このあいだから、養老孟司さんにあらためてハマりかけ(゚ω、゚)
YouTubeにたくさん動画があるし、手許に7-8冊本もある。
こんな森の運営にも携わっていたのは知らなかった。
山梨県だから、鎌倉からは距離があるし、クルマには乗らないそうだけど、月に数回子ども相手をしているんだね。
愉しいのだろうなあ♪
大田昌博さんという方の所有地だそうです。
街から山へ参勤交代・・・ハハハ、さすが養老先生 . . . 本文を読む
※イギリスに関する文学・歴史の本を集め、読んでいく途中で、道草を食うことに決め、この鼎談集を手に取った。
以前から「戦争文学」には関心があった。太古いらい無数の戦争があるうち、とくに第二次世界大戦中の、日中戦争、太平洋戦争・・・すなわちわれわれの戦争への関心が。
しかし、戦争文学らしい戦争文学、それが存在しない。
わずかな例外が、大岡昇平と島尾敏雄の作品である、とかんがえていた。なぜこういうこ . . . 本文を読む
開高健さんについては、これまでにも取り上げたことがある。
最近では「影絵の中の歳月 ~開高健をめぐって」(2018年7月)。
https://blog.goo.ne.jp/nikonhp/e/69989d53e87c5e306c0a3b03b1463427
これもすでに書いたことであるが、同時代の石原慎太郎でもなく、大江健三郎でもない。
開高健なのだ。
(過去の記事と一部重複してしまうことをお許 . . . 本文を読む
2回目だったか3回目だったかよく覚えてない。
「思考のレッスン」「文学のレッスン」、インタビュアーの湯川豊さんもうまいが、何といっても、丸谷さんの博覧強記ぶりと見識の高さに脱帽だにゃ(~o~)
つい読まされる、ほとんど愛読書。
すごい人がかつて生きていたのだ。少々ムキになって田山花袋の「蒲団」や志賀直哉を徹底的にけなしている。だけど、丸谷さんの小説はすでに読まれなくなっている。
文学史の皮肉。 . . . 本文を読む
「近代日本の百冊を選ぶ」(講談社1994年刊)の何が好奇心を刺激してやまないのかというと、伊東光晴、大岡信、丸谷才一、森毅、山崎正和の5人による100冊の選考経過。
「いま読んでおもしろい名著」が、5人の知性によって座談会形式で討論されている。
何を選び何を選ばないか、それ自体が最高にエキサイティング!
文学書だけではない、この百冊によってあぶりだされてくる日本の“近代”と、読者はどう向き合っ . . . 本文を読む
■「ウィルスVS人類」(文春新書 2020年6月20日刊)を読む
つぶやきで取り上げたように2本の座談会を収めた新書を読み、“新型コロナウィルス”について、少しお勉強させていただいた。
母屋にはTVがあるが、わたし自身はTVを卒業してしまったので、新型コロナウィルスについても、最小限の断片的な知識しかなかった。
今日は何人が感染した、今日は何人が・・・と、こうるさいほど報道されている。
し . . . 本文を読む
若いころから念願であったチェーホフの「ワーニャおじさん」を、ようやく読むことができたので感想を書いておく。
なんといっても、戯曲は小説に較べて読みにくい。
お芝居(新劇)など観覧したことのないわたしには、舞台の様子が脳裏に浮かんでこないのだ。
要するにお芝居を上演するため、セリフと、わずかなト書きからなっている。だからある意味、自分が演出家とならなければならない。
「たぶんこうだろう。いやこう . . . 本文を読む
■「おどろきの中国」橋爪大三郎、大澤真幸、宮台真司(講談社現代新書 2013年刊)レビュー
すぐそこの超大国、中国をどう理解したらいいのか(・_・?)
これはたいへん大きな、大きな問題なので、こういうカテゴリーの中で、何かおもしろい本はないものだろうかと、何年も前から探していた。その「読みたかった本」にぶつかったのだ。
知的な興奮をたっぷりと味わうことができる。三人の現代日本を代表する社会学者が . . . 本文を読む
■「ふしぎなキリスト教」橋爪大三郎 大沢真幸(講談社現代新書 2011年刊)
Amazonのレビューを参照しようとクリックしたら、何となんと、142件ものカスタマーレビューがあった。これだけあれば、わたしの出る幕はないだろうなあ(。・_・)
すでに何人かが、同じようなことをレビューしている。
15万部突破とオビに誇らしげに書いてあった。それからさらに売れているだろう、現在いったい何万部になったか . . . 本文を読む
なかなかエキサイティングな対談、知的刺激に満ちた数時間を過ごすことができた。
的場昭弘さんの本ははじめて読む。
わたしの日頃の問題意識に多くのことばがグサリ、グサリと突き刺さってきたので、さっそく的場さんの「超訳『資本論』」(祥伝社新書)も昨日買って帰った。
本は寝ころがって読むクセがすっかり定着してしまったので、文庫本、新書がいたって重宝(^^♪
マルクスも「資本論」もほとんど知らないという読 . . . 本文を読む