JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

この曲が聴きたい 6 MY BACK PAGES / KEITH JARRETT

2006-11-19 21:09:09 | この曲が聴きたい
MY BACK PAGES / KEITH JARRET

チャールス・ロイドがフォレスト・フラワーをひっさげて来日した時に、KEITH JARRETTは何故かきませんでした。今思い返しても、残念です。ジャレット抜きのトリオを見たわけですが、この時代のジャレット見ておきたかったと思います。ヴォルテックスというところから、デヴューして、3作目のこの曲で完全にとりこになったのでした。ジャレットが今みたいに神様になる前の、フラワームーブメントの一人として映っていた時代です。
優しい包み込むような歌いまわしと、強い意思を併せ持つ曲と感じ、この曲を自分のテーマ曲にしようと当時決めたのでした。テーマ曲にした割には、ずいぶん曲のイメージとはかけ離れてしまった私ですが、いつ聴いても心の奥がうずく1曲なのです。
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よろしくお願いします。 home byond the cloud / HAKUEI KIM

2006-11-18 19:18:27 | 聞いてますCDおすすめ
以前から私が応援している、ピアニスト、ハクエイ・キムがシドニーでアルバムを製作中と書きました。

http://blog.goo.ne.jp/monakasm/e/4bc814ec8187a268c070a56f4876bf52

そのアルバムがDIWより発売されました。サポーターの私としては、聴くことがあっても、記事に出来ないと思っていました。当然良いと書きたくなるし、本人も読む可能性がありますので、それも気まずいし。アルバムを買って何度も聞きなおしているうちに、やはり感想は書きたい、扱いは別にして記事だけは書いておこうと思い直しました。まだよく解らない点もあるのですが、それはどうハクエイに質問していくか残しながら書いていくことにしました。
初めてハクエイを聴いた方がどのように、このアルバムを受け取られるか凄く心配です。私は昨年10月よりファンになって、月1回ぐらいLiveを聴いてきました。実は生のイメージとこのアルバムとの感触に1回目はとまどいました。どのようなものを聴いても心配が先にたったようです。しかし生ハクエイを知らない人はこれがハクエイなのですから、どのようにとらえていただけるのか、それが勝負ですね。私の戸惑いは3回ぐらい聴くうちに消えていきました。ちゃんといつものハクエイが見えたので安心したのです。そしてむしょうに感想を表現したくなったのです。
1曲目“you'd be so nice come home to"でまずハクエイのフットワークを聴いてあげてください。2曲目“haneysukukle rose" を選びました。この選曲も前向き、演奏の中での表現はjazzを演奏する真摯な姿勢が伝わってきます。3曲目、ハクエイのロマンチックな面が出ていますが、この面も大好きです。高音域での音選びの才にため息が出ます。さて理解がまだ充分出来ていないのが、“the market"3部作です。途中“caravan"を挟んで3曲目の“newtown"から5曲連続のエキゾチックな雰囲気で統一されているものです。“pert 1”ではリズムを強調して視覚的にmarketの臨場感がたっぷりです。“pert 2”でその雰囲気が細分化された視線になるような気がします。ただどう考えたのか聴きたいことは、この曲は前半と後半で二つにはっきりパターンが分かれていますが、前半の最後にチラッと聴こえるメロディーを追っていくのかと思ったら、別のテーマに切り替えるところです。結構面白く感じたのです。6曲目は“caravan"です。プロデューサーの山本 隆氏の意向があったか知れませんが、選曲は大正解。オリエンタル・タッチにスイングしています。ハクエイも最初聞き出した頃、アウトすることもありましたが、この抑制のついた、その上、雰囲気を充分作ったオリエンタル・アドリブ、是非聴いて上げてください。7曲目“market 3”私にとっては、このアルバムで一番とらえずらい。素晴らしいcaravanの後ですが、もうひとつあくが強くても良かったのではと思いました。そしてラストの曲、表題にもなっている“home beyond the cloud"です。収録に旅立つ前のライヴでも演奏してくれましたので、知っていましたが、こんなバースあったかしら。記憶の演奏では、山の上の雲の彼方にhomeがあるという感じでロマンチックでしたが、より多くの雲の形が重なり合って、大きな先があることを感じさせる、思索的な曲になったと感じました。
タッチの美しさ、強さ、ハーモニーの選択、華麗なテクニックなど、どれも素晴らしいものです。ぜひ一度聴いてあげてください。もちろん私はサポーターですから、オーバーな表現かもしれませんが、そう感じています。
結構アルバム収録時間が短くて、もう1曲いけただろう、といいたくもあります、がそこはアルバム作り、失礼は言えません。
このアルバムを聴いていただいた方に補足ですが、このアルバムでは表現できていない点もあります。やはり統一感が必要だったんでしょう。その点はあきらめるしかないかもしれません。私、ライブでは、ハクエイ、結構、キザな演奏だったり、オシャマだったり、もっともっとセンチだったりしているのを感じています。是非機会を見つけて生を聴いてあげてください。
結局、サポーターの弁になってしまいましたが、本心です。




home beyond the cloud / HAKUEI KIM

Hakuei Kim piano
Dave Goodman drums
Ben 'Donny' Waples bass

1 you'd be so nice to come home to
2 honeysuckle rose
3 newtown
4 the market part.1
5 the market part.2
6 caravan
7 the market part.3
8 home beyond the cloud
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磨いた珠のよう ise / MITSUAKI FURUNO

2006-11-17 21:15:07 | 聞いてますCDいいと思う
時々コメントを下さる“ちょっとsugarのお寄りなさいよ”の管理人sugarさんがほめているので、とても聴きたくなったアルバムです。日本人のプレーヤーのものはほとんど買いませんので、記事がなかったら出会わなかったでしょう。そしてこれが大正解でした。ベーシスト古野光昭のアルバムですからあたりまえなのですが、ベースの音を聴くアルバムということを始めに書いておきたいアルバムです。
1曲目“MY BACK PAGE"はもちろんジャレットの演奏をふまえいますので、ちょっとピアノは可哀想ですが、ベースはやりたい曲だと思います。少し硬質にして独自性を出しているように感じます。2曲目は4ビートのベースラインが美しい演奏です。この人のベース音は、録音もあるのでしょうが、丸みを帯びた柔らかな温かい温度を感じます。ピアノも軽やかでこの曲にあっています。3曲目の“SHOUTING"もテーマは硬質ですが、ベースっはやわらかく感じられます。4曲目“ABE MARIA"の美しいアルコは、ピアノが入った時にピッキングに変わることの変化で、その後のアルコのソロを一段と美しく感じさせます。8曲目の“MINOR MARCH"ではアルト・サックスの秋山卓がなかなか素晴らしい、早く流れるソロを聴かせてくれます。11曲目の“HOMAGE TO FURUSATO"は題の通りふるさとを思う美しい曲で、遠くを望むような曲想は、我がハクエイの新作“home beyond the cloud"に通じる感じで、つなげて聴くと何とも心が和むものになっています。
一つ合わないところをあえて言うならば、SOFUTLY AS IN・・・・”のアレンジが私は合わなくてひつこく感じましたので、その意味では、ピアノトリオだけで掘り下げてくれても良かったかなとも、思います。そこはどちらでも良しで、素晴らしいアルバムでした。

  ise / MITUAKI FURUNO

MITUAKI FURUNO bass
AKIRA ISHII PIANO
MASAHIKO OSAKA drums
MASANORI ANDO drums
TAKU AKIYAMA alto saxohone

1 MY BACK PAGE
2 BE MY LOVE
3 SHOUTING
4 AVE MARIA
5 SOFTLT AS IN A MORNING SUNRISE
6 NORWEGIAN WOOD
7 FULL BLUES
8 MINOR MARCH
9 OBLIVION
1O EXPRESSION
11 HOMAGE TO FURUSATO

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今年の新酒と 隙なし、全勝 SHORT STORIES / Franck Avitabile

2006-11-16 22:26:21 | 聞いてますCDいいと思う
本日はフランスワインヌーヴォーの解禁日だそうです。ワインは結構いただきますが、別段ヌーヴォーでお祭りする気は有りません。ところが、ふだんも気に入っているマコン・ヴィラージュのヌーヴォーがあるから買ったということで、今日はそんな夕飯になりました。蛸のマリネにアクアパッサをいただきまして、最後の鍋にゴルゴンゾラとペンネを入れたパスタにしました。ちょっと頑張ったので写真を撮りました。(自分で作ったわけではない)奥さんと二人でワイン1本は足りないので、結局焼酎を飲んでしまいました。






でアルバムはフランスから直接届いた1枚です。このピアニストはトリオアルバムを持っていますが良いと思っていたので、新しいのが出たら買おうと思っていました。新作は全部で18曲の短い曲のピアノソロだったので、辞めていたところお土産となって手に入りました。






アルバムのタイトル通り“SHORT STORIES”となっています。短編集だとするとこのAvitabileは素晴らしいストリートテラーです。それぞれの曲は一つ一つ、きちんと話しになっていて独立しています。語り口も性格かつ端正です。1曲、2曲目クラシカルなピアノを聞くとそのテクニックに驚きます。とにかく上手い。隙が全くありません。アレッと思うことが全くありません。9曲目のテクを聴いていると、これは完全、安全印、そう思っていると最後までいってしまいました。
ピアノ・ソロはどうもと思っている人は別にして、ピアノ大好きという人には、薦められると思いました。
ただここまでキチンとストーリーされると、やっかみがわいて、ちょっと不安にさせたり、してみたら!聴くほうや、読むほうが、自分の実力と落差感じてしまって逆に敬遠されません?こんなストーリー、アマにはかけませんし、その差がすごいのです。

  SHORT STORIES / Franck Avitabile

Franck Avitabile piano sole

1 Arabesque
2 Childhood Memory
3 Reverso
4 Twisted Never
5 Cat Tale
6 The Third Eye
7 Frech Song
8 Medley
9 Little Mokey
10 Rhapsody
11 Inside Out
12 Rolling
13 There is no greater love
14 Musings
15 Shortly,After Midnight
16 The Twilight Hours
17 On Walking
18 Over the Rainbow
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リーダーがお得 Giving Receiving / Lars Jansson

2006-11-15 21:43:42 | 聞いてますCDいいと思う
ラーシュ・ヤンソンの古いトリオアルバムから聴いてきて止まったのがこのアルバムです。ヤンソンのトリオは常にクオリティーが高くなかなかどうこう言うことがありませんし、いいないいなで聴いてしまいました。全体的には古いもののほうが、シンプルで好きですがそれはそれで、新しい活動も大切です。と言う事で面白いと思ったのがこのアルバムです。
スウェーデン国営ラジオが主催する、レコーディングプロジェクト「ノルディック・ミーティング」の2000年ヤンソンがリーダーとなったアルバムです。いつものメンバーではなく、特にドラムの感じが違うのでスタートからテンションが高く感じます。アメリカからポール・マキャンドレス、イタリアからパオロ・フレス、スウェーデンのヨーハン・ボルグストロームの3管はこのために集まったメンバーです。普段から一緒に演奏していないので、スコアのある部分はしっかりと合わせることとなり、まじめに演っているビックバンドみたいなところが感じられます。それがソロに入って自由になるところでの演奏の落差があり楽しめます。
1曲目ショーの顔見せのように派手めな曲で各自が短く実力を披露します。マキャンドレスは楽器がらオレゴンのイメージが強くてちょっと損です。
6曲目抑制の利いたフレスのソロ、ここで聴いていたのを、忘れていました。
9曲目“A Window to Towards Being"でも演奏されていた好きな曲です。
ヤンソンは自分の曲で、ツボも充分心得ていますし、選抜プレーヤーの中で質の高い演奏になりました。唸り声もいつもより大きく感じます。
こうやって作られたアルバム、やっぱりリーダーは得ですね。
このこと書く事必要ないのですが、この後の上海公演のアルバムとか、ビックバンドものは苦手です。

Giving Receiving / Lars Jansson

Paolo Fresu tyumpet fluegelhorn
Paul Mc Candless english horn soprano sax
Johan Borugstrom soprano sax alto sax flute
Lars Jansson piano
Christian Spering bass
Morton Lund drums

1 Giving-Receiving
2 Gruaud Larose part 1
3 Gruaud Larose pert 2
4 Soft Breeze
5 Angelus
6 Rojo negro
7 Stobel
8 Margaux
9 To the little man
10 Spering
11 Petrus
12
In memory of Leroy Lowe
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替わりというわけではありません Not So Fast / JANUSZ MUNIAK

2006-11-14 20:40:51 | 聞いてますCDいいと思う
中古屋さんで、悩んで買わなかったけれど、後悔することがあります。Michal Tokajのピアノ・トリオがその1枚です。その後このアルバムを見つけて買いました。ポーランドのアルバムで、ベースのDarek Oleszkiewczの名を見て決定です。
1995年の録音ですから、だいぶ前のアルバムです。
テナーとソプラノを吹いているヤヌシュ・ムニアクという人は知りませんでしたが、なかなかおもしろいところがあります。
昔JAZZ喫茶で、オヤッと思うアルバムがあると、チラッとジャケットを眺め演奏している人を知っていうるか確認します。知らなくてもジッとしていて、これは知っておこうと思うと、何気に近づいてチェックするという見栄がありました。このアルバムが流れていたら、そのようにしたでしょう。
テナーの基本はバッパーですが、1曲目終わりにはモーダルになってしまったり、ところどころアレッとはずされるところもある聴いていて面白い人です。
このアルバムの良いところは、3曲目テナーがアレッと思わせると、その後のドラム、ベース、ピアノの部分が何とも切れが良く、しまってくるのです。
4曲目のダレクの曲が素晴らしく、フランスのバネルの好きな曲に似ていて、良く歌います。8曲目の“LAMENT"もテナーの音色が、曲に良くマッチして美しいバラッドです。
と言う事で、SAXもいいところが沢山あるアルバムで、決して替わりに買ったものではありません。

Not So Fast / JANUSZ MUNIAK

Janusz Muniak ts,ss
Doarek Oleszkiewicz bass
Kazimierz Jonkisz drums
Michal Tokaj piano

1 CHIKEN FEATHERS
2 LOBAGOLA
3 BEAUTIFUL FRIENDSHIP
4 HONEY MOON
5 SOUL SYES
6 DEWEY SQUARE
7 IN WALKED BUD
8 LAMENT
9 ON A CLEAR DAY
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どこで驚いていいやら OKTOBER / toben westergaard

2006-11-13 20:26:23 | 聞いたけどCDどちらでも
HMVで輸入CD3枚から20%オフというので、2枚持っていると、ついもう1枚選んでしまいます。(なんか輸入盤1枚の価格設定が高い気がしますが)その1枚がこれでした。
デンマークのグループでリーダーはベーシストです。torben westergaardという人でグループはoktoberのようです。編成が少し変わっていてピアノトリオにCelloとバスクラとテナーの持ち替えです。ゲストが7名入れ替わりですが、ハーモニカ、アコーディオン、コンガ。パーカッション、Scratch/out? Dobmix, Voiceです。
楽器から想像されるのが、ポルタル、ガリアーノ方向ですが、その感じをずっと薄めてpopにした感じで、軽くWRのスパイスが入ります。
1曲目川鳥の鳴き声から始まる曲など聴きやすい良い曲と思います。教会の鐘の音と祈りの声、子供の声などサンプラーにサウンドを作ります。私としてはテナー・サックスのソロを多くてもう少しjazzの比重を強くして欲しいのですが、バックグランドアルバムとして活用しない、か?

OKTOBER / TORBEN WESTERGAARD

Ida Norholm Cello
Anders Banke Bass Clarinet, Tenor Sax
Henrik Gunde Piano Keyboards
Torben Westergaard Bass.Voice Samples
Martin Andersen Drums

Francesco Cali Accordion
Hendrik Meurkens Harmonica
Eiel Wiliams Lszo Cong Percassion
Jacob Braagaard Percussion


  曲名 略
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損したわけじゃない dreamdrops / Michel Graillier

2006-11-12 21:26:20 | 聞いたけどCDどちらでも
中古屋さんで選んで買ってみたら、思っていたことと違ったアルバムです。Michel Graillierという人は知らないけれど、ジャケットにはペトルチアーニ、チェット・ベイカー、Aldo Romana、などの名前が、しっかりと書いてあります。1曲目ちょっとタッチの強いピアノで始まり、シンセと絡んできますから、ペトルチアーニが頑張るんだとおもいました。ところがベースもドラムもなかなか聞こえてきません。よくよく見てみると、チェット・ベーカーが1曲、ペトちゃんも1曲、Aldoも1曲それぞれのトラックでデュオしているアルバムでした。
Michel Graillierがピアノとモノフォニック・シンセをオーバーダブしている作品でした。ペトルチアーニにつられて買いました。1曲だけのペトちゃんの自作曲“Little Song”はいい感じなのですが、フェードアウトしてしまうのが残念です。
グレイエの自身の演奏は、ピアノもシンセも悪くないし、損したわけじゃない、損したわけじゃない、・・と3回位唱えたアルバムでした。

dreamdrops / Michel Graillier

Michel Graillier piano, Oberheim OB1
Michel Petrucciani piano
Chet Baker trumpet
Jean-Francois Jenny bass
Aldo Romano drums

1 Auroville
2 Keep on Kicking
3 Top Dance
4 Bill's Heart
5 Dream Drops
6 Little Song
7 L'Etranger
8 New Um Talves
9 Owl Blues

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写真って苦手

2006-11-12 21:15:00 | その他
私の母親は、私が住んでいるところから、車で1時間ぐらい離れた海の近くに暮らしています。横浜だ、銀座だと、はたまた嫁さんがいなかったりで、暫らくご無沙汰していました。法事で迎いに行ったりはしていましたが、今日は一緒に大船にあるフラワーセンターへ行きました。
私がいつも読んでいる、「JAZZを聴きながら」の管理人バブさんという方は、何気にその日の写真をお使いになるのに感心しています。家人からもカメラ扱いが最悪だといわれ、最近人様に関わるシャッターを押した事がありません。でも今日は誰も損はしないでしょうから、写真だけで記事にします。
昨年も行ったのですが、時期が少しずれていて、バラは終わっていました。



菊の展示と、かわいい花をすこし掲載してみます。

 





平日の記事より緊張しています。いしょに行った奥さんの写真は拒否されてしまいました。(後姿だけなのに) と言う事で、これはまあどうでも良いおまけみたいなもので。
損するわけではないので、ごめんなさい。

“損したわけじゃない”という記事もこれからUPします。
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ちょっと宿題みたいになちゃった DAG

2006-11-11 08:12:57 | 聞いてますCDいいと思う
フランスから奥さんが持ち帰った1枚です。ベーシストのJ.Jacques avenelは知っていましたが、特に好きというわけではありませんでした。そのほかの人は知りませんが、3名が名を連ねたタイトルですので、その意味があるのでしょう。3つの楽器が主張、協調しながら絡み合います。演奏されるのも、スティーブ・レイシーの1曲を除き、持ち寄りです。
1曲目少し沈んだピアノでベースソロにすぐ入り、やはりベースが売りかなと思いましたが、そんなことはなく、ピアノのインプロなどが続きます。2曲目はベースのソロにはじまる3者の独自のラインと、それがある時点で交差して絡み合う演奏です。ベースがウォーーキングラインを作れば、ピアノが反応しますが、ドラムは又違うリズムからピアノとベースを誘うという。ウームフランスの現状も、なかなか難しいところがある。というのは、こちらの受け入れの問題で、本当に真面目にとりっくんでいるアルバムであります。3曲目はベースのAvenelの曲で、ベースソロです。私だったら、昔こういうベースを弾いていただろうと思えるような思索的なベースです。4曲目がS・レイシーの曲でこの曲が一番解らない。和音なのか、メロディーなのか、演奏意図が私はまだ解りません。ところがこの曲を我慢したので、5曲目のピアノDomancichの曲が何とも美しく聴こえます。ピアノトリオで自作のバラッドとして、本年これも大切な一つになりました。何が美しいかというと、音数を抑えて音を選別した右手のメロディーとそれを補う左手の作るハーモニーの関係です。そんな意味でキースを思い浮かべるかもしれませんが、その部分でフランス的というか、沈んだ美意識が感じられました。
6曲目美しい曲の後、突然のスネア一発で驚かされますが、3者の名前を冠しているように、ドラムもしっかり叩くのでした。その後7,8、9と曲はJAZZの展開がはっきりしていて聴きやすい感じです。5曲目だけをとにかく喜ぶのもよし、でも他の曲を色々考えてしっかり聴きます、などとちょっと宿題をやっているみたいな使命感を持ってもよいアルバムでした。

DAG  /

sophia domanich piano
jean-jacques avenel bass
smimon goubert drums

1 pour vous
2 pourquoi pas ?
3 eclaircie
4 as usual
5 reve de singe
6 somewhere we were
7 soliloques
8 surface de reparation
9 canoe
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