ドイツ人のJAN君が我が家にホームステイしていた2016年の夏の話・・・
土曜日には、JAN君と花鳥風月のメンバーと一緒に高尾山に登りました。
高尾山と言えば・・・東京の幼稚園や小学校の遠足で良く登りますよね。
私自身、小学校の遠足でも登りましたし、子供の幼稚園の遠足に同行したこともありました。
往路はケーブルカーで途中まで登りました。
その後は1号路で山頂まで登りましたが・・・残念ながら富士山は見えませんでした。
復路はリフトに乗りました。
・・・まあ、面白かったです。
で・・・我が家に帰って来てからのことですが・・・
登山で汗をかいたので、近くの温泉に行くことにしていました。
しかし、外国人には「真っ裸で他人と一緒に大きなお風呂に入る」というのは、一大決心のようです。
昨年 Lukas 達が来た時に「この後に温泉に行って大きな風呂に入るよ」と言ったハズだったのですが、私の発音が良くなくて I will go to big bath ではなく big bus と解釈されていました。
「大きなバスに乗ってどこに行くのだろう?」と思っていたそうです。
温泉の近くになって、「大きなお風呂」ということが分かり、「僕たちは水着を持ってきていないよ」「大丈夫、水着は必要無い、だって何も着けないから」という説明でちょっとパニクっていました。(笑)
という経験から、事前に「大きなお風呂に入る時は、何も着ないでみんな一緒に入るよ」ときちんと説明しておきました。最初、「う~んそれは難しい」と拒否反応を起こしていたのですが・・・
高尾山から帰ってきて「どうする、これから温泉に行こうと思うけど、どうだい」と確認すると「う~ん、行きたくない」と言われてしまったので、しかたなく「じゃあ、我が家のお風呂で汗を流そう」とお風呂を沸かしました。
しかし、待っている間に、JAN君は自分で「銭湯」というキーワードで調べてみて、ある程度内容を把握したようです。
少ししたら・・・覚悟を決めたように、「貴方たちが行くなら、私も行く」と言い出しました。「うん、じゃあ、これも経験だから行こうか」
と、いうことで、結局温泉に行くことになりました。
もう、覚悟を決めたのか・・・ロッカールームで服を脱いで、皆でお風呂場に向かいます。
「最初に体を洗うんだよ」「風呂のお湯にはタオルを入れないでね」「身体が熱くなったらお湯から出て休んでね」と注意事項をいくつか確認して温泉へ・・・
最初は、とっても緊張した感じでしたが、すぐに温泉を楽しんでいました。
「これは、私にはとても特別な経験になりました」と言うJAN君
温泉から出たら、冷たい牛乳(コーヒー牛乳とか)を飲むんだよ・・・と、一応すべてのイベントをこなして、その日のミッションをコンプリートしました。