JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

AKIKO TOYAMA ライブ アット JZ Brat イン シブヤ  2013 11 5

2013-11-06 20:58:24 | サポート中、ライブ


新しいアルバムをだして記念ライブをJZ Bratでするから来なさいというメールを外山安樹子さんからもらったので予約を入れておいた。残り席わずかということなので人気を維持していてよかったと思う。
2011年7月にもこの場所で同じく発売記念ライブをしているから2年ぶりお会いするのも2年もたってしまったのでした。
今年もアルバムはチョコレート付で会場で買うことにしました。
最初にお会いしたのが2007年の初めてのCD発売の記念ライブだったから6年も立つのですね。

前回もそうだったけれど、JZ Bratの時は行く前に一寸下ごしらえ。



30分ばかり、これ変わっているつまみ、ジャガイモとベーコンを薄く重ねてロール状にしてフライにしたもの。 



それと焼き鳥のセット



歩いて3分のお店には7時過ぎに到着



席に案内され座ろうとしたら声をかけられました。斜め後は新潟からのシスター参戦でした。遠いのに律儀なことです。JZ Bartで聴いてみたかったそうで、1stでお帰りです。

7:40いろんな人に声をかけられながらトリオ登場です。「NOBODY GOSE AWAY」の発売記念ライブですからたぶん全曲演奏するでしょう。

1st

1 One year of Poplars

外山さんらしい曲調で始まります。実に久しぶりなのに、ずっとそばにいたようなメロディであっという間に外山ワールドに入ります。
トリオとして永く一緒ですが、実にグループのサウンドが練りあがっています。ドラムスの秋葉君もずいぶんうまくなっています。

2 Stella By Starlight

前のアルバムはスタンダードは1曲だけで「TAKE 5」だったから今度の選曲はずいぶん真向勝負だと思う。そして真向から弾いている。

3 Old Fisherman's Daughter

これもスタンダードだそうだけれど、知りませんでした。美しいイントロはそれ自体価値があります。はじめからゆっくりと、聞く私と曲、演奏者と作曲者が通じ合っているようなやさしい気分にさせてくれます。外山さんらしい選曲です。
関口さんのベースラインがなんとも優しい。

4 Anywhere but Here

軽やかでいて華やかな曲、古い話だけれどドラムスが入っていて大正解と感じる演奏です。最初はAKBファンクと言っていたきょくらしく、秋葉くんがタイトに叩きます。

5 Don't be Blue

アルバム4作目、JAZZ色が強くなっている演奏。ピアノの形も外山案樹子が出来上がっていて、応援してきて良かったと思う。

6 Bateau Mouches

ファーストからの再演の曲。 たぶん曲の感じから1部最後はこの曲だろうと思っていました。弾きこむピアノになっています。で一部終了。

休憩時間に買ったCDにサインとチロル・チョコをいただきに行きました。
随分久しぶりなのに名前覚えていてくれたようでホッとしました。最初に書きましたがスタートから外山ワールドにはいっています。



2nd

1 Unknown Places

ドラムスのソロから安定感のある曲。ドラムスに広がりを感じます。席も9割がたうまっていてたいしたものだと思います。親しい人がずいぶんいらしている様で盛んに声がかかります。

2 Night and Day

このスタンダードのイントロは弾く人のセンスがでるからわずか一瞬の音でも大切です。夢見る人のような外山さんらしいロマンチックな出だしです。


3 誰もいなくならない

大切な人はきっと一緒にいるのだと曲にしたそうでアルバムのタイトル曲だけれど、ジャケにあるように日本語の曲名で。

4 Flame in Flame

アップテンポの強い流れのある演奏、わくわくした時にできたそうで彼女に広がりのあるハーモニーが特徴の曲。

5 Water Lris

杜若だそうで、外山さん花が曲名につくことがあるけれどこれは金沢兼六園でみたものの思い出だそうです。色や形や香りという音楽と同じ楽しみが曲になったのでしょう。
最後はきっとこのような感じだろうとおもっていました。

アンコール  メイ・ジャーニー
これはこれで懐かしい。

ということでとても良い気持ちで帰ってきました。
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スノーホワイト

2013-11-04 21:35:35 | 映画
オクサンが実家の看護に行くから結構DVDを見て過ごす休みです。
ジョニー・デップの多分むかしのTV用番組でしょうが大好きなクリストファー・ウォーケンは脚本がいまいちでした。
それで午後に借りてきてみているのが「スノーホワイト」しっかりした割で画面の流れがとてもいい。そして画面の色遣いもきれい。



そういえばおすすめしてくれていた方がいましたね。
私、鈴木清順の色遣いをを思い出してしましました。ということでとても楽しい映画をみて過ごしたのです。

でここからは独り言、映画の白雪姫はどうでもいいのですが、継母の怖いオバサンがとてもいい。
こちらも歳ですから、年を取る辛さ、それまでの人生のはかなさを出したこのオバサンが好き。



悲しさに満ちたこちらが不幸な最後をとげるのがなんとも悲しい。
白雪姫がキスで生き返るのならば、だれか協力してあげるオジンもいてもいいかもと思ってしまいます。

ということで私継母の側で映画楽しみました。



オクサンのいない明日はちょっと外に遊びに行きますので多分アップできないでしょう。
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斜に見てしまった lucky people / MOUTIN FACTORY QUINTET

2013-11-03 22:24:40 | 聞いてますCDおすすめ


珍しくフュージョンの分野をきいたらなんだか引き続いてフュージョンになってしまいました。

ムタン兄弟のバンドをほとんどフォローしていないれど今度のファクトリーとなったバンドは発展的なのだろうとと思うのと、気になるピアニストThomas Enhco なので聞いてみた。
今度ムタン兄弟のリユニオン・グループが転換してファクトリーとなってアルバムは発展形と期待できます。
あまりにムタン兄弟のリユニオン・バンドが人気があるのでへそ曲がりなこちらは最初から斜に構えて聞いてしまいます。
1曲目タイトル曲は意外とグルーヴを効かせたフュージョン、アコベのラインが特徴になるのでしょうか、強烈なエレキを、というかギター小僧(オヤジもいるけれど)を昨日は6人きいたからこのギターはあまり特徴会いません。
2曲目ベースの短いフレーズがこのグループやはりムタンのためのグループだと思うほど強烈です。ソプラノがかなり強烈なソロをとりますが録音バランスがリズムのほうに行っているのかちょっと伝わってこない。この演奏生できいいたらもっと凄いと思う。
3曲目、ベースのラインからソプラノのメロディ、この人すこし線が細いかもしれません。初めて聞くエンコもおとなし系、美し系な感じ、この若さだったらどっかに行っちゃてもいいのにと思います。
4曲目はオーネット・コールマンの曲のメドレーを兄弟のデュオでこちらは聞きごたえがあります。
5曲目はアルトのソロからちょっと前衛的なアプローチ、エンコのピアノのバッキングからソロうまいんだけれどちょっとおとなしい感じ、途中から4ビートに変わるあたりがかっこいいといわれるかもしれません。
6曲目ピアノそろからゆったりしたバラッド、特におもしろいというわけでない。
7曲目はブラスを効かせた疾走感を出す曲だろうけれど、ついつい昨日のトミー・グレーを思い出すけれど、このサウンドでアコベであることの、というかエレベ音であってもよいところがたくさんあるのではと思ってしまう。
それってリユニオンバンドの良さがわかっていないといわれてしまうだろうけれど、ということで良さがわかっていないのです。
そんな中で最後の曲“Conflict”はよかったです。勢いも流れも実にかっこいい。これを1曲目にもってきて、この感じをつづけたらまるで違う印象になったでしょう。
それだったら今年のベストフュージョンに入る。

ということでムタン・バンドのファンのかたにはお詫びも込めてさっきとった写真を一枚、持っていたデジカメで動くものとったの久しぶりです。



どうでもよいでしょうが依然とった写真をほめられたのでつい、失礼しました。



lucky people / MOUTIN FACTORY QUINTET

Francois Moutin (b)
Louis Moutin (ds)
Manu Codjia (g)
Thomas Enhco (p)
Christophe Monniot (as)
2013年作品

1.Lucky People
2.Dragon Fly
3.Soul
4.Otnette's Medley
5.Relativity
6.Forgiveness
7.A Busy Day
8.Moving On
9.You'll Be Fine
10.Conflict
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団体戦の強さ ELEVATION / TONY GREY

2013-11-02 21:49:47 | 聞いてますCDいいと思う


私あまりフュージョン系のアルバムを買いません。ここのところではムタンの新らしいのは買いましたが(まだ記事にはしていない)特に多いわけではありませんのそろそろの年末フュージョン・ベストを選ぶとするとこれが入ってきますが10枚は買わないから当然かもしれません。
ところがしショップで見ていてこれ欲しくなりました。知らない人も多いですがニア・フェルダー、ジョン・マクラフリン、マイク・スターン、デヴィッド・フュージンスキー、レブ・ビーチ、というギタリストをフューチャーしたベーシストのアルバム、そのリーダーが上原ひとみのグループでびっくりした思い出があるトニー・グレーですから聞いてみたくなります。布袋寅泰なんて言う人もいるのですからこのギター小僧団体戦は強力です。

1曲目知らない人ですがNir Felder という人、メセニーとウエスの香りがしてなかなかジャズ的なスタートです。
2曲目はこのベーシストの叔父にあたるマクラフリンとの共演、もちろん叔父さんの懐を借りた、そして叔父さんもいい演奏をしようとしているのが感じる演奏です。
上原ひとみのトリオでこのエレベを聞いてとにかく驚いたのはみなさん一緒でしょうですから、多分もっと特異なエレキ・ギターとのコラボどうなるかはとても楽しいところです。
3、4、9曲目はデヴィッド・フュージンスキーとのコラボ、3曲はこのアルバムで一番多い共演ですが、“ Freedom Jazz Dance”と“ Solar”を演奏するので、一番面白いかも、ベースもジャズ・ベースです。フリーダムのエレベ・ソロきちんと聞いてもヴィトウスからの変革が感じてとても面白い、いやギターも面白いです。
ということでギター好きにはたまらない一枚ではないでしょうか。あまりギター小僧知らない私でも個性が違うギタリストを楽しむことができます。
4曲目は、スペーシーなベースソロの後、まるでNguen Leが弾くようなベトナム・ライン。
5曲が布袋さんで静かに始まって最後は弾き切りになるロック。
6曲目のReb Beachはjazzラインを作りながらフュージョンもというギタリスト、この人うまいかも。
7曲目、マイク・スターンの音が大きいと感じるのは感覚でしょうか、不思議なスターン世界をここでも作るのはすごい。
そして9曲目が“Solar”だからかなり楽しい展開です。
そして最後、このアルバムでは初めての人Fabrizio Sotti で“Someday My Prince Will Come ”でこの曲だけ変わってアンコール曲みたいにジャズらしく流れていい感じで終わります。

さてフュージョンのアルバムをほとんど語れませんが、ギター選手をそろえてグレイ君、しっかりまとめてこれメダル(フュージョンとしては)あげてもいいんじゃないですか。
フュージョンの新鮮さのなかではベストに入ると思います。



ELEVATION / TONY GREY

TONY GREY (Bass,Keys Track1,5
Minu Cinelu (Percussion)
Romain Collins (Keys)
David Throckmorton (Drums)

1. Guiding Light feat.Nir Felder
2. Chicks Chums feat.John McLaughlin
3. Freedom Jazz Dance feat.David Fiuczynski
4. Floating River Yangtze feat.David Fiuczynski
5. Galactic Samurai feat.Tomoyasu Hotei
6. Elevation feat.Reb Beach
7. Walking In, Walking Out feat.Mike Stern
8. Dil Chahata Hai feat.Nil Felder
9. Solar feat.David Fiuczynski
10. Someday My Prince Will Come feat.Fabrizio Sotti
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ホテルのダイニング支配人 THE JOURNEY / MIKE DEL FERRO

2013-11-01 22:11:37 | 聞いてますCDいいと思う


マイク・デル・フェローはイタリアのオペラを題材にしたものが大好きだけれど、ここのところご無沙汰している。
ステージも2008年の横濱ジャズで見てその時アルバムを買ったのが最後だった。
ほかのアルバムを買う時にネットで見つけて少し古いけれど買ってみた。

1曲目アーシな雰囲気でアコからエレピに移ってカッコ良いけれど終わり方がプッツンなのには一寸吃驚。
2曲目はフェローの落ち着いたとても感じの良い曲。この人本当に上手く聞かせる名人という感じです。
3曲目がベースはエレべの“キャラバン”
4曲目は“In the Wee Small Hours of the Morning ”を子守歌のように、この歌の愛おしさや安らかさが良く出た演奏です。
6曲目はシンセの音をバックにバッハの“Ave Maria”でフェローらしい選曲、7曲目はアコピとエレべのうまく組み合わさった曲。
8曲目“Autumn In New York”のベースはアコ―ステックで音が良い、この人37歳だそうですがオランダのベーシスト、エレベの方は普通の感じ。
10曲目はフェローのとても美しい曲で美しく盛られたデザートを眺めるよう。
それにしてもほかにマイルスの“All Blues””モンクの“I Mean You ”“いそしぎ”に“モナリザ”なんだからどのような基準で選曲しているのやら。
しかしこの人なんでもできてしまいます。それも高い水準で。
なんだか、なんでもであるホテルのダイニングの支配人のような感じです。

ただ個性あるフレンチやイタリアンのお店のような絶大な人気は取れないかもしれない。ジャケを見ても想像つくか。しかし高い水準のピアノです。

THE JOURNEY / MIKE DEL FERRO

MIKE DEL FERRO PIANO KEYBOARDS
JEROEN VIERDAG ELECTRONIC AND ACOUSTIC BASS
BRUNO CASTELLUCCI DRUMS



1 Benny Golson
2 Miron
3 Caravan
4 In the Wee Small Hours of the Morning
5 Idrobas
6 Ave Maria
7 The Woolf
8 Autumn In New York
9 All Blues
10 E-Ballad
11 The Shadow of Your Smile
12 I Mean You
13 Mona Lisa
14 Brazilian Excercise
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