JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ニューヨークいっぱい

2011-10-20 05:17:49 | その他


ニューヨークの最初の朝食を済ませて,アップタウンにいこうということで地下鉄に乗りました。



今回はオクサンと二人だけ、やはり間違えてしまいました。昨日とちょっと違うなと思いながら乗ると、なかなか次の駅に止まりません。すぐととまるはずがクイーンズまで行ってしまいました。諦めと戻って乗りなおし79thに降りたところFilene's Basementに、ユニオン・スクエアーのほうに行きたかったなどと起こられながらここは安売り洋服屋さん。





すぐに出て斜め前の食料店ゼイバーズへ、こちらのほうが面白い、チーズやナッツなどが多種多様でさすがアメリカらしい。











古いビルを眺めながら、また地下鉄でもどり、グランド・セントラル駅に、ニューヨークで一番前を歩いたのがここになりました。










有名なオイスター・レストランはいかないで、近くのセントパトリック大聖堂へ歩きます。



中もとても荘厳、NYにいる間は敬虔なキリスト教徒になることにして十字を切りました。





その後歩いてホテルに、実は息子1夫婦が車で田舎町から出てきて合流です。
街でさぬきうどんをたべたといいながら、合流した息子たちと再びグランド・セントラルから地下鉄に乗ります。



おなじみの地下鉄駅での演奏です。

夕食をしてオフ・ブロードウエーを見る予定で、まずはワシントン広場で時間調整。



門の先にエンパイヤー・ステートビルが見えます。




ユニオン・スクエアーにもどるとGreen Marketをやっていました。



そして予約しておいたBlue Water Grileで夕食です。



田舎町では食べれないものがたべられて息子1がよろこんでいました。





そしてオフブロードウエーのショー"Fueruza bruta"に入ります。



舞台が移動しながら観客も合わせて移動しながらみる出し物は、不条理を強いられた男の行動を筋にダイナミックな展開、途中観客の頭で発砲スチロールをくだいたり、最後は大ディスコ大会になりました。















やれやれすごしすごいと思いながら2日目が過ぎました。





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初めてのニューヨーク

2011-10-18 23:18:18 | その他
NYCは何度も行っているし、もしくはそこに永くいたという人には何のことはないかもしれませんが、初めてNYに着いた身にはとても刺激的な場面が続き、なかなか日々に記事などまとまらない状態でした。
実はNYの後に後、落ち着いた田舎町に移動して、さて今日何しよう状態で、頭もおちつき、写真をまとめはじめて、何とか時間の流れ頭がにあってきました。

ということ、そろそろmonakaの”初心者ちょっとがんばったNY報告”をどこで区切るかもわからないままはじめることにしました。
基本的には時系列にのっとって、ということで、11時前にJFKAについたANA便に出発前に現地業者の方にでむかえと、ホテルのチェクインまでの時間を車でマンハッタンを一回りしてもらいました。



途中これも日本から頼んだエンパイヤービルの入場チケットを取りにビルによりましたが、NY初めてのエレベーターがこれでこれにはドキドキしました。




こんなモニュメントやこんなモニュメントがあってこちらはワールド・トレード・センターにあったもので頭がへこんでいます。

ホテルにチェックインしたら3時過ぎ、お昼を食べていないのではじめてのお店でサンドをいただきました。



その後ホテルがら近いここ、ニューヨーク公共図書館にいってみました。



天井画がこれで、展示物がたくさん、最初から圧倒されます。









時差というのがあるので頭がポッとしてきて、ホテルに戻って1時間ちょっと横になりました。

さてこの後は本日のメイン、スモールズです。
実はNYに住んでいるお嬢さんが迎えに来てくれた案内いただきました。
ですから迷わずに地下鉄ででかけました。(乗り方を教えてもらいたいから)







ピアノのEhud AserieとベースのDavid Wongのデュオというのを選んできたのですが、ベースを持ってきたのは同考えても中国系の人ではない。
たぶん名前はネイザン・ダグラスという人で、日本にも何度も行ってるよとのこと、今日日本からここに来るために来たんだっていったらすごく喜んでくれて、その笑顔がとてもよかった。



ピアノはスパイク・ウィナーという人でアイ・リメンバー・エープリルからはじめました。



オリジナルの美しい曲があって、ピアノの音がひとつひとつしっかりしてなかなかよいピアノです。ベースの方は早くなると時々テンポが苦しくなるけれど、それを関係なくするソウルがこのスモールズに漂っていて、これを感じたかったのです。

ファーストとちょっとの休憩の後2曲で別のピアニストと交代時に帰りました。

入り口にCDがおいてあり10ドル入れればもっていって良いようです。



記念に一枚買いました。それがこれまだ聞いていません。



その後は彼女につれられてメキシコ料理いただきました。



目の前でアボガドを調理してくれてこんなのをいただきました。









12時近くにホテルに戻ると外はすごい雨になりましたが、無事初日は終わりました。





だらだらかいてしまいましたが、しばらくお付き合いしてください。

また明日。









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ニューヨーク・ファション

2011-10-16 13:56:42 | その他
もう既にNYCにいるけれど、暖かいのか、寒いのか出発前ではわかりません。出発数日前はとても暖かいようでしたが、NYCからもっと北に移動するので、少し暖かめの衣類を用意したのです。
到着日、二日目とかなり暖かくセーター1枚あれば十分、シャツだけで歩いている人がほとんどです。
アメリカから日本に来る観光客は結構勝手な格好をしているので、こちらも日本ではしない格好にして見ることにしたのですが、暖かくてどうもできない。

やっと3日目に少し気温が下がったので着て(かぶってみました。)
ジェントル・マンになるために被ったこともないソフト、寒さにも対応できるみたいだし、とお遊びで被ってみることにしました。



昨年買ったコートを着てソフトをかぶりジェントルマンを気取るつもりです。」

ついた日からジャズ・クラブ、オフ・ブルードウエイ、ブルード・ウエイなどいっていますが、
写真の処理と記事を書く暇がなくて、明日まではちょっと無理でしょう。
明日日曜日は朝のゴスペルの歌われるミサに行こうかとおもいますし、CD屋さんにも一応言ってみたなんて話は、田舎の町に移ってからゆっくり書こうかとおもいます。

今日はこの格好でコロンバス・サークルにいった時に、歩き疲れでみなと別れ、一人カウンターで一杯いただきながら持っていった本を読んでいるときの話。
肩がつきそうな、隣の席にははじめてみたいなカップルがいましたが、その女性から「ニーハオ」と話しかけられてしまいました。
「いや、私日本人で、今夜はこの本を持ってバードランドに行くんです。」といったのですが、最後のバートランドはわかってなかったみたい。持ってった本もしらなかったのかしょうがない。英語が通じなかったとは思わないことにしていますが、その女性がカウンターから離籍するときには、すばやく椅子から立って私の椅子どけてあげると、「とてもジェントルマンね」といってくれたという、ジェントルマンになれたならたの自慢話でした。

ということでバードランドやスモールズの話はあらためて。

写真ないとつまらないので、ついた日スモールズからホテルに帰りついたら大雨になったって写真です。


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ここ、マンハッタン  Something Beautiful / ERIC REED

2011-10-14 21:50:05 | 聞いてますCDいいと思う


ここ マンハッタンに一番似合うピアニストって誰だろうと考えていますが、結構即物的に思い浮かぶ人がいます。
それはNYCじゃなくフィアデルフィアで生まれたとしてもERIC REED、大好きなアルバム「Manhattan Melodies」があるから直結してしまうのです。でもこのアルバムはblogを始めてすぐにとりあげているので、アルバムの写真とメンバー、曲名を、選曲といい、メンバーといい本当に素晴らしいアルバムです。



ERIC REED / manhattan

Eric Reed piano
Gregory Hutchinson drums
Reginald Veals bass
Dianne Reeves vocal
Renato Thoms percussion

1 THE 59TH STREET BRIDGE SONG
2 MANHATTAN MELODISE
3 HARLEMMANIA
4 NEW YORK CITY BLUES
5 LETTERTO BETTY
6 BLUES FIVE SPOT
7 PUTTIN ON THE RITZ
8 ENGLISHMAN IN NEW YORK
9 NYCMEDLEY
10 THEME FROM NEW YORK NEW YORK
11 52ND STREET THEME

ここ、マンハッタンでは,リードの新しいアルバム「Something Butiful」をきいています。
前々作でドラムスを叩いていたWillie Jones Ⅲが前作同様プロデュース下アルバム、ここのところ続くリードのレコーディング・テーマみたいなものがつづいています。
その前の作品が父親との想い出を綴った非常に心象的な作品でスタンドも教会でのピアノ演奏ではじめたリードらし、とても敬虔なそして黒人キリスト教徒のブルージィーなアルバムでした。
そして今回のアルバム・タイトル、リードの曲名“SOMETHIMG BUTIFUL”からしてないようを総括しています。
1曲目、とても心優しい感じのイントロ、リードがアルバムを作るにあたって思い浮かべることが解るような始まりです。4ビートになっても思いを綴る演奏です。
2曲目ブルーベックの美しい曲を、派手にしないですんなと。
5曲目“I Still Believe In You”ちょっと夢見るような、淡い感じは一連の曲名からみても懐かしい想い出を思い起こしているのがわかります。ジャケを見ても追憶のよう。
8曲目だけちょっと曲調変わって別物が挟まった感じがしますが、9曲目、B・ジョエルの“Honesty”はまさに誠実に歌っている感じ、で最期の曲もまた両親や知人に捧げてものとなっていて、教会で弾くような、日曜のミサに行くような感じです。

ってことでここ、マンハッタン、セントトーマス教会とセントパトリック大聖堂に行ってみます。



ジョブス氏へのメッセージと花がたくさんの、アップル社、今日はもうひとつのイベントがホテルのすぐ近くであります。ユニクロの開店です。





Something Beautiful / ERIC REED

Eric Reed (p)
Reuben Rodgers (b)
Rodney Green (ds)
2011年作品

1.Sun Out (Lucky Thompson)
2.In Your Own Sweet Way (Dave Brubeck)
3.Black Tables (Jesse Tabish)
4.How Deep Is The Ocean? (Irving Berlin)
5.I Still Believe In You (Richard Rogers / Lorenz Hart)
6.Lift Up Your Hands to the Lord (Fred Hammond / Mildred Hammond / Noel Hall)
7.Mad About The Boy (Noel Coward)
8.Citadel (Tony Williams)
9.Honesty (Billy Joel)
10.Something Beautiful (Eric S. Reed)
11.If I Knew You (Eric S. Reed)







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行ってきます

2011-10-13 05:25:46 | その他
パソコンの電源コードを会社にわすれってしまった!

それでも

いってきます!
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準備2

2011-10-12 22:29:50 | その他
アメリカに居る息子1が一度来ませんかといってくれるので、エイヤッと行くことにしました。あれやこれやは予約もすんで、(してもらって)NYファションを選んで、(ユニクロ中心だけど)後はお土産です。
東京に暮らす息子夫婦を尋ねる田舎の親のようにあれや、これやと買ってしまいます。
とても大きなトランクで、そしてお土産が3割以上のスペースをしめますが、ちっとも苦になりません。親バカの露呈みたいですが、お土産の公開です。



お煎餅各種、お気に入り紅茶幾つか、ゆず漬けの素、紅鮭くずし、だし各種、桜海老、松茸ご飯の素、切り餅、そば、柚子こしょう、七味唐辛子、ちりめん山椒、鶏がらスープの素、ヒートテク、キッチンみがき、水切りフィルター、便座カバー、地球の歩き方(ロンドン、年末はロンドンだろう)
その他女性用ボディー・ヒターなど
アレッと思われるものは、あちらではなかな良いものないそうです。

一番大きなトランクを持って行くことにして、私の荷物をつめてもまだ半分近くスペースがある。というので、わが家の近くここのところ人気のところを廻ってきました。TOKYU FOOD SHOWから正城石井、明治屋から高島屋地下、それで追加のお土産です。



せんべい追加、塩ひき昆布、ほうじ茶、もみじおろし、うなぎの蒲焼、さんま丼、だしぽん、佃煮、七味、ごま、ちりめんかつぶし、あたりめ、ふりかけ、たたみいわし、のり、栗きんとんぷりん、クッキー、これで完了です。



これはリクエスト、クリスマスはイギリスへ行くようです。

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マークスの山 高村薫

2011-10-11 23:20:14 | 


夏の暑い自分に高村薫の「照柿」が評判よかったのを思い出して、文庫で出たのを買おうとおもったら、シリーズみたいにその前の作品「マークスの山」がありました。
それじゃ両方ということで、マークスから買って読み始めましたが、これが暗い。出てくる人全員が暗い、話の内容もくらくて、途中ノーテンキな浅田次郎にいってもどるのやめようかとおもいながら出張があり、英会話の勉強よりはいいやなんとか最期まで読みました。
後半少しスピード感がでるのですが、なんかあっけなく終了、起こっている事件と大層な死亡人数なのに、犯人水沢との関係はたいしたことないような、出だしと締めがずれちゃったような、女房ににげれれた、山の作業員なんかなんだったのか、あんまり読み込みもできていませんが、とにかく、全部読んだ(読ませた)のだから良しとして、「照柿」はさようなら、遠くに行くのに、ちょっと場違いな一冊が図書館の順番でぎりぎり手にはいったの本と、この本はちょっと置くとこに置いてみたいというのを一冊かって、荷物に加えました。
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2通りのピアノ MODERN MUSIC / BRAD MEHLDAU,KEVIN HAYS

2011-10-10 18:40:01 | 聞いてますCDいいと思う


最新のメルドーが聴くことができたことが何よりうれしい。
2台のピアノがホールで聞くような音でクラシカルに始まるメルドーとケビン・ヘイズ二人によるピアノ演奏集。
メルドーとヘイズが1曲づつにO・コールマンのロンリー・ウーマンそれ以外にプリデューサーもつとめPatrick Zimmerliの曲が4曲とS・reichとP・Glassの各1曲、ピアノの美しさに聞き入るアルバムです。
聞いていてるこちらの感覚が移ろってなかなか面白い、1曲目、2台のピアノを想定して書かれた曲、この曲の為には2台4本の腕が必要なズイメリーの曲。この人の曲はこの感じで2台のピアノの為のと頭につくような、これはこれで美しい均衡を見せてくれます。
JAZZメン3人の曲のピアノはジャズのデュオ、二人の振幅の中から演奏ができていくような、こちらは聞きなれた好きなほうなので、コンサートで二通りを聞いているようななんとも贅沢な時間になりました。


MODERN MUSIC / BRAD MEHLDAU,KEVIN HAYS

Brad Mehldau (p),
Kevin Hays, piano (p)

1. Crazy Quilt
2. Unrequited
3. Generatrix
4. Celtic Folk Melody
5. Excerpt from Music for 18 Musicians
6. Lonely Woman
7. Modern Music
8. Elegia
9. Excerpt from String Quartet No. 5
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魂を聴きに  The Besr of Sidney Bechet/The Blue Note Years11

2011-10-09 15:56:03 | 聞いてますCDおすすめ


JAZZの歴史が120年を超えた頃になりますが、繰り返し聞くJAZZで一番古い録音は何でしょう。
持っているLPで一番古い録音はピアノのアルバート・アモンズの“ブギー・ウギー・ストンプ”で1939年1月の録音ですがほとんど聞きません。
繰り返しトレーにのせるのはCDで買った、このシドニー・ベシェの“サマー・タイム”で1939年6月の録音です。

日本では昭和14年、ノモンハン事件が起きて、ヨーロッパでは第二次世界大戦が勃発した年です。その年の日本に生まれなくてよかったと思いますが、こんな演奏を生で経験したら凄い経験だったでしょう。
いまだに何度聴いても新鮮で驚くのです。

ギターが単音のフレーズを弾くと、ソプラノサックスのベシェが独特のビブラートの付いた音でメインのテーマ、ギターは悲しそうなリズムを刻みます。
アドリブにはいると、古きも新しきも関係ない、魂があふれ出てきているようです。
ギターの裏旋律と絡みながら熱を帯びて終焉、ほとんど全編のソプラノサックスのソロは、綿々と続くJAZZの魂そのものです。
4曲目の“St. Louis blues ”のシドニー・ド・パリスのトランペットも良いし、特に8曲目“冷たい世間”のワイルド・ビル・デビソンのコルネットが好きです。
ベシェの一つ一つのアルバムを探す必要はなく、多くのオムニバスが出ていると思いますので、是非このサマー・タイムは聞いてもらいたいと思います。

JAZZの魂にアルバムを通して触れることができますが、JAZZの本拠地にいって、当地でJAZZメンの演奏にふれて、魂を感じてみたいと思います。


The Besr of Sidney Bechet

Sidney Becht ss
Meade lux Lewis p
Teddy Bunn gutar
Johnny Williams bass
Sidney Catlett ds

Wild Bill Davison cor

1 Summertime
2 Lonesome blues
3 Dear old Southland
4 St. Louis blues
5 Blue horizon
6 High society
7 Blame it on the blues
8 Nobody knows when you're down and out
9 Basin Street blues
10 Original Dixieland one-step
11 Blues my naughty sweetie gave to me
12 Avalon
13 There'll be some changes made
14 Rose of the Rio Grande
15 Black and blue
16 Sweet Georgia Brown
17 All of me

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バルト海のゆらぎ再び VAGEN / TINGVALL TRIO

2011-10-07 22:23:48 | 聞いてますCDおすすめ


出張してあまり上手く締められなかった仕事のことをかかえながらカウンターで生ビールです。
「Everthing happens To Me」 Lasse Tornqvist / Jan Lundgren
「Montreux Ⅱ」 Bill Evans  
帰りには新しいアルバムがもう一枚ありました。
Tingvall Trioは2006年に出会って、そのときはまるで知らないグループですこし粗いけど、オリジナリティをきちんと出した力強いグループだと注目したのでした。
そのイメージから「バルト海のゆらぎ」という記事にしました。

その後2作目で海から地上に上がったイメージ、3作目は天然水の宣伝みたいに理論が先にたったようになりつつありましたが今作はどうでしょう。

1曲目からグループの持つポリシーというか、オリジナリティある世界が力強く現れてうれしいかぎりです。
2曲目、彼らの素直な心情が伝わる曲でないでしょうか。
4曲目、北欧のこのようなグループがジャジーにというとこうなるのかなと思うモダンな構成にモーダルを織り込んだ演奏。
5曲目、哀愁を含んだ曲調は、世の中新しい曲はできるのだ足元の雲海を感じつつふたたび別の世界に入っていきます。
6曲目Tigvallのピアノソロ、窓の外では夕日をうけて岩の連なりのような雲が染まっています。写真は通路がわなので写せません、想像してください。
羽田に近づくと、足元の街の灯りがやけに美しいと思います。きっと秋の空気が澄んでいるのでしょう。写真は通路側なので映せません、想像してください。
7曲目、グループで躍動するかっこ好さ、8曲目ではメロディアスなベースソロが良い。
10曲目最初のアルバム「SKAGERRAK」の弦とホーンをいれてよりダイナミックしたような展開です。
4作目で、ふたたび展開の大きな、そしてその中に不思議な奏者同士のというか、そこに生まれた音楽のゆらぎがもどっていて、とても嬉しくなるできばえでした。

VAGEN / TINGVALL TRIO

MARTIN TINGVALL(p)
OMAR RIDRUGUEZ(b)
JORGEN SPIEGEL(ds,per)

Gregor Lentjes - Horns

Strings De Luxe
Jansen Folkers - Violin / Adam Zolynski - Violin / Axel Ruhland - Viola / Martin Bentz - Cello /
Orchestration: Martin Tingvall & Wolf Kerschek
Recorded May 9th - 12th, 2011 in Udine (Italy)

1. Sevilla
2. Vagen
3. Hogtid
4. Tuc-Tuc Man
5. Den Ensamme Mannen
6. Pa Vag (Solo Version)
7. Shejk Schroder
8. Vaggvisa / Morgon
9. Tidevarv
10. Efter Livet (Strings & Horns Version)


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