二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

2千年前の歴史家・タキトゥスを読む

2021年04月18日 | シャッフル/books
読もうと思ってから、何十年(笑)。
「ゲルマーニア」について書かれた最古の文献。現在半分ほど読んだところだが、おもしろい本である。
かなり専門的でわからないところも多いし、注釈がてんこ盛り! それを煩わしいとかんがえてはならない。
この岩波文庫、文章は古めかしく“学術的”。新訳も出ているかしら(´・ω・)?

コルネリウス・タキトゥス(55年頃~120)はローマの執政官を務めた。
岩波文庫にはほかに「年代記」上下巻が収録されている。
「ゲルマーニア」で異邦を、「年代記」でローマを描いている。
モンテーニュを読むと、その影響でギリシア史、ローマ史が読みたくなる。わたし的には、基礎訓練は塩野七生さんの「ローマ人の物語」でしてある^ωヽ*

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