Love Camera

今日はふと思いたって、「カメラの肖像」を独立したアルバムにすることにした。
そんなにたくさんのカメラを、日常的に使用しているわけではないし、ライカやハッセルのような国宝級のカメラを所有しているわけでもない。

だけど、わたしの場合、フォトへの愛情は、どこかでカメラへの愛情につながっている。
カメラアイは、カメラ愛なのかもしれない。

カタログが好きなので、新型カメラが発売されると、必ずといっていいほど、もらってきて眺めるというクセがある。買う、買わないは二の次(笑)。

若いころからそうだったので、キヤノンAE-1、ニコンF2、オリンパスOM-1のころから、大量のカメラカタログをストックしてある。


フィルム時代のカメラに比較し、デジタルになってからは、見ていて飽きない・・・というスタイルのカメラがとても少ないような気がする。コンデジはプラスチック製のつるつるしたボディがふえた。
こういうものには、愛着がもちにくい。
FUJIもファインピックスシリーズはこういう「いまどき」のスタイル。
ところが、Xシリーズは、先祖返りしたというのか、クラシカルなスタイルをデザインインコンセプトにしているせいで、何ともよい風格をもっている。







X20はXシリーズの中では末弟に近い存在。だけど・・・むろん半分はわたしの贔屓目だとしても・・・それなりの美しさが感じられる。
アナログ操作部を要所、要所に配してあるのも○。
全盛期のレンジファインダー機を、現代風デザインにブラッシュアップしたような、レトロな味わいをただよわせている。

これをきっかけにして、アルバムを独立させる。

カメラを肖像として撮るというのは、少々マニアックな趣味かしら？
だけど、思い入れのあるカメラは、ついつい、いろいろな背景の中に連れ出して、肖像を残しておきたくなる。それを眺めながら、そのカメラを手にして、街の風景の中を歩いていく情景を思い出したり、思い描いたり・・・。

そうして、撮影意欲を高めていくのだ、ともいえるだろう(^-^*)/