Mitchel Formanの新作を結構待っています。
そんな中で見つけた中古品で、最新作よりかこちらの方が良いとおもっています。
サックス、ペットの人は知らないのですが、ベースはDave Caarpenterでこの人好みのアルバムで結構会うのです。もちろんパスクァとアースキンのトリオにはずせない人でした。
このアルバムを購入する前に、カーペンターのあまりに早い死を知りました。
サイドメンとても多くアルバムがありましたし、パスカァとのトリオはどのようになっていくのでしょうか、心配です。
急遽このアルバムはDave Caarpenterがメインのアルバムとして聞きなおします。
このアルバム1998年のBaked Potatoというところのライブ録音です。
新作を期待するミュージシャンが何人かいますが、Mitchel Formanがその一人です。
とてもピアノの扱いが上手いという感じで、曲を上手くまとめる人です。
中古屋さんで見つけた、ちょっと古いアルバムはコンサートの模様で、ライブ感たっぷりでとても嬉しいアルバムです。
1曲目、アラン・パスクァに似たハーモニーとタッチ、テナーはマイケル・ブレッカー似でソウルフルなフォーク風の雰囲気の出だしです。
生ピアノで始まるこのコンサートは2曲からシンセが入り展開していきます。
ゴスペルを感じる曲はジャレット風の曲調で、サックスがソロをとると、ちょっとジャレットのアメリカン・カルテットの趣もあります。
3曲目クルセダースの土臭さを薄めたような感で、とても気持ちよい飽きがない爽やかなサウンドです。
4曲目も同じ曲調でライブ色の強い16分を超えてちょっと長い曲です。締まった演奏で、フォアマンの出だしのエレピの雰囲気は聞き逃せません。その後のフォークロック調とても好きです。
5曲目、幻想的なベースソロから、グループサウンズです、このベーシストちょっとおとなしい節回しで、メロディアスなピアノのバックを勤めていましたが、突然の訃報はとても残念です。
珍しくエレベのソロがなんとも良いでので、そこに悲しさが増します。
このアルバムフォアマンを聴きたくて拾いましたが、何気なカーペンターの存在が今となってはとても大きな一枚になりました。
blogで知り合いの米在住のjazzordiofanさんが、Dave Carpenterさんの追悼会の模様をお知らせくださいました。ただ亡くなったという情報を知るだけでなく、その後どのように仲間で偲んだかが解ることは、日本にいるファンにも慰めになりました。
ありがとうございました。
http://blog.livedoor.jp/jazzaudiofan/archives/2008-08.html#20080818
Mr.Clean / Mitchel Forman
Claviers Mitchel Forman
Saxophone Brandon Fields
Trompette Walt Fowler
Contrebasse Dave Carpenter
Batterie Joel Taylor
1 Gorgeous
2 Patience
3 Spank-A-Lee
4 Mr. Clean
5 Origin
6 Bien Cuit