ここ マンハッタンに一番似合うピアニストって誰だろうと考えていますが、結構即物的に思い浮かぶ人がいます。
それはNYCじゃなくフィアデルフィアで生まれたとしてもERIC REED、大好きなアルバム「Manhattan Melodies」があるから直結してしまうのです。でもこのアルバムはblogを始めてすぐにとりあげているので、アルバムの写真とメンバー、曲名を、選曲といい、メンバーといい本当に素晴らしいアルバムです。
ERIC REED / manhattan
Eric Reed piano
Gregory Hutchinson drums
Reginald Veals bass
Dianne Reeves vocal
Renato Thoms percussion
1 THE 59TH STREET BRIDGE SONG
2 MANHATTAN MELODISE
3 HARLEMMANIA
4 NEW YORK CITY BLUES
5 LETTERTO BETTY
6 BLUES FIVE SPOT
7 PUTTIN ON THE RITZ
8 ENGLISHMAN IN NEW YORK
9 NYCMEDLEY
10 THEME FROM NEW YORK NEW YORK
11 52ND STREET THEME
で
ここ、マンハッタンでは,リードの新しいアルバム「Something Butiful」をきいています。
前々作でドラムスを叩いていたWillie Jones Ⅲが前作同様プロデュース下アルバム、ここのところ続くリードのレコーディング・テーマみたいなものがつづいています。
その前の作品が父親との想い出を綴った非常に心象的な作品でスタンドも教会でのピアノ演奏ではじめたリードらし、とても敬虔なそして黒人キリスト教徒のブルージィーなアルバムでした。
そして今回のアルバム・タイトル、リードの曲名“SOMETHIMG BUTIFUL”からしてないようを総括しています。
1曲目、とても心優しい感じのイントロ、リードがアルバムを作るにあたって思い浮かべることが解るような始まりです。4ビートになっても思いを綴る演奏です。
2曲目ブルーベックの美しい曲を、派手にしないですんなと。
5曲目“I Still Believe In You”ちょっと夢見るような、淡い感じは一連の曲名からみても懐かしい想い出を思い起こしているのがわかります。ジャケを見ても追憶のよう。
8曲目だけちょっと曲調変わって別物が挟まった感じがしますが、9曲目、B・ジョエルの“Honesty”はまさに誠実に歌っている感じ、で最期の曲もまた両親や知人に捧げてものとなっていて、教会で弾くような、日曜のミサに行くような感じです。
ってことで
ここ、マンハッタン、セントトーマス教会とセントパトリック大聖堂に行ってみます。
ジョブス氏へのメッセージと花がたくさんの、アップル社、今日はもうひとつのイベントがホテルのすぐ近くであります。ユニクロの開店です。
Something Beautiful / ERIC REED
Eric Reed (p)
Reuben Rodgers (b)
Rodney Green (ds)
2011年作品
1.Sun Out (Lucky Thompson)
2.In Your Own Sweet Way (Dave Brubeck)
3.Black Tables (Jesse Tabish)
4.How Deep Is The Ocean? (Irving Berlin)
5.I Still Believe In You (Richard Rogers / Lorenz Hart)
6.Lift Up Your Hands to the Lord (Fred Hammond / Mildred Hammond / Noel Hall)
7.Mad About The Boy (Noel Coward)
8.Citadel (Tony Williams)
9.Honesty (Billy Joel)
10.Something Beautiful (Eric S. Reed)
11.If I Knew You (Eric S. Reed)