二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

残暑に遇う

2011年09月07日 | Blog & Photo
人ながらえて残暑に遇う ・・・種田三毛猫 ムハハハ。 今日は雲一点ない快晴。 強烈な紫外線と日射しの中、古書店やらスーパーやらをふらふらしてきた。 現在室温31℃、湿度48%。 . . . 本文を読む
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ラピスラズリな気分になって(ポエムNO.53)

2011年09月07日 | 俳句・短歌・詩集
塩の湖なんて見えはしないのだけれど 突然部屋の外からキジバトの声が聞こえてきて 向きあったパソコンのディスプレーから気がそれる。 数分でその声は聞こえなくなってしまう。 いつものように。 ぼくがキジバトならウイグルまででかけていって 碧(みどり)の眼をした少女に恋ができるのに。 人が人であるとは きっと因果な運命を甘受しなけりゃなんない ・・・ということだね。 . . . 本文を読む
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時間のしっぽ(ポエムNO.52)

2011年09月07日 | 俳句・短歌・詩集
ことしも南方から台風がやってきて多くの災害をもたらした。 柿の木の下にツクツクホウシの死骸がころがっていてね それは太古からくり返されるこの地方の紙芝居の背景なのさ。 自然現象という地球規模の循環サイクルが この島に住みついた人びとを数千年間悩ましている。 終わったはずの夏のかけらども。 風景からその傷が癒えるために どれほどの歳月が必要なんだろう? 明治三十九年九月十九日。 病苦とたたかいつつ 「仰臥漫録」を残しひとりの男が死んだ。 鶏頭の花を見ていると . . . 本文を読む
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