このあいだ、ちょっと古いカメラの情報誌を読んでいたら、ニコンには「ニコンショップ」と称するニコン製品の専門店があることがわかった。日本国内ばかりではなく、海外にもある。しかし、売り上げだけなら、この10年ばかりキヤノンに圧されているし、デジタル時代となって、ニコンのアドバンテージはほとんどないにひとしい。
ニコンショップはいまでは存在しないだろうと推測しつつしらべてみたら、少数ながらまだ生き残っている(^^;)
わたしの独断と偏見によれば、ライカとニコンは、35mmカメラの二大ブランド。
日本のニコンは、世界のニコンなのであるが、それはフィルムカメラ全盛期のはなし。
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&langpair=en%7Cja&u=http://www.graysofwestminster.co.uk/
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&langpair=en%7Cja&u=http://www.wexphotographic.com/brand/%3Fnikon
いまこれをgoogleの翻訳で見ている。
F3をつかいはじめて、その操作感、ファインダーの切れ味に陶酔しているわたしは、書斎の棚をひっくり返し、往年のカタログやMOOK本をいくつか撮影してみた。
カタログはわたしがキヤノンAE-1で一眼レフデビューしたころからのものが、50冊くらいある。20世紀から21世紀に移るころに5~6冊の本を、古書店などで集めたりした。
かつて学研から「中古カメラGET!」という月刊誌が出ていたのをご記憶の方もいるだろう。さっきしらべたら、プレミアがついているものがあるので驚いた(*_*)
http://www.vipcamera.jp/product-list/28
この雑誌は、10冊くらいもっていて、かつて処分しようとしたことがあったが、捨てられずに本棚にならんでいる。この雑誌に掲載されている相場と、キタムラの中古ショップの相場を比較してみると、国産フィルムカメラの中古価格は、ごく一部の例外をのぞき、3割~5割下落している。
わたしあたりの世代でいえば、「かつて欲しかったカメラが、2、3万円で手に入る」という“夢のような”時代なのである(笑)。
ただし、電磁レリーズのAE機種は、99%修理不能であるから、購入にあたっては注意が必要。
たとえばニコンF3の場合でいうと、人気機種だったため、F5発売後まで製造がつづけられていたので、Fの14年をはるかにしのぎ、20年という販売期間最長不倒記録を打ち樹てた。そのF3がなぜ製造中止に追い込まれたのか? まだまだ売れていたというのに!
理由はただ一つ・・・部品、とくに電気(電子)部品の調達がむずかしくなったからだという。
ニコンのファンは、こんなエピソードに一喜一憂できる人種なのであ~る(~o~)