上げられ好評です。あれ間違えていたのかと思いDUレコード検索をみると、人気ピアニストと書いてありました。これは損をしていると聴き直しました。アルバムは有名な映画音楽をトリオで演奏したものです。評にラウンジピアノとあるのは納得致しますが、どうして人気なのか、解りません。解らない事が明確なので書きやすいアルバムです。超有名曲“慕情”、“ブーベの恋人”、“ドクトル・ジバゴのテーマ”、“ひまわりのテーマ”などだれもがご存じの、言うなれば顔がはっきり解っている曲です。これを演奏するのであればめちゃくちゃ崩す手がありますが、ラウンジピアノであればそれは出来ません。となればきれいにお化粧をしてと思うのですが、この化粧テクニックがまるで解りません。有名メロディのメロディ部分の音を抜いたり、違う音に変えたり、変な装飾音に取り替えたり、映画ファンが怒らないでしょうか。その変えた音が私には違うと思いますし、抜いた音は必要と思うものです。半眉そってしまったり、眉をつなげてみたりしてはコミックとしてなら解るのですが、最後まで我慢することが(私は)できませんでした。

CINEMATIC 1 / MASSIMO FARAO

MASSIMO FARAO piano
LORENZO CONTE bass
BOBBY DORHAM drums

1 Love is a many splendered things
2 Anonimo Veneziano
3 The Windmills of your mind
4 La Ragazza Di Bube
5 Lsrs's thema from " Doctor Zivago"
6 Lawrence of Araboa
7 Lime light
8 II Ferroviere
9 Sinno me more
10 The feast at the capulet
11Summer time in Venice
12 Theme from "Sunflower"
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