RoboCup の世界大会で、Junior の競技は最終日は SuperTeams の競技を実施します。まあ、他のチームと組んで、何らかの協力プレイをする競技ですね。
そして、なぜか、Rescue Line と Rescue Maze は、本来のルールとは全く関係の無い、競技が、その場で発表されます。
今回の Rescue Line の SuperTeams のルールは・・・サッカーでした。
サッカーのコートを借りて、白いタイルを敷き詰めます。真ん中に境界線があり、2台のロボットは左右にそれぞれ分かれて配置されます。それぞれのロボットは境界線を越えてはいけません。フィールド内には黒と銀の被災者がばら撒かれているので、銀の被災者は黄色のゴールに、黒の被災者は青のゴールに入れる・・・というゲームです。(済みません、色は反対かもしれません)
被災者の色を見分けて・・・自ゴールに入れるのか、相手に渡してゴールしてもらうのか・・・なかなか協力プレイとして面白いルールです。
ただ・・・競技としては・・・きちんとできているチームはほとんどなく・・・競技進行停止(再スタート)しまくりの、確率論的な競技になっていました。(苦笑)
さて、もう一方のサッカーの話ですが・・・
こちらは、SuperTeams ではなく、 Technical Challengeです。(だったと思います。)
レスキューがサッカーをやるのであれば、我々がレスキューをやらない訳にはいかない・・・というような説明があったそうです。
白い線で経路が作られて、経路に沿って進んで、その先にあるゴールにシュート!
済みません・・・ルールをちゃんと把握してません。
サッカーのチームにとっては、けっこう難しい課題のようで・・・前に進むのは出来るのですが・・・右に回って戻る・・・ところが、難しいようでした。
もう一つ、Technical Challenge で、面白いな~と思ったのがこれです。
フィールドの上に何やらテープが貼ってあります。
最初は、何をやっているのかが判らなかったのですが・・・後で聞いたら・・・磁石が貼ってあるのだそうです。
磁石を置いて、コンパスセンサーを使えなくしている状況で、サッカーをするチャレンジなのだそうです。
サッカーも時代的には、コンパスセンサーからジャイロセンサーに移行しているそうなので、なかなか良い試みではないでしょうか?
レスキューでは、コンパスセンサーを使っているチームはあんまり居ないと思いますが・・・わざとフィールドに磁石を置いて、磁気を使えなくするのも良いと思います。(そのためには、先ず、ルールの1.9.3:磁気の干渉を最小限にするために努力する、というのを取っ払う必要がありますね。)