妄想のはらわたに火薬をつめこみ
さびしい野原に古ぼけた大砲をひきずりだして
どおぼん どおぼんとうってゐようよ
萩原朔太郎「大砲を撃つ」より
朔太郎にそそのかされて
こんな野原までやってきた。
地はみどりだが空は銀色
右が利根川。
ほらほらきみのこころからあらわれた 色鮮やかな笹船がいったりきたり
この銀色の空の下を。
パリではなくここは前橋
ニューヨー . . . 本文を読む
(左改版、右旧版)
ドーデーの「風車小屋だより」(岩波文庫)の待ちに待った改版が、ようやく刊行された(^^♪
桜田佐さんのあとがきをふくめ226ページだったのが、文字がやや大きくなって278ページ。
それに有田英也さんの解説、年譜つき。そのほか表紙の風車の挿絵が変わり、ばったがバッタとなるなど、表記の見直しもなされている。
この本は100円コーナーにあったので、見つけると買い、また買い . . . 本文を読む